俺が『性』と言うものに目覚めたのは、中学一年位の時でした。
でもそれは同級生の女の子とかではなく、母が性の対象の一番でした。
母は当時まだ31才、祖父56才と三人で暮らしてました。
母の裸を覗きたいな、母の身体に触れたいな、その思いは日を追うごとに強くなっていく俺でした。
中学二年の時、積もり積もった気持ちに負け、寝てる母の身体を触ろうと、深夜母の部屋に向かいました。
しかし部屋に母の姿はありませんでした。
何故いないんだろう、向かいの祖父の部屋を何気なくちょっと覗く、そこには裸のまま横になっている、祖父と母の姿がありました。
寝入っていたようでした。
中学二年ですから、その姿がセックスし終わって、そのまま寝てしまったのが即わかりました。
『なんでこんなことになってるんだろう』
そう思い、立ちすくんでました。
祖父に寄り添うように寝てる全裸の母、念願だった母の裸に興奮し始めてました。
『近くで見たい』
そう思った俺は、足音に細心の注意を払い、ゆっくりと歩みを進めました。
横を向いて寝てる母、仰向けに寝てる祖父、横に少し丸くなるように寝てる母のお尻をまず見ました。
お尻、そして性器も見えました。
胸、横になってるため深い谷間、そして茶色い乳輪と、その先の乳首も見ることが出来ました。
お尻や性器、胸を交互に見てると、母が少し動きました。
『真一!』
母が驚いたように飛び起きると、それに気づいたように、祖父も飛び起きました。
最初はあたふたした様子の祖父と母でしたが、祖父がバレてしまったのは仕方ないと開き直ると、母も少し落ち着きを取り戻したようでした。
そこで聞かされたのが、俺は祖父と思っていた人物は実は父、父娘の関係の間に出来たのが俺ってことでした。
祖母が若くして事故で亡くなってることは知ってました。
幼かった母は、亡き母親の分の愛情を父親に求め、父親も娘に愛情を注いだ結果、そのような関係へと進んでしまった、そう説明されました。
それまで、俺の父のことを、祖父と母は、付き合ってはいけない男性と付き合い、その結果俺が出来たため、父はここには存在しない、そのような説明をされてました。
でもその父親は、意外なことに、一緒に住んでいた、そうゆうことになります。
驚いた、ショック、そうゆうのは俺に一切なく、淡々と祖父母の話を聞き、それが飲み込めました。
今度は俺が話をする番でした。