私24歳、3ヶ月前に協議離婚をしました。
彼の家から荷物を実家に送り、最後の手荷物だけを持って家を出るとき、
父と弟が車で迎えに来てくれました。
母は私が15歳の時に亡くなっています。
実家までは車で7時間ほどかかり、途中温泉旅館に泊まることにしていま
した。
温泉で体を癒し、おいしいご馳走をいただき、親子三人水入らずで寝るこ
とにしました。
「お父さん、たった1年しか持たなかったよ。」
「そうか、仕方ないじゃないか。これからはまた父さんたちと一緒に暮ら
そう。」
「そうだね。」
そんなことを話しながら布団の中で泣いていると、
「千恵、こっちにおいで。」と、父が掛け布団を捲って招いてくれまし
た。
私は父の布団に入り、しばらく父の胸で泣いていました。
すると、弟の敏夫が私の後ろから抱き付いてきたのです。
「姉ちゃん、昔のように3人で一緒に暮らそう。」
「敏夫。ありがとう。」
母が亡くなって3回忌を終えた17歳の頃から、私は父と関係が出来てい
ました。
その頃は父に呼ばれたときだけ夜中に弟に分からないように父の部屋に
行ってセックスをしていました。
その頃はまだセックスの良さも分からず、最初のときは痛かっただけでし
たが、ただ父を受け入れていると安心できたのです。
しかし、半年も経つとセックスの良さが分かってきて、時には父とラブホ
テルに行くようになりました。