あれから音沙汰なかったが、娘から電話があった
今から遊びに行くからと。まだ早い午前
母親が仕事に出かけた後電話してきたようです
駅まで迎えに行くと青いサマーセーターに包まれ
少し短い真っ白なスカート姿の娘がポーチ片手に
改札から駆けて来る。オシャレな麦わら帽子が
脱げないように抑え駆けて来る
背は高いけど体の線はまだ細い、けど丸くなった
部分がはっきりしてきている
子供だと思っていた娘はしっかり大人へと向かって
いるんだなって思いました。
「お父さーん」
そう言ってハアハアと息を切らし腕を取ってくる
微笑ましい光景だと廻りは思うだろう
冷たい物でもと喫茶店へ入り奥のテーブルを選び
しばらくお話しをした。あれから母親とはどうだとか
相変わらずだけどあまり気にならなくなったと言う娘
今朝も一悶着あったようだが言われるままスルーした
そう何でも無いよ、エヘッと伝えてくる。
以前なら泣きたい気持ちだったかもしれない。
この子は成長してると感じました。精神的にも肉体も
ジュースを飲む仕草それにも色気を感じてしまった。
上目使いの目が子供と思えないくらい艶っぽく感じる。
話しも落ち着いたので家へと向かう。期待していいのかと
情けない考えを起こしながら並んで歩く。姉の時とは
違った興奮を覚え階段を昇っていく
部屋に入った娘はあの後のこと、喫茶店では出来なかった
初体験のことを話し出した。リラックスした表情がうれしい
二日ほどは痛かったけど今は平気、全然後悔なんかしてない
そうはっきり言い切ってくれた。
「おとうさんは満足してないでしょう?」
そう言って指を絡めてくる。小さい手と大きな私の手が絡み合う
娘を引き寄せ胸に頭をうずめさせる。しばらくそうしたい気持ち
だったから。心臓の鼓動が聞こえているのだろう
「ドクンドクンて大きい音だね」
娘の方から顔が近づいて私の唇を奪ってきた。もうぎこちなさは
感じない。だからそのまま大人のキスで応えてあげる
舌がからみ合う、そのまま押し倒した