少年との体験

ダイチという名前の息子(次男)がおりまして、その息子の友達である翔馬くんという少年
について、以前投稿させていただきました。（「息子のサッカー合宿にて」というタイトル
です。）その後、ダイチと翔馬くんは中学のサッカー部でもチームメイトになり、仲を深め
ていきました。今回の投稿は、彼らが中学２年の夏休みのできごとです。

　ダイチは14歳になり、身長は170cmに届きそうなほどでしたが、翔馬くんは誕生日も遅く、
少し小柄で160cmを越えたくらいの背丈でした。２人とも夏になると真っ黒に日焼けして、
ヤンチャ盛りというか、思春期まっさかりといった感じでした。高校生の長男はアルバイト
や友達付き合いなどで家を留守にすることが多くなりましたが、次男のダイチはまだ中学生
ということで（反抗期ではありましたが）家の中でもワタシと顔を合わせる時間が多くあり
ました。親友である翔馬くんもよくうちに遊びにきていました。テスト前は一緒に勉強をす
るなどと言っていましたが、実際にはダイチの部屋で、お喋りやスマホゲームをして遊んで
いるようで、仲のよさそうな笑い声がよく聞こえていました。サッカー部はそれほど強豪と
いうわけでもなく、わきあいあいと楽しく活動しているといった感じでした。

　夏休み最後の土日に、地区で夏祭りがありまして、出店などもありますので中学校の生徒
さんたちもたくさん集まります。土曜日の夜は翔馬くんがわが家へお泊りにくる予定になり
ました。もちろんお互いの親同士が承認の上で、です。翌日の日曜日にはプールへ遊びにい
き、夜はまたお祭りに出かけるという予定のようです。地域の子どもたちは毎年、この夏祭
りの２日間をとても楽しみにしています。

　祭りの初日、土曜日の夜、息子のダイチと翔馬くんが家へ戻ってきたのは22時を回ってか
らのことでした。主人はリビング（１Ｆ）で寛いでおり、長男はまだ帰宅しておらず、ワタ
シはダイチと翔馬くんへ、すぐに風呂（１Ｆ）に入るようにと促しました。長男が帰ってき
たらすぐに入浴できるように、先に入ってもらっておきたかったためです。ダイチと翔馬く
んは中２になっても一緒に風呂に入れるほどの仲です。小学校時代からサッカー合宿などで
何度もハダカの付き合いをしていますので、慣れっこになっているようです。「入っている
間にバスタオルを持っていくから」とダイチに声をかけ、なにしろ帰ってきたそのままの流
れで、浴室へ向かわせました。翔馬くんはリュックを持参していて、寝間着として使うＴシャ
ツやハーフパンツもリュックの中に入っているとのことでした。

　(続きます。)