加奈子です。
最後になるかもしれません。
彼との情事のあと、あたしが帰りませんでした。
彼が好きだから、とか一緒になりたいとかではなく・・・あの日、頭がショートしてしまって、帰るのがすごく怖くなってしまって・・・
夫と顔を合わせたら、すべてバレてしまいそう・・・
そんな感じでグズグズしていると、彼も優しくしてくれて。
この日、夫は23時には帰宅しているはずだったので、21時すぎには彼の家を出て、すべての痕跡を消して、妻としての顔を作っているつもりでした。
しかし、彼に女性器も排泄器も犯され抜いて・・・ふらふらで洗面台の鏡で自分の顔を見た時、あたしはぎょっとなりました。
誰、これ・・・?
汗でメイクが落ちてみっともないのもあったんですが、若い彼に激しく攻められて、一気に老け込んだような顔・・・なのに目がギラギラしてて、エロい顔をしてて・・・あたしは貞淑な妻も顔を作る自信がありませんでした。
彼のお母さんの下着とパジャマを借りると、ごはんを後片付けをしながらぼーっと考え事してました。
あたしは彼の、恋人?
けど、なんだか・・・母親みたい。
彼も何度か射精して冷静な目であたしをみて、結婚したいなんて思うのかな・・・
あたしはお茶を入れると、彼と隣に座って聞いてみました。
「本気なの?あたしと一緒になりたいって・・・いつまでも、こんなことしてたら、ホントに妊娠しちゃうよ・・・?」
そういうと、彼は
「産めばいいじゃん・・・先生、黙ってたら絶対にばれないよ。俺、先生と同じB型だし」
あたしは大人になって、
「ダメよ。あたしをからかってるんでしょ?こんな年増が、若い子に股広げて・・・おちんぽに狂ってるの見て楽しんでるんでしょ?」
あたしはわざとドギツイ言い方をした。
自分が惨めで惨めで・・・こうでも言わないと、彼の本音を聞いたときに、自分を保つ自信がなかった。
彼があたしと一緒になるつもりはない・・・ずっと今の関係のままでいたい・・・そんな心の声を今のやりとりで感じてしまった。
彼はあたしを抱き寄せると、膝の上に座らせて、胸と股間の中に手を入れてきた。
ノーブラで重力に負けているあたしの乳房を持ち上げて、乳首を強く摘み、自分の母親の下着の中に手を入れて、茂みのなくなった恥丘を手で覆い、皮の上から敏感なお豆をいじってきた。
あたしは特に抵抗もせず、されるがまま彼のいたずらを受け入れて、そのかわり口で彼がその気もないのに、欲望のまま人妻のあたしを手篭めにしたことを何度も詰った。
最初は絶対に感じてやるもんかと、気を張っていたのですが、少し時間をおいたとはいえ散々弄られて敏感になっていた熟女の身体はあっさりと裏切って、すごく甘い快感をあたしに送ってきた。
「先生、ずっと俺の恋人になってよ」
「嘘ばっかり・・・セックスだけできればいいんじゃない・・・代わりなんていくらでも」
「先生だけ」
クチュクチュ、音がして彼のお母さんのパンティに蜜を垂らしてしまいました。
「ダメ、汚しちゃうから・・・」
あたしがそういうと、彼はパジャマごと下着を脱がして・・・濡れたその部分の匂いを嗅いでいるのです。
あたしが汚したとはいえ、実の母のパンティに舌を這わせて・・・
自分も下半身だけパジャマを脱ぎ捨てると、覆いかぶさってきました。
彼の元気な♂は・・・もうおちんちんなんて可愛いもんじゃなくて・・・女を泣かせる立派な牡の性器でした。
あたしで自信をつけたペニスは、奥深いところを何度も何度もついてきて、あたしはそのたびに罪悪感が薄れて、彼への思いで胸の中がキューっと苦しく、そして甘く痺れて行きました。
彼はびっくりするぐらい回復が早くて・・・あたしの膣の中に精子を吐き出しても、少し休んだらまた求めてきました。
「田中くん、また出した・・・」
あたしは彼に抱かれながら、本気でピルを飲もうと決意してました。
夫とは10年以上避妊しなくても妊娠しなかったけど・・・彼に犯されてたら、絶対にできちゃう・・・
そんな予感がしていました。
もう帰るから・・・
あたしがそういうたびに彼はあたしを抱き寄せて、ぐったりしたペニスを唇に押し当ててきて・・・
愛液と精液で凄いニオイを放つ彼のペニスに舌を絡めると、信じられないことにまた大きく、固くなるのです。
そして、また獣のような情交を交わし・・・最後は四つ這いになって後ろから彼を受け入れ、彼の睾丸に残った最後の精子を子宮に膣に流し込まれたと、開ききった穴から流れ出る名残を拭う元気もなく、ふたりとも精魂果てて眠ってしまいました。
目が覚めたのは深夜3時。
携帯にはほんの一時間前まで夫からの着信とメールが何通も入ってました。
あたしはもう彼の女になってしまった・・・夫からのメールを涙しながら、開くと。
「今晩は仕事で帰れないから、先に寝ててくれ」
夫は普段も帰りが遅く、仕事で終電を逃し、始発で帰ることもしばしばあった。
こんな偶然ってあるんだろうか?あたしは思いがけない幸運に感謝しました。
しかし、これが幸運でもなんでもなく、あたしにとって信じたくない、出来事になりました。