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このお話はフィクションです!!
自分で言うのも何だけど、?年の前の高校時代は遊んでました。
遊ぶと言っても女子校で、男と縁が少ないので、男遊びじゃなく万引きや酒な
ど。
いつも4人で連み色々してたけど、後々考えると大事は起こせず、何処か世渡
りが良いいい子ちゃん達で
例えば「タバコは、髪に臭いが付きやすくバレやすいからダメ」など、ルール
を作っていたので
一度もばれませんでした。
これは、その高校時代の話しです………
連んでいた3人の名前は、仮名で春菜、夏子、秋実(私)、冬江とします。
高校から少し外れた団地に寂れた駄菓子屋がありました。
春菜が駄菓子屋で万引きしようと提案し、駄菓子屋に向かうと、
いつも店番をしてるお婆さんはいなく、小学生ぐらいの男の子が店番をしてま
した。
春菜「あれぇ~ボクぅ、いつものお婆さんはどうしたの?」
積極的な行動するのは、いつも春菜です。
男の子「婆ちゃんは、夕ご飯作りに出かけてる」
…作りに出かけてる? 買い物の事かなと考えながら春菜と男の子の対応を見
ます。
秋実「ふぅーん。もしかして一人で店番してるんだ? 偉いねー」
チラっと冬江の方を見ると、冬江もチラっとこちらの方に視線を送り返しまし
た。
・私たちが行っていた万引きの手法は、実行犯をローテで回してそれ以外の1-
3人が
店員を引きつけるという寸法でした。
今回は、春菜、夏子、私が定員を引きつけ、冬江が万引き実行者です。
春菜「聞きたい事があるんだけど、ちょっとこっちに良いかな?」
春菜が、男の子の手を掴むとグイグイと引っ張っていきます。
…えげつない。相手が子供だからって強引に店番を外に連れ出すようです。
男の子を人目が付かない駐車場の隅に引っ張っていくと、男の子が逃げられな
いように
3人で囲みを作りました。
しかし、こういう強引な手段を使ったのは初めてで、内心ドキドキしていまし
た。
男の子の方は、女性とはいえ自分の身長より高い3人に囲まれ
これから何をされるのかブルブル震えていました。その姿が小動物を思わせ可愛
かったです。
夏子「ちょっとー春菜ぁ可愛そうじゃん。この子震えてるよぉー」
ケタケタ笑いながら、この状況を楽しんでいる夏子。上目遣いで夏子を見つめ
る男の子。
春菜が、男の子の視線と同じぐらいになるように屈み、柔らかく話し掛けま
す。
春菜「この近くにお花屋さんが有るって聞いてたんだけど、何処にあるか知ら
ない?」
この一言で男の子は、警戒心が解けたようで肩の力が抜け、饒舌に語り始めま
した。
男の子「近くの花屋ならーね、ここの道をズーーーっとまっすぐ行って
突き当たりを曲がって、もう一度曲がったところにあるよ」
…こんな事で店番してたことも忘れて、警戒心解いちゃうんだ可愛い。
私「それじゃあ解りにくいよねぇ 春菜」
夏子「てか曲がるったって右なの? 左なの?」
私「ボク、もう少し丁寧に説明してくれないかな」
男の子は「んーー」と考え始めると、自分の体を大通りに出たつもりか足踏み
を始めました。
たまに体の方向を変え足踏み。その姿がまたもや小動物を思わせドキドキして
しまいました。
男の子は足を止めると「まっすぐ行って左右」と答えました。
夏子「この子可愛いねぇー弟にしていい?」男の子を軽く抱きしめる夏子。
「年下趣味とかヤバいっしょ」とゲラゲラ笑うは春菜。
私はカバンからシャーペンと紙を取り出すと、「まだ、分かり辛いから地図を
書いてくれる?」と尋ねました。
男の子は、うんうん考えながら地図を書いていきます。
途中で間違えたようで消しゴムを貸してくれと頼まれます。
男の子「出来たよお姉ちゃん」
…おかげでたっぷり時間が稼げました。
「ボクありがとうね」と春菜はお礼を言うと「ボク、好きな色は何?」と男の
子に尋ねました。
「かっこいいから赤!」と男の子は即答しました。
たぶんナントカレンジャーの主役だからとか、そんな理由だと思いますw
「赤か……」
春菜が、私のスカートをたくし上げると「赤色」と満面の笑みで答えました。
ギャーなんで下着の色知ってるの? 何処かで覗かれた? というか何で見せてる
の? 意味あるの?
と赤面しながら思考が堂々巡り。
下着の色を知ってるのは、今日は体育の時着替えが合ったからかと結論を出
す。
夏子「サービス満点だねぇ お嬢ちゃん」
私「おっさんかお前は!」
訳が分からず頭を混乱させる男の子。しかし下着をチラ見してくる男の子。
春菜が、男の子の右腕を掴み「お礼お礼」と男の子の右手をガシッと掴むと、
私の股間の方へ手を誘導していきます。
春菜の狙いは解ります。
小学生ぐらいの男の子の性格を利用して恥ずかしい秘密を作らせてしまいま
す。
この年頃の子は、恥ずかしがってその事を黙ってしまう傾向があるので、それ
を利用しようとしてるのです。
男の子は抵抗するけど、顔を真っ赤にさせ、どうしようか迷ってる表情を浮か
べます。
内心男の子に好意を抱いてしまっている私は「触らせてもいいかな」とドキド
キしながら考えていました。
抵抗しつつも春菜に誘導された男の子の手が、私の股間のすぐにままで近づく
と
男の子は自分の意志でチョイと手を動かし股間に触れてきました。
その瞬間私自身に電気が走ったような感覚をうけました。
春菜と夏子を見ると男の子の方を見ていて、この事は気付かれてないようでし
た。
春菜「やだぁーあ、この子自分から触れたよ」 汚い物を触ったようにサッと
手を離す。
私「今日からあんたの名前はエロガキで決定」心臓がバクバク言ってるのを隠
しながら、なんとか声を出します。
夏子「じゃーねー坊や」
3人で勢よく逃げ出します。
冬江と合流すると、さっきの事を春菜がおもしろおかしくネタにして話し始め
ます。
春菜が艶っぽくこっそり「男の子の筆卸しをした気分はどうだった?」と耳打
ちしてきます。
こういう仕草は女の私でも色っぽいと思ってしまいます。
現に4人の中で一番男っ気があってモテていたのは、春菜でした。
私が冗談めかして「やだぁー」と答えましたが、その後ずっと筆卸しという単
語が頭の中を堂々巡りをしていました。