1年余り前から、甥の哲哉が私の住んでいる県内に単身赴任してきています。
哲哉が赴任し始めたときに、うちにあいさつに来たっきり会うこともなかったのですが、
4月になって、緊急事態宣言となり、姉(哲哉の母)から心配だからと頼まれて、赴任先のマンションを訪ねることにしました。
32になる哲哉は、自宅のある関西に妻子を残したまま、正月以降、帰省するタイミングを失い、
おまけに、テレワークのためマンションに引きこもりっぱなしの生活でした。
私の旦那さまもまた、テレワークでうちにずっといて、うんざりしていたところに
外出のきっかけができて、少しワクワクした気分でその日は、出かけました。
甥とはいえ、若い男の一人暮らしの部屋に入るのは、何十年ぶり?、何も意識していない
わけではありません。部屋は、小ぎれいにしていて、でも少し男の匂いもしてたりして・・・
明るく迎えてくれた哲哉に、作ってきた食べ物を食べさせながら、不自由な暮らしを
強いられていることを思い、色々と話を聞いてあげました。
哲哉は、仕事上のオンラインで、ディスプレイ越しに人と接することばかりで、
久しぶりに生身の私とリアルに会って話せることが、嬉しかったようで、舞い上がっていました。
私の心の中では「哲っちゃん、ずっとアレしてないんじゃないの?」って聞きたくても聞けなかったところに
哲哉の方から、「エロ動画も見尽くしちゃってさぁ」とか、ポロっと言ったことに反応してしまいました。