私たち親子の間に変化が訪れたのは、私が仕事の出張で家をあけた時。
でも、この出張は嘘でした。
そしたら見事に網にかかってしまって嬉しいやら悲しいやら…
息子にはちょっと奮発して三食分の食事代を渡したから機嫌良く送り出されたのが午前9時。
近くのパーキングに車を入れて待機し、二時間くらいたってからメールしました。
(出掛けるときは近くでも鍵かけてね。)
すぐにレスが来ました。
友達が来ることになったから出掛けないし出掛けるなら掛けるから大丈夫と。
その、友達が曲者なのよね、私からしたら。
そしたらちょうどその頃、同じパーキングに入って来た車から熟女二人組が!
咄嗟に本能から怪しさをかぎとった私はジュースを買うふりして二人に近寄り会話を盗み聞きしたんです。
いや~
おそろしいまでにビンゴでした。
会話から息子の名前が漏れてくるし、大量の買い物袋は食料品と思われた。
いかにも巣籠もりしてヤりまくるぞ体制丸出しなんですから。
ふたりとも似たような雰囲気。
生活には困ってなさそうなちょっといいとこの奥様風。美容とファッションと食事にこだわってそうな。
もう見なくても何をするのか想像つく。
ご飯食べておしまいとはならなそうなふたり組でした。
私はいったん車を出して、バイキング形式のファミレスでやけ食いしながらあれこれ想像を巡らしてしまいました。
どうやって知り合ったのか知りませんが三人でするなんて、ちょっと行き過ぎです。
ただ、ああいう女性達から好まれそうな雰囲気は確かに息子にはあるんで、納得もできなくはない。
でも親の留守に親より年上っぽい女を連れ込むなんて…
怒りとジェラシーと、羨望などがぐちゃぐちゃに混じった心境に。
それと同時に猛烈な性欲まで…
私はビジネスホテルにチェックインし、とりあえずシャワーを浴びるとベッドにダイブ!
それからはひたすら自慰をしました。
あんなに長い時間したのは初めてってほどしましたが、ちっともカタルシスは得られなかった。
そして、私は息子とセックスしたいと本気で思っていた。