母は44歳、二十歳の時に地元の資産家だった当時40歳の父の後妻となった。ちなみに俺には母親違いの年の離れた兄と姉がいる。病気で無くなった前妻の代わりに小学生だった兄達を可愛がり、後に生まれた俺と同様に愛情を注いだ。兄達は地元の国立大に入り父の会社に入った。そんな家庭環境で俺自信も何不自由無く、常に学力も学年トップクラスで育った。いつもいい香りのする美しい母が自慢だった。外に買い物に行くときは中学生になるまで母お手をつないで歩いた。
中学生に入り好きだった女の子に告白され、喜んでいると、その女の子が耳打ちした。
「優くん(俺)ってマザコンなの?」それ以来俺は母と手をつないで歩くのをやめた。急に手をつなぐのを拒み出した俺に母は
「ママのこと嫌いになったの?」と心配そうにのぞき込んできた。
「違うよ、好きな子ができたから」俺はもじもじしながら応えた
「え~ショック!優はママのボーイフレンドだと思ってたのに~」冗談とは思えない顔で母は顔を近づけてきた。母の美しい顔がほんの数センチ先にあった。
「だって、ママとはキスしたりできないじゃん」俺はいたずら心で言った
「そんなことないよ」母の柔らかい口唇が俺の口唇をふさいだ。
「ママなにすんだよ」
「親子だからキスしてもいいんだよ」母は微笑んだ
「だからって俺のファーストキスを」俺は恥ずかしさで視線をそらした
「あら、優、小さいときママにいっぱいキスしてくれたよ、ママ大好きって」
「…」俺は恥ずかしさで言葉が出なかった
「それだけじゃなくて、よくママのお布団に入ってきて、オッパイとかも吸ってたよね~」母はいたずらな笑みを浮かべて俺をのぞき込んだ
「それは小さいときの話で…」
「今でも優はママの赤ちゃんだよ、そうだ、今夜ママのベッドに遊びに来てよ、なんならオッパイ吸ってもいいよ~」
後で聞いたのだが、この時すでに父とレスになって10年だったそうだ。それに俺に彼女ができたことで嫉妬していたらしい
「行かないよ」俺はそっぽを向いた。
「じゃー、彼女にいっちゃおうかな、優はマザコンですって」
「もう、やめてよ。今夜行くから」
「う~ん、やっぱり優はいい子」母は俺の頭を撫でた。
その夜、俺は母との一線を越えしまった。