俺は今、実の妹と二人で暮らしている。
こういう所に投稿するくらいだから、当然体の関係はありだ。
関係が始まったきっかけは、俺が会社の飲み会で、妹が地元の女子大に通っていると話してしまったことだった。
同僚や先輩たちは物凄い食い付きを見せて、合コンのセッティングをしろと大騒ぎになってしまったのだ。
やむを得ず、実家に帰った折に妹にその話をしたら、あっさりと「いいよ」の返事。
3週間後には、現実に合コン開催の運びになってしまった。
と言っても、俺と、彼氏がいるという妹は不参加。(俺が不参加の理由は後ほど)
でも、とりあえず現場までは引率して男5×女5の参加者を引き合わせ、俺と妹は店を後にした。
まだ早い時間から一人になってしまったが、せっかく街まで出たんだしじっくり飲んでいこうかと思いたち、妹にお前はどうするのかと聞いてみた。
すると、なんの予定もないとの意外な答え。
週末だから彼氏と待ち合わせでもしていると思い込んでいたのだが、実はとっくに彼氏とは別れてしまっていたとのこと。
男と別れたなんて知られてしまったら、お節介好きの友人から、彼女募集中の男の紹介だの、合コンのお誘いだのと煩わしいので黙っていたのだとか。
むしろ、彼女のいない俺が不参加の理由を逆に突っ込まれてしまった。
妹によると、俺が参加するものと思い美人を揃えていたのだと言う。
確かに結構かわいい子揃いではあったと思うが、微妙に妹よりは落ちる感じのラインアップだったのは、妹の女としての見栄だったのかもしれないけど。
ここで一応書いておくが、妹は正直言ってかなりの美人だと思う。
胸もデカいし、スタイルもいい。
贔屓目抜きにしても、連れ回して悪い気はしない女である。
だからという訳でもないが、俺は妹を飯に誘った。
なんと言っても妹なので、高い店に連れて行くなんて見栄を張る必要もないし、飯の間の話相手には丁度いい。
それでも俺の知る中では美味しい、一応は少し値の張る居酒屋に連れて行った。
俺と妹の仲はいい方だったが、サシで酒を飲むなんて初めてだったので、話が続かなくなってしらけてしまうんじゃないかなんて心配も多少はしたが、そんなことはなかった。
むしろ共通の思い出話で、普通の女と話すより盛り上がったくらい。
しかし、話題が最近のことに移ってきて恋愛関係に及んできた時、妹はまた何故俺が合コンに参加しなかったのかを問い詰めてきた。
しかも酒が入っているからか結構しつこい。
俺としては、別に話せないとか話したくないということではなかったが、満席の店で話して他人に聞かれるのはいい気分ではなかった。
そのことを妹に言うと、それなら店を移ろうと言い出した。
他人に聞かれたくない、内密な話(?)をできる店。
俺にはすぐに思い付かなかったが、妹がスタスタと入っていったのはカラオケボックスだった。
週末ではあったが、早い時間だったからかすぐ部屋に案内された。
ドリンクを頼み、それが届けられると妹は一曲も歌わずに「さあ、(合コンに)なんで行かなかったの?」と尋問を開始した。
俺は酒も入っていたし、それよりも適当に答えてお茶を濁すのも面倒になって、本当の理由を話し始めた。
俺が合コンに参加しなかったのは、要するに美味しい思いができないからだ。
この場合の美味しい思いってのは、ずばりエッチ。つまりはセックス。
で、なぜエッチできないかと言うと、俺のちんぽのサイズが特殊だからである。
はっきり言って、俺のちんぽは太い。
デカいと言うより太い。
例えて言うと、ロングサイズの缶コーヒーを一~二回り程太くした位。
そのサイズのせいか、この時まで満足できるエッチはできたことがなかった。
挿入自体ができないとか、入っても痛がってエッチにならないとか。
その上、玉も大きいからなのか精液が多いし、それに伴ってか性欲も強い。
玉一個が大振りのレモン位と言えば分かってもらえるだろうか。
なので一度その気になったら、一発や二発では治まらない。
ところが、ちんぽのサイズのせいで一発すらできない場合がほとんど。
申し訳なさそうにフェラしてくれる子もいるが、挿入すらできないちんぽは咥えることもできない。いいとこ表面をペロペロ舐めてくれるだけ。
せっかくだし勿体無いので射精はするが、精液の量にびっくりして大抵二発目はやってくれない。
その気になってエッチに挑んでも、良くて一発。もしくは、申し訳程度のフェラで一発。それだけ。
俺にとっては生殺しみたいなものだった。
ただ、過去に二人まともにエッチできた女はいた。
しかし超ヤリマン。
今になって思い返すと俺のちんぽでも緩かったんだから、どれ程のものだったのか。
その当時の俺にとってはちんぽを入れても痛がられないし、思いっきりピストンしても悲鳴を上げない女なんて貴重だったから思いっきりやりまくったけど、興奮から醒めた途端に物凄い後悔に襲われたくらい。
俺にとってのエッチの思い出は、そんな感じのものだけだった。
もちろん、世の中には俺のちんぽでも受け入れてくれる女はいるだろうとは、当時の俺でも分かっていたけど、ちょうどこの時は挿入すらできない女が偶々続いていて、半端に期待させられたり、その気にさせられるような合コンなどは避けたい気分だったのだ。
話を聞いた妹は驚いていた。
主にちんぽの太さにだけれど。
手で輪っかを作って太さを聞いてきて、「え~、うそぉ‥」なんて絶句していたり。
妹の男経験では、まあ当たり前の反応だったろうけど。(一人目は高校時代にOBの先輩に処女を捧げただけで、まともに付き合ったのは大学に入ってからの二人だけ。最後の一人とは長く付き合って結構仕込まれたみたいだけど、想像していたより経験が浅かった。)
AVでは大根入れるような女や、外人の極大ちんぽでよがる女もいるし、なんと言っても出産時には赤ん坊が通ってくるんだしと言ってやったら、妙に納得しているのが面白かったが。
ここで一旦会話が途切れた。
もう一杯ずつ飲み物を頼み、それが届けられてしばらくするとやっと妹が話し始めた。
(ここの会話は記憶を元に再現してみる。)
「お兄ちゃんさぁ、体の相性が良いとか、エッチの相性が良いとか聞いたことあるでしょ?」
「あ~、まぁな」
「お兄ちゃんのもさ、今までのが相性悪かっただけで、相性の良い人と当たれば普通にエッチできるんじゃない?」
「…俺と相性の良い相手なんて、ほとんどいなそうだけどな」
「もう、また……だから、相性の良さそうな相手と試してみればいいんじゃない?」
「そんな相手見付かれば苦労しないって」
「だからぁ………ねぇ、親子とか兄妹とかでやっちゃった人って、体の相性が最高だったって、聞いたことない?」
意表を衝く展開に言葉を出せず、思わず妹を見る。
妹は今まで見たことのない表情。目が据わったというか、何かに取り憑かれたというか。
後になって聞いたのだが、この時の妹は『そんな太いちんぽを入れられたら、自分はどうなってしまうのか』という考えが頭から離れなくなっていたそうだ。
さらに兄妹の体の相性のことが浮かんでからは、『妹の自分なら俺のちんぽでも受け入れられるのではないか』と思い付き、そうしたら俺のちんぽで突かれる衝撃の妄想が止まらなくなってしまったらしい。
「お兄ちゃん相手に、そんなの考えたことなんて一度も無かったのにね~」なんて笑っていたが。
そして遂に、妹はあの言葉を言ったのだ。
「もしかしたら、あたしとだったらちゃんとエッチできるかもしれないよ」
普通の兄妹が、相手を性欲の対象として見ることは基本的には無いのだろう。
俺自身は中1の頃(だったと思う)、まだ小学生だった妹が、風呂上りに無防備に割れ目なんかを晒しているのを見てこっそり勃起させていたことがあるが、あれは単に身近な女の体が妹であっただけで、妹に興味があった訳ではない。
でもそれが、妹を性の対象と見てしまうようになるのは、本当に一瞬の些細なきっかけで十分なのだと思う。
少なくとも俺には、この時の妹の一言がすべてだった。
妹にとっては、太ちんぽで突かれる妄想が浮かんでしまったのがすべてだったのだろう。
もちろん二人とも酒が入っていたのは大きいと思う。
でもそういった、ほんの小さな事々が絶妙なタイミングで起きた結果、俺と妹の関係は決定的に変わってしまったのだ。
妹は、熱っぽい潤んだ目で俺を見ていた。
口の中が乾く。
残った酒を一気に飲み干して席を立つ。
妹は黙って着いてくる。
カラオケを出た俺は妹の手を握り締め、無言でホテルに向かった。
妹と二人でホテルに入ってしまった。
『エッチをするための場所に妹と来てしまった!』そう思った。
ここで妹が、先にシャワーを浴びたいと言ってきた。
「こんなことになるなんて思わなかったから…」と。
俺は了解し、ソファに腰掛けて待つ。
妹が服を脱ぐ音が聞こえてきたが、ガン見したらがっついているように思われそうで、テレビを見る振りをする。
妹がシャワーを浴びているこの時間が、なんとも手持ち無沙汰というか、一番落ち着かなかった。
しばらくすると、
「お兄ちゃんもシャワー浴びる~?」
と妹が声を掛けてきた。
「よかったら、体洗ったげるよ」
俺はほとんど反射的に立ち上がり、「ああ」と答えてしまっていた。
服を脱ぎ、風呂場に入る。
冷静に‥と自分に言い聞かせてたので、ちんぽは勃起直前の状態。
タオルで隠そうかとも思ったが、あえて晒していった。
髪をアップした妹が湯船に浸かっていた。
残念ながら体はほとんど見えない。
気にしてない風を装っているが、チラチラとちんぽに目を向けていた。
まず体を流そうと洗い椅子に座ろうとした時、
「あ、あたし洗ったげるよ」
と言って、妹が立ち上がった。
妹の全裸が目に飛び込んできた。
思った以上にデカい胸。
やはり親子なのか、形は母親の胸に似ているような気がした。
陰毛は普通、幾分薄めってところか。
我が妹ながら、よく育ったものだ。
これからこの体とエッチするのかと思うと、わずかながらちんぽが疼いてきた。
椅子に座り、体を洗うのは妹に任せる。
まず後ろから、背中、腕、腰。
ここで、ちょっと躊躇うように妹が、
「前も洗った方いい?」
なんて聞いてきた。
なにを今更と思いつつ、それが当然のように「ああ」と答える。
心もち頬を染めたようにして妹は前に回り、体の前面、腿から足と洗い続ける。
妹の胸がプルプル揺れていた。
乳首は早くも立っている。
俺のちんぽも充血し始めた感じ。
そして妹はスポンジを置くと手のひらでソープを泡立て、一瞬躊躇った後、意を決したように俺のちんぽに手を伸ばした。
妹の手の感触がちんぽを包み、ヌルヌルと擦り立てる。
堪えようもない強烈な快感が体を貫き、一瞬だが息が止まる。
忽ちちんぽが痛いほどに勃起する。
妹を見ると、口を噤んで真剣な表情をしていた。
ケツの穴まで洗ってもらい、やっとシャワーで体を流してもらう。
すでにちんぽは隠しようも無いほどのフル勃起状態。
今すぐにでも妹に襲い掛かりたかったが、兄の威厳のためにも必死でやせ我慢。
そして、妹と向かい合わせで湯船に浸かった。
妹と風呂に入るのは、確か俺が小学生の時以来。妹が小学一年か二年の時が最後だったはず。
もちろん、その頃は性的な意識など一切無かったが。
風呂に入っている間、妹は照れ隠しなのか妙にハイテンションで色々話しかけてくる。
ところが話が一瞬途絶えた時、急に恥ずかしそうに小さな声で、
「お兄ちゃんの、あれって‥ホントにおっきいんだね」
と呟いた。
顔を赤らめて、目を逸らして。
妹だから分かった。要するにこれを言いたかったのに言い出せなくて、関係ない話題をベラベラ喋っていたのだ。
もう我慢できなかった。
「おい‥」
腕を掴んで立ち上がらせ、
「いいな」
とだけ言った。
それだけで十分だった。
俺と妹は風呂を出てベッドに向かった。