進学して上京することになり、先に上京していた姉貴と一緒に住むことになった。姉貴は自称、ポチャかわいい系だが、俺から見ると柳原可奈子の出来損ないみたいだ。しかも腐女子で、OLを1年足らずでやめて、今はバイトをしながら自作のBLマンガをネットで公開したりしてる。少ないけど、ファンもいるみたいだ。
半年ほど前、ある日の夜、姉貴が部屋に来て相談があるという。聞けば、マンガを書くのに精子の匂いを知りたいとのこと。そんなの彼氏に頼めよというと、彼氏はずっといないし、セックスも高校時代に1回経験はあるけど、痛くてそれ以来、7~8年はしてないらしい。チンポの形は無修正のサイトで見てるからわかるけど、匂いがわからないと。
姉貴の頼みだけど、それは無理だと断るとバイト代を出すからという。うーん、姉貴のことはBLのマンガとはいえ応援したいし、姉貴の真剣な顔を見て協力することにした。
「じゃ、出すから部屋から出てってよ」
「ダメよ、目の前で出るとこ見たいんだから」
「それは無理だって。エロサイトでも見れんじゃん」
「生で見たいんだから。バイト代、はずむし。ね」
子供の頃から、いつも姉貴の言いなりだったこともあって、姉貴の前で出すことになった。渋々ズボンとパンツを脱ぐ。
「あれ、昌樹、包茎なの?」
「勃てば剥けるよっ」
「本当?」
いきなり姉貴がチンポに触れて、皮を剥いた。
「何すんだよ! 触るなよ」
「いいじゃない、触るぐらい」
顔を近づけて、匂いを嗅ぐ。
「あれ、あんまり匂いしないね」
「さっき風呂入ったし」
「そっかぁ、残念」
「自分で出すから、手、離して」
と自分で擦りはじめたけど、目の前で姉貴が見てるから、まったく勃たない。
「少し手伝おうか」
姉貴が俺の手に重ねるようにして、チンポをこすり始める。そして、そのまま姉貴に任せてみたが、やっぱり勃たない。
「あれ? 動画だとこうやってるよね?」
「そうだけど、やっぱり姉貴だと無理だよ」
「じゃ、お口は?」
「え? それはマズいって」
「大丈夫だから。ちょっと寝てみて」
半分ヤケクソで、姉貴にフェラされるという未知の経験にも興味があってベッドに横たわった。姉貴は何のためらいもなく、チンポをくわえ、頭を上下に動かし始めた。
「痛い、痛いって。もっと柔らかくくわえないと」
「え、そうなの? 動画だとこんな感じでしょ」
「いや、もっと優しくしないと」
「初めてだし、わかんないよ」
そうかあ、初めてのフェラが俺なのかと思ったら、ヘタだけどだんだん気持ちよくなってきた。姉貴もチンポが硬くなってきたのがわかって、激しく頭を上下させる。ちょっと痛いけど、我慢して口にしなかった。
頭の中に好きなグラビアアイドルを思い浮かべてると、金玉がムズムズしてきた。
「もう出そう」
「わかった、手に出して」
起き上がり、広げた姉貴の手に向けてザーメンを出す。
「きゃっ」
驚く姉貴。目を丸くして射精を見届け、手のひらにたまったザーメンの匂いを嗅ぐ。
「どう?」
「うーん、思ったより匂わないね。イカの匂いがするって聞いたから」
「個人差もあるんじゃない?」
そして、ペロリとひと舐めする。
「何してんの!」
「わ、苦い。美味しくないね」
「それも個人差あると思うよ」
「そっかあ。でも、今日は助かった。ありがとね」
姉貴は納得したように部屋から出ていった。
でも、この夜のフェラが姉貴の性感に火を着けたみたいで、今ではとうとうセックスするまでになってしまった。
後悔はしてないけどね。