父53歳、母ナオミも53歳、僕が19歳です。
母に聞いた話です。僕は覚えてないのですが、小学4年の時に寝てる母に抱きついて行ったらしいです。母は、僕を抱き締めてくれたらしいのですが。
僕の抱きつき方が尋常でないくらいに強く、母の胸元にキスを繰り返したそうです。それだけでは収まらず、母の太股に股間を何回も擦り付けたらしいです。
その時は、少し異常にも思えたそうですが、『この子も大人になって来てるんだ。』と後で考えたそうです。
高校2年になった僕は、工業高校(ほぼ男子校)だったために彼女も出来ません。悶々とする時期の、唯一の楽しみは母とのデートでした。
母は映画を観るのが大好きな人で、昔は父とも行ってたのですが、先に父が面倒になってしまい、いつの間にか、僕を連れて出掛けるようになりました。
多いときは、月に3回も行きました。
最初は少し壁がありました。しかし、馴れてくると腕を組んできて、恋人気分を楽しむ母でした。確かに、母は50歳過ぎには見えないと思います。
ある映画を観ていました。途中、裸で抱き合うラブシーンが異常に長く、横の母が気になり、画面を直視しながら、『早く終われよー。』と思っていました。
『こんなの、恥ずかしい?』と母が聞いて来ました。『そうでもないわ。』と答えましたが、図星でした。
シーンも終わり、ホッとしていると、『これ(この映画)、あんまり面白くないねぇ。』と母が言い出しました。
突然、母が腕を組んできて、僕にもたれて観始めました。退屈し始めた感じです。そして、
『チューしようか?』と聞いて来ました。『あーほ。』と言うと、少し微笑んでいました。もし、『うん。』と言ったら、どうなってたでしょう。
そして、夏の花火大会の日のこと。祭りのメインイベントで、9時から花火が打ち上げられます。僕の家でも、僕の部屋の窓からだけ見ることが出来ます。
打ち上げ始め、一人で見ていました。『見える?』と母が部屋に入って来ました。ベッドに座って二人で眺めていました。父は興味がなく、1階でテレビです。
『この方が見えるわぁ。』と母が部屋の蛍光灯を消しました。確かに、よく見えます。真っ暗な部屋に、男と女、母といえ、どこか意識してしまいます。
不意に手が触れてしまい、慌てて引っ込めてしまいました。少しして、母の手が何かを探し始めました。捕まえたのは、僕の手でした。
上から、握りしめていました。気になりながらも、気にしない振りをします。母の手は、ゆっくりと僕の手を握りしめました。
こうなると、もう握り返すしかありません。気がつけば、互いに気にしてない感じですが、完全に手は繋がっていました。
『この方が、なんか雰囲気あるやろ?』と母が言い、『フッ』と笑って返します。少しして、母を見ました。焦りました。母もこっちを見ていたからです。
たぶん、僕がどうするのか、見てたんだと思います。『イヤらしいこと考えたやろー。』と言われ、『考えてないわ。』と強がりました。『可愛いなぁ、可愛いなぁ。』と笑います。
『なあ、チューして。』と言われ、赤面したと思います。『チューして。うーん。』と母が唇を尖らせました。
『母ちゃん、何言うてんねん。』『キスって、どんな感じだろ?』『やってもいいって言ってるし。』『うまく出来るかなぁ?』といろいろ考えてました。
結局、欲望が勝ってしまいました。尖らせた母の唇に、自分の唇がちょこんと触れました。瞬間、『アハハ…。マジか。』ととぼけ顔の母でした。
そう言われ、現実に戻されてしまいました。やってはいけない事をしたと、少し後悔してしまいます。しかし、再び現実から戻してしまったのは母でした。
『ごめんごめん。私が言ったんだからねぇ。』と母が謝りました。『なら、ちゃんとしよ。ちゃんと。』と言うと、母の唇が迫って来ました。
今度は、完全に合わさりました。母の柔らかい唇が、何度も動き続けました。母の口臭も感じられます。口の中に、自分の唾液が溜まり続け、時折ゴックンと飲み込みます。
母の『はい、終わりー。』の声で、唇は離れました。その後、すぐに花火大会も終わり、母は部屋を出て行きました。