叔母と関係をもったきっかけはマッサージでした。
叔母は父の末の妹で53歳。二人の子供は地方の
国大に行っています。義理の叔父は2年前から中国
に赴任中。
叔母は結婚するまで実家住まいだったため、私が小学校
高学年まで一緒に暮らしていました。そのため私に
とっては歳の離れた姉のような存在で、小学校低学年
まで一緒にお風呂に入っていました。
今は私のマンションから30分、会社から1時間ほど
のところに住んでいます。
ことの起こりは、昨年の雪の日に足を滑らせ左のお尻を
打ったのが原因でした。転んだ翌日、痛みが治まらず
近所の整形外科で診察を受け『打撲で骨に異常なし』で
しばらく通院して様子見となったようです。ただ整形外科
は老人が多く、朝一で行っても老人たちが列をなして
いるようで、半日はかかるそうで2回行っただけで
湿布していれば治る、だろうぐらいの気持ちだった
ようです。
一か月しても痛みが治まらないため、接骨院ってどう
なの?と相談があり、母からそのことを聞きました。
私は骨に異常がなければマッサージでいいんじゃないの?
と気楽に応えていました。
「あゆみ姉さんちの近くになければ俺がやろうか?」
「新も柔道やってたからね、あゆみちゃんに伝えとくわ」
母と電話で話したことも忘れたころマッサージの
依頼が直接私にきました。条件は晩飯。
とりあえず様子を見に行く約束をして、数日後に叔母
を訪問。晩飯のあとパジャマに着替えてもらって、
左臀部から腿にかけマッサージをためしてみました。
強めに揉むと痛みがあるようなので、摩るような
マッサージを30分ぐらい続けました。
「あゆちゃん、三か月ぐらいかかるかもよ」
「え~、そんなに!どっかいいとこ知らない?」
「毎日は無理だけど週三日なら俺がやろうか?」
「新なら安心だけど悪いよ」
「晩飯とビールでいいよ」
「それだけでいいの?」
「接骨院の方が安いけどね、保険もきくし」
「通院しない分楽よ」
「じゃ、月水金で来るよ」