私が離婚したのは35の時、息子真也13の時でした。
私の両親や兄夫婦が住む実家の近くに部屋を借りての母子家庭のスタートでした。
母子家庭生活が二年になったあたり、アパートの同じ階に、若いサラリーマンが越してきました。
26才の男性で、私はこの男性に惹かれてしまいました。
旦那と不仲になってからそれまでの約六年していなかったセックスを、この男性としたいと思うようになりました。
ふしだらなことに私の方から男性を誘惑し、肉体関係を結ぶようになりました。
息子はその時受験生で、日曜とか塾通い、その間に男性の部屋でセックス、そうゆうパターンでした。
息子が高校に入ってからは、日曜の部活のときなどでした。
そのあたりになると、男性の部屋だけじゃなく、自分達の部屋も時々使うようになりました。
完全に油断していました。
息子真也が高校二年になって間もなくです。
進級してますます部活が忙しくなった息子、その日は午後から部活、自分達の部屋に男性を誘い、セックスをしていました。
突然、部屋の鍵が開く音がした、そう思った次の瞬間には、息子は中に入ってきて、もろに現場を見られました。
「顧問の先生の都合で部活中止になって…ごめん、爺ちゃんちにいくから」
そう言うと荷物を置いて、出て行った息子でした。
夕方、実家に息子を迎えにいくと、夕食を実家で済ませ帰宅しました。
私は息子にただ何となく謝りました。
「お母さんだってまだ40前だし、好きな人がいたっておかしくないよ」
そう言ってくれて、普通通り息子は接してくれました。
普通通り、と思っていたのは私だけ、実のところ、息子の心中は普通ではなかったんです。
目撃されてから数日後、寝ていると異変に気づき起きました。
息子が私の身体を弄っていました。
「やっぱり我慢できなかった。ごめんねお母さん」
私にはどうすることもできませんでした。
息子の好き勝手にされていました。
しかもやたら慣れた様子、私は息子に経験の有無を聞くと、中学は別だったけど、同じ塾に通っていて、同じ学校に入った女の子と付き合っていると言いました。
私はそんなことも知らず、完全母親失格だと思いました。
そして息子のなすがまま、受け入れてしまったどころか、男性とのセックスの何倍、何十倍もの快楽に酔いしれたのです。
それから四年、21になった息子から離れることが出来ない、43のバカな母親なんです。