翌日は海に出掛けた。母と伯母さん伯父さん夫婦は入らずバーベキューの準備をしていた。亮ちゃんはスタイルも良くオレンジのビキニを着ており、二人楽しく…と言いたい所だが俺はカナヅチだったので波打ち際で遊んでいた(笑)「少し沖に行かない?」頭まで濡らした亮ちゃんがやって来た。「え~?泳げないし…足着かないのは怖いなぁ~」「浮き輪借りたら行けるんじゃない?あそこでレンタルしてるよ!」指差す方向にパラソルやら貸し出してる海の家があった。「え~!?大丈夫かなぁ…」ただでさえカナヅチなのに小学生時代に友達と海へ行き、足の着くギリギリの場所で遊んでいたら波にさらわれ怖い思いをした事があり、それ以来沖は怖かった。「大丈夫!引っ張ってあげるしさとちゃん位なら助けれるから(笑)」結局何とかなるかと浮き輪を借りて海へと入った。レンタルの浮き輪は大きく、それが抵抗となっていくら足をバタバタしても進まない。少し進んでも波でそれ以上に戻された。結局亮ちゃんが後ろから押して何とか進んだが、足が着かないのは正直かなり怖かった。「そんなに緊張しなくて大丈夫!」おれの真っ正面の縁に捕まりながら亮ちゃんは笑った。「それにしても大きいね~…二人とも入れるんじゃない?」亮ちゃんは浮き輪を眺めながら言った。確かにそうなのだ。逆に大きすぎて隙間も多く、俺は浮き輪から落ちない様に掴みづらい両脇を必死に抱えていた。でも二人は無理でしょ…と思った。「二人は無理だよ~キツいでしょ」もし、もしも俺が泳げるならチャレンジはアリだ。直接肌が触れあうだけでも当時の俺には刺激的。しかし泳げない俺はもしもひっくり返ったら…という恐怖が勝っていた。「え~止めとこうよ…」だが俺の抵抗も空しく亮ちゃんは詰めろと言う。「無理ならやめるからさ!じゃあ行くね」言うが早いか海の中へ消えた亮ちゃんの頭が俺の目の前から出てきた。しかし残念ながら二人が入る程隙間はなく、しばらくもがいた後に亮ちゃんは再び浮き輪の外へと移動した。「ブハッ!!駄目だ~、キツいキツい(笑)」俺はハラハラしながらひっくり返らなかった事へ安堵し、亮ちゃんと入れなかった事も少し残念だった。「ズレた…」顔を出した亮ちゃんは顔を出す時にビキニがズレたらしい、胸元を俺の目の前で直していた。白い胸が半分だけ覗く姿を見てちょっと得した気分になった。結局俺は再び亮ちゃんに押されて浜辺へとたどり着いた。お昼に食べたバーベキューはこの時が初めての経験で、この時以上に旨いと思った事はない。帰りはすっかり日に焼け、俺と亮ちゃんはお互いの袖口から覗く腕を寄せ合いながら見比べたりしていた。夜は寝室に戻るとお風呂で洗ったのか亮ちゃんの水着が干してあった。「あ、水着?ほら~、皆の前で干されるのは恥ずかしいからさ!」ちょっと照れて笑っていた。「僕が居ても恥ずかしくないの?」ま、一応男なんだし聞いてみた。「え?さとちゃんが?まぁさとちゃんなら別に良いかなって…良いよね?」気にしてないって事らしい。夜は再びお喋りをしていた、海での話しが出た時だ。「そういえばさ、さとちゃんって肌がスベスベだよね!」浮き輪の俺を押したり浮き輪の中に入ろうとした時に確かにお互いの体が触れた時がある。「へ~、そう?あんまりスネ毛とかは無いかも…」パジャマを捲って足を出してみた。同級生よりはまだ少ないとは思っていたがあまり気にして無かった。「そうだよ~、ほらスベスベ…」亮ちゃんの手のひらが俺の足を撫でた。「気持ち良い位スベスベ(笑)」ちょっとゾクゾクした。「ちょっと嘗めてみたい位(笑)」そう言って笑っていた。俺も少しエロい事を考えてしまい、違う意味で笑っていた。「よし!寝るか!!」
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完全に夜が明けた。時間は午前7時を回った頃に朝食の準備だろうか、台所の方から音がする。俺はと言うと亮ちゃんの顔を見れずにかなりオロオロした態度だったみたいだ。そんな姿を見て亮ちゃんは言った。「あのさ、本当に気にしなくて大丈夫なんだよ、幸ちゃん居るでしょ?幸ちゃんもね、前にそうなった事があるんだよ…そんで私良く分かってなくてさ~パンツ洗ってる姿見て漏らしたと思ってからかったんだよね、そしたらこれでさ、泣かせちゃったんだよね…俺が姉ちゃんの生理を馬鹿にしたか!?って…だから変な事だとは思わないよ!無い方がオカシイんだから!!」あぁ…幸ちゃんもか、と思うと何となく少しは楽になった。というかもっと慰める言葉もあったが大体こんな感じだったはずだ。朝食の後は亮ちゃんと二人してパンツを乾かした。朝シャンプーをした亮ちゃんが部屋で髪を乾かす中、その合間にドライヤーで強制乾燥(笑)湿っぽいが随分マシになった。「後はバレない様に帰ったら洗濯機に入れなよ」念を押された。朝食の後は伯父さんの飼っているパグを散歩に連れて行った。犬が欲しくても飼えない我が家なので亮ちゃんと二人、嬉々として連れて行った。「僕のお嫁さんになって!って覚えてる?」突然聞かれた。「え?誰が?」「さとちゃんが私に言ったんだよ、まぁだ幼稚園の頃かなぁ…」「え~!?覚えてないよ!」「言ったんだよ、結婚ってどういう人とするの?って聞かれてさ、好きな人とだよって教えたら(笑)」全然記憶に無い…だとしても意味なんか解ってないだろう…「そうなの?」恥ずかしい事言わないでよ…と赤くなった。「あ!耳まで赤いよ(笑)」「そんなはず無いよ!赤くない!」立ち止まり笑いながら否定した時だ、持ってたリードを持つ手が緩んだのかパッと手から離れてしまった。ダッシュするパグ、慌てて追う俺達二人。小さいけど早い早い!数十メートル先の電柱に鼻を近付けたパグに追い付いたのは亮ちゃんが先だった。「危なかったねー」息を切らせて安堵した。帰りは亮ちゃんがリードを持ち、そしてもう片手で俺の手を取った。「いいよ!恥ずかしいから…」「良いから良いから(笑)二人とも迷子になったら私が怒られるから♪ね!」結局家の近くまで手を握られていた。恥ずかしいと思ったが、見掛けた人は仲の良い姉弟くらいにしか思わなかっただろう。ここの家でお昼まで過ごし、伯父さんの運転で伊豆の温泉に連れていかれた。宿は部屋にまで個室浴場が付く部屋だった。俺は部屋の造りを見て、大浴場に滅茶苦茶大きな期待を抱いた。母親達は温泉に着いたら特に何処に行くつもりも無かったらしい。普段忙しいんだからとにかく何もしない予定で、近所を散策する位だとの事だ。部屋は我が家と亮ちゃん家で二部屋取っていた。「お母さん達もたまには二人だけで色々話でもしたら?」亮ちゃんがホテルのロビーで提案した。「あんた達放っといたらどっか勝手に行くんじゃないの!?」伯母さんが心配して言った。「お土産とか買い物位は行くかも知れないけど…後は何処にも行かないよ」亮ちゃんが答えた。結局この提案の通り再び亮ちゃんと一緒になった。「今のうちに…パンツきちんと乾かしたら?」部屋に着くなり亮ちゃんに言われた。「その方がさ、良いかな~って車の中で考えてたんだ、そしたら堂々と洗濯物出せるじゃん?」成る程!!と同感だった。「ゴメンね、ありがとう」俺はガサガサとパンツを出して、暫くドライヤーと格闘していた(笑)
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すいません、土日は避けて月曜に書くつもりが、一日会議でその後飲み会で書けませんでした。亮ちゃんの指が動くと自分でするのとは違い、何とも言えないもどかしさがあった。自分の触って欲しい場所に触れられると反応してしまう。「ここ…?」俺が反応する場所に気付き、そこだけを触る。「うん…」あまりに気持ち良くて腰を引いてしまった。このままでは浴槽に出てしまう(笑)「亮ちゃんはこういう事何回かしたの?」俺は会話を見つけないと…と突然質問をした。「え!?私?…まぁ、何回かね…今は彼氏も居ないし全然無いよ」思わぬ質問だったのか手が止まった。「あ、あ、もう大丈夫、出ちゃうよ…」俺は亮ちゃんの手から逃れる様に少し離れた。「出ても良いよ」キョトンとした顔で返された。「お風呂に出ちゃうよ…汚いじゃん」「あ~!そうか、お風呂の中はマズいか(笑)」乱れたバスタオルの胸元だけを直しながら亮ちゃんは笑っていた。お湯の中では足や脇腹が少し見えていたが動く水面からは歪んでしか見えなかった。「さとちゃん、そこに座ってよ」指差す先に木製の腰掛けがある。「ここで?」「外なら大丈夫!早く早く」急かされて腰掛けた。亮ちゃんは俺の後ろに風呂桶をひっくり返してそこに座った。「さとちゃんも誰かと経験しちゃうんだよね~!なんか複雑」石鹸を手に塗りながら呟いた。「こうしたら痛くないよ!」背後から手を回して同じように、たださっきより強くシゴかれた。そこからはあっという間だった。既に危ない状態だったのに少し強く触られて突然こみ上げ、射精してしまった。「あっ!出る…」言い終わらないうちからドピュッと発射し、何度も亮ちゃんに握られたまま脈を打った。「沢山出たじゃ~ん!」手のひらを確認しながら亮ちゃんは驚いていた。「今日も出さなかったら、きっと危なかったね!」手を洗いながら亮ちゃんは笑っていた。目の前で手を洗う亮ちゃんのバスタオルは水分を含み、少し透けていた。お尻もバスタオルで隠れておらず、初めて見る光景だ。「気持ち良かった?」こっちを振り向かないかな、と期待していたらくるっと亮ちゃんが振り向いた。期待していた通り、というか少ししゃがんで足が開き気味だったので一番見たい所が視界に入った。そこには黒い茂みと、アソコがチラリと見えた…「さとちゃんはまだあまり生えてないね」俺の視線を感じてか亮ちゃんは俺の股間を見ながら言った。確かにまだまだ薄い状態だった。「まだ生えてきたばっかりだもん…」「自分で何日毎にしてるの?」湯船に浸かりながら聞いてきた。「いや、適当に…」「適当に…毎日?」「そんな感じかな…」「そうか、最近から?」「うん、最近から」興味があるのか色々聞かれた。「で、Hな本が無いのに今日は何か想像してたの?」ちょっとニヤリとしてたから、多分自分がネタになってたのかな、と想像していたのだろう。「ちょっと、色々考えながら…」確かに亮ちゃんの水着を想像し、あの布地の向こうにあるまだ見た事もない胸やアソコを想像していた。「教えてあげる…」なんて言われたら…とか、あの海の死角で亮ちゃんが迫って来たら…とか(笑)「海でもちょっと私を見てたもんね!」確かにそうだがハッキリ言われると焦った。「あれは、別に見てたわけじゃ…」
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