あれはまだ中学一年の頃でした。
真夏の夜、東北とは言えむし暑い夜だったので目が覚めてしまった。
姉貴は二段ベッドの上、弟の俺は弟ってだけで下という当時は納得出来ない位置にいた。
目が覚めると何かの声がする。
「あっ…うっ」て感じ。
姉貴が悪い夢でも見てるのか?と思ったが、もしかして幽霊かも…なんて考えた可愛い俺。
怖さ半分でそっとベッドを降りて上を覗くと、姉貴がパジャマとパンティを膝まで下ろし、上はボタンを外して左手は胸を揉みながら右手で下半身に触れている…。
残念ながらオナニーを知らない俺は、多分見てはいけない物を見ていると思いつつ困ってしまった。
「お姉ちゃん…大丈夫?」と声を掛けた。
多分大丈夫な訳は無い(笑)
ガタタッ!と慌てて飛び起きる姉貴は言葉を失い口をパクパクしている。
「夢でも見たの?」
何処までも素直な俺は大きくなった姉貴の胸を見ながら尋ねた。
「な…何見てるのよ!」っとタオルケットで身体を隠しつつ、姉貴はかなり焦りつつ小声で非難して来た。
ちょっとドキドキしたが素直に呻き声がしたから気になって…と答えた。
「もう寝て!!」
意味も解らず怒られ、納得は行かないが姉貴には絶対服従の弟として、素直に寝るしかない。
(何なんだよ!)
と思いつつ眠りに付いた。
翌朝、姉貴に叩き起こされた。
「あんた、夜の事絶っっ対に内緒だからね!」
と念を押されて寝ぼけつつも頷いた。
学校が終わると帰宅し、プレステでリッジレーサーに興じていると姉貴が部活から帰宅して来た。
「誰にも言ってないよね!?」
ただいまの挨拶も無しにこれだ…うんざりしながら「してないよっ!」と怒鳴り返してしまった。
まだ言い足りない風だったが姉貴はそれ以上言わなかった。
その夜だった。
布団に寝ていると姉貴に揺り起こされた。
「ねぇ…昨日以外に何か見た?」
ハァ?って顔をしていたはずだ。
「別に…何かあるの?」
むしろ姉貴の言葉で興味が沸いてしまい質問した。
結局やり取りの後でオナニーって物を姉貴から説明された。
口の軽い俺だから、どうしても納得して黙っていて欲しかったのだろう。
よく解らないまま「解った」と返事をすると、姉貴から「トシこそ自分でしないの?」と聞かれたが、まだ射精経験が無いので「無い!」と自信を持って答えた。
「二人の秘密よ…」
そう言いながら姉貴は俺のパジャマの上から触ってきた…。
続きは後程書きます。