あと、マル君の彼女のことで新ネタを教えてくれた。
あの彼女は彼女のようで厳密には違うらしい。
同じクラスの女子なのだが、ある時に学校から一番寄りやすい盛り場(適度に離れている)で、彼女が中年の男とラブホから出て来たところに遭遇してしまったらしい。
そのホテルの近くにマル君が通う小さいけどマニアックな模型屋があるらしいのだ。
もちろんその場はお互いに知らない振りをしてやり過ごしたのだが、次の日に彼女に呼び出された。
要は口止めだろう。
その彼女は大学生の彼氏持ちでもあったらしい。
もちろんマル君はそんなことを他言するタイプではない。
彼女も安心し、マル君への信頼が芽生えたようで急速に仲良しになった。
クラスの女子から騒がれるタイプじゃないが、いざ接してみてマル君の魅力に気づいた彼女は、彼が望むならと体の関係になってもいいと誘ったようだ。
マル君もその点は聖人君子じゃない若者なので、彼女に誘われるままに関係を結んだそう。
体の関係になっても二人の関係性は拗れず、さらに親友みたいな絆ができた。
彼女は大学生とつきあっているのを親によく思われてないらしく、彼を新しい彼氏と紹介した。
マル君は母親のお眼鏡に適ったらしく、ちゃんと役割を果たした訳だ。
そこからがまた凄いのだが、マル君は彼女の母親がものすごく好みだったらしい。
母親だって女だからそうした気持ちはだんだん察してくるし、自分みたいな中年女にと悪い気だってするはずがない。
マル君は娘の彼氏として大公認されながら、見事に彼女のお母さんも射止めちゃったらしい。
もちろん彼女には秘密だ。
そんな話を聞かされてどうリアクションすればいいのか…
なんだかかつての同級生がジゴロみたいになっている。
「マル君は年上好きで良かったんだよ…もし、年下好きだったらずっと悶々とするようだよ…」
ホストなどと決定的に違うのは、マル君は仕事で相手をしてる訳ではないのだ。
相手は人妻とかだから肩書きもつかないし、わからないようにやれば何股かけたっていい。
あっ、比呂美さんは独身か…
「やだあ、私も人妻とは別れて!なんて言うようになっちゃったら…それだけは絶対イヤ!…もしそうなったら止めてね!!」
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