顔見知りになって足繁く通えばなんとかなると思った。
私は二人が必ず通るであろう場所で待ち伏せした。
田舎の子は必ず先に挨拶をしてくれる。
この地に不慣れなハイカーが地元の子にあれこれ尋ねる図式に不審さはない。
あとは男の子を惹きつける魅力が自分にあるかないかの問題だった。
結果は想像以上の戦果だった。
気をつけたのは女の子の方に警戒させないことだけ。
この時に半分くらいは野望が実現しそうな手応えを感じていた。
女の子は中学生になったばかりだったが、男の子はひとつ年下だった。
私はそれを知った時にドキドキした。
もう少し上だったらなあとか全然思わなかった。
むしろ淫靡さに興奮した。
主に話したのは女の子だが、男の子がしっかり私に興味を持っているのはわかった。
彼が町の旧道にある雑貨店の子なのがわかっただけでも大収穫だった。
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