相手がいるキャンプは楽しかった。
当たり前だが彼とじっくり話すのも初めてだ。
一言で言ってしまえば、親子丼をしていた悪い旦那なのかもしれない。
色んな見方はあるけども、やはり私は姉は見る目があったんじゃないかと個人的には思っている。
車の心配がないので私達はお酒を飲んだ。
私は姉が亡くなって淋しか尋ねた。
彼は悪びれずに淋しいと本音を吐露してくれた。
お酒も入って口も滑らかになったのか、彼はちょっとエッチな話をしていいか聞いてきた。
もちろんダメな訳ない。
「元々同級生の女子とか子供に見えちゃって対象外だったから、お義母さんは物凄く悩ましかったんですよ。最初から性的に見てました。でも、現実的に相手にされないのはわかってるから気持ちを伝えようなんて発想すら起きない。だから念願叶った時の喜びもひとしおだったし、どこか特別なのはずっと変わらなかった。本当にお義母さんを見てから毎日お義母さんでアレをしてました」
「それ姉に話した?」
「そうなってから話しましたよ」
それなら良かった。そんな風に言われたらよほど嫌いな相手じゃないかぎり喜ぶだろう。
姪には悪いけど、姉は自らの名誉を守って逝けたのだ。
つい、私もそういう自分にとっての最高の相手に巡り逢いたいてこぼしてしまった。
私は離婚している。
「あのさぁ…姉の代わり、私が立候補したい……ダメかな?…」
ああ…
言ってしまったあ…と思った。
さすがに一瞬素面に戻ったような顔をしていたけど、「これだけのことを知ってもですか?本来なら僕なんか口もきいてもらえなくてもおかしくないでしょ?」
「だからかな…知ったからこそかも。あれを知ったからあなたが異性に見えてしかたなくなったのね…う~ん、もっと正直に言えば、初めから姪の相手だからそういう対象として捉えてない訳でしょ?でも、ああした事実を知って冷静にひとりの男性として見たら…自分にとっても物凄く興味の対象だったんだと気づかされた。いや、本当は意識して認めないようにしてたのかな。正直言うと、二人のセックス見て私が抱かれたいと思った…あぁ、ゴメン、私酔ってる?…」
「いやあ、ちょっとビックリしただけで…
自分も正直に答えるなら嬉しいです。むしろ軽蔑の対象にすらなりそうになってもおかしくないだけに、意外すぎてうまく言えないんですが…」
私はただ沈黙して答えを待った。
もっと踏み込んだ答えを…
彼は今までひとりの女性として単純にそれだけを見たら、十分抱きたいと思う人だと言ってくれた。
※元投稿はこちら >>