電話番号を教えてくれた時点でかなりその気になっていたようで、彼女は会う方向で話をまとめようとしていたように感じる。
こちらが初めて利用した経緯もすでに話してあったし、そんなに住んでる地域も離れていなかった。
何より若い子大好きで休日最後の日。
とりあえずアポを取って好みの範疇なら若い性を貪りたい…
そんな野望が電話越しながら感じられた。
最終的に彼女は車で指定する場所まで行くと言った。
車の車種と色を聞いた時はあまり深く考えなかった。
まさかそんなことがあるはずないという先入観からだろう。
あまり目立たないけどわかりやすい場所を指定してピックアップしてもらうつもりで待ち合わせ場所におもむくと、予定の時間よりも早く車が停車していた。
電話番号まで教えられたくらいだからイタズラ電話ではないとは思っていたけど、実際に車を確認できた時は安心した。
これからセックスできると思うと股間が疼いた。
もう、セックスするって話しはついていた。
顔を合わせる前だからお互いに気取りなく本音で会話ができ欲求も打ち明けられる。
会ってセックスがしたい人。テレホンセックスがしたい人。エッチな話のみしたい人。
共通してるのは色々違いはあっても、性的な野心があって電話してくるのだ。
(のちにサクラの存在も知るが)
自分的にはとてつもない僥倖で思わぬ出会いが得られたのだけど、その先にはもうひとつのサプライズがあった。
知ってる相手だったのだ。
通っていた中学の先生だった。
向こうもこちらを知っていたから二人とも、あっ!…………と絶句した。
とりあえず助手席に促され車に乗り込んだ。
人目は気にするほどなかったけど。
自分は私立の中学だったのでエリア関係なく生徒は集まる。
彼女が公立の教師なら絶対に地域が同じ若い子には会わなかっただろう。
さすがにそこまでは読めなかったようだ。
自ら一番理想とする年齢の若い子と繋がって浮かれてしまいチェックを怠ったと、のちに彼女は笑っていましたが…
せいぜい繋がる若い子は大学生くらいらしい。
お互いに気まずいのはもちろんだが、とにかくこうなった以上あらためて二人の秘密にするというのを再確認した。
発覚したらリスクは彼女の方が大きいだろう。
だから、とりあえずペラペラ吹聴されなそうな相手であることにホッとしたに違いない。
それプラス、相手が彼女だとわかってもセックスしたいと、こちらの気持ちに変化がないのも少し驚いていた。
正直彼女は生徒に人気がある先生ではなかった。
本人も自覚があるのだ。
だから、一生の秘密として口外しないのは約束するけど、予定通りホテル行きましょうと言うと、わかったと車を走らせた。
自分が相手でもいいんだ…
そんな風な表情をしていた。
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