そりゃご近所で噂広がるのは当たり前です。
43才美形未亡人の家に、足繁く通う若者がいる。
朝家から出てくる。
そこで何が行われているかなんか、当たり前のことしてるわけです。
お互いの休みが合ったりすると、ホテルに行ったりもしたし、または文代さん宅で一日中やりっぱなしとかもありました。
ざっとした計算ですが、文代さんとそうゆう関係を持つこと約九ヶ月、200回くらい文代さんとセックスしたと思います。
濃密なセックストレーニング期間みたいな月日でした。
俺が飛ばされること決まったとき、そのことを文代さんに言うと、少し冷たい文代さんの反応でした。
当然近所の噂は、文代さんの耳にも届いているわけで、こう頻繁にではちょっと困るなと思っていたとこだったらしいのです。
でも自分から言い出したことだし、どう伝えたらよいかと思っていて、俺が飛ばされるのを、むしろほっとしていたようでした。
便利な性処理道具みたいに使っていたことを、反省させられました。
別な地にまた飛ばされてそこでまた一年、そして俺は念願叶って地元に戻り、運良く出会った女性と交際、結婚までしました。
その結婚生活で、文代さんとの濃密な月日が役にたってます。
セックスの経験を積めたことだけじゃなく、女性を性処理道具みたく使ったことの反省で、妻を思いやることを学びました。
いつかあの地へまた行ってみたい、妻子が出来て、そんな機会もなく10年以上過ぎたときでした。
仕事でその地に行く機会がありました。
居酒屋と俺が住んだアパートはそのままでした。
でも文代さん宅はなくなってました。
夕方まで待って、俺は居酒屋を訪れました。
親父さんはかなり年とってましたが健在、でも10何年ぶりとあって、俺を思い出すのに時間を要しました。
文代さんの話をしたら、あぁあの時の青年か~となり、文代さんのことを聞きました。
娘さんの結婚に合わせて引っ越し、売り払っていったよと聞きました。
あの時のことを逆質問されました。
若い美形未亡人の家に、足繁く通う青年、わかるでしょと親父さんに答えました。
ニヤリと笑った親父さん。
『だよな~』
親父さんが無理やり隣に俺を座らせたからだよ、と言ったら、そうだったか?とほんとに忘れていたか、とぼけたのか。
どこに引っ越したかまではわかりませんでした。
孫にでも囲まれて、幸せでいたらいいなと思います。
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