結局私達は、一時間ぐらいテレビを見たりゴロゴロした。
「そろそろ行くか~」
「そうだね」
化粧ポーチを持って考える。
(お風呂上がりに化粧するの嫌だな…でもスッピンかぁ)
私は最低限の道具だけ詰めて大浴場に向かった。
鍵は友達が預かる事にして待ち合わせ時間を決める。
「殿だって」
「姫だって」
お互いをからかいながら暖簾をくぐった。
(やば…間に合わない)
くつろぎ過ぎて待ち合わせ時間ギリギリ。
髪を慌てて乾かし、薄化粧をした。
(笑われたらどうしよ)
ちょっとドキドキして待ち合わせ場所に行くと友達はマッサージチェアに座ってた。
「ごめんね~待った?」
「ん?いいよ。マッサージしてたし」
「ご飯まで時間あるね」
「ブラブラする?」
「そうしようか」
館内を見て回ると、お洒落な感じのラウンジがあった。
「夜、来ようか?」
「うん」
私のテンションが一気に上がる。
「お土産は?」
「財布置いて来てるよ」
「覗くだけ」
二人でお土産屋さんに入り、適当に見てたら手を握られた。
(ま、いっか…)
私達は恋人のようにふるまった。
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