昨日(昨年8月のある金曜)、私はデートを了承したのですが妻に次の条件をつけました。
今回のデートだけは特別に許すけれど、
デート中はどこに居るのかをメールで私に報告すること。
もしセックスすることになった場合は…。
前回も記載したように、私たちの自宅マンションで行うこと。
寝室の部屋のカーテンは開けておくこと。
寝室にビデオカメラを設置すること。
日曜朝には、私が出張先から帰宅するとのウソの名目をつくり、土曜の23:00くらいには
マイケルに帰ってもらうこと。
(一晩中妻を独占されること、妻とマイケルが一緒に睡眠することに我慢できなかったのです。)
ゴムは必ず着用させること。
これだけ細かく条件を付けたのは私が知らないところで、妻にセックスをしてほしくなかったからなのです。
寝室の横の部屋は私の書斎のような小部屋でベランダも寝室とつながっています。
もしもの時は、(妻には言いませんでしたが)私は書斎の部屋にいるつもりでした。
セックスなんてするわけが無いと思っているにしては矛盾するほどの準備でした。
まさか、娘の幼稚園のお遊戯会を撮影するために購入したビデオカメラを
こんなことの為にも使うはめになる可能性があるとは…。
土曜の朝、昨日の微妙な雰囲気とは打って変わって、妻は普段と変わりない感じで私に
接してきました。
基本は癒し系の妻ですが、子供を産んで強くなったのかなと妙な感心をしてしまうくらいです。
父母には私たちの里帰りは日曜夜になること、その間、娘の面倒をよろしくと電話で伝えました。
母は快く受け入れてくれましたが、土曜は夫婦でどこかに行くのかと聞かれた時は
どう答えていいのか迷ってしまいました。
私たちは軽い昼食を済ませ、妻がデートの準備をしているのを、私はぼんやりと眺めていました。
妻が最近買ったばかりの下着を身に付けた時は、ムッとしましたが、化粧も服装も
いつも遠出をする時と特別変わりはありませんでした。
出発する時になって、妻は緊張してきたみたいです。
妻「行ってくるね。」緊張した表情の妻がいとおしく、私は、行ってらっしゃいと言い
妻を抱きしめました。
「行くな。」と口にしそうになりましたが、デートを了承した手前カッコ悪くて言えません。
むしろ、妻に行きたくないと言って欲しいというズルイ思いは持っていましたが。
後日談ですが、この時私が止めたらデートには行かなかったと妻は言ってました…。
そして、妻はデートに出かけました。
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