皆さんコメントありがとうございます^ ^
あまりダラダラ書いても仕方ないので、そろそろ終わりに向けて書いていこうとおもいます。
もうしばらくお付き合いください。
次の日の朝、ユリは何事も無かったかのように俺を見送った。
もっと気まずくなるかと思っていた俺は肩透かしを食らったようだった。
家に着く頃メールが1通。
ケータイを開くとユリだった。
「昨日はありがとう^ ^すっごく気持ちよかったよ。また寂しくなったらお願いね(ハート)」
え?もうやらんて言うたのに。忘れてる?
・・・????
頭の中は「?」だらけ。うーん、女って分からん。
「了解・・・?(^_^;)」とだけ返しておいた。
しばらくすると電話がなった。
サキだった。
俺「もしもし」
サキ「京ー?もう家着いた?」
俺「着いたってか、なんで知ってるん?」
サキ「先輩から連絡あってん^ ^めっちゃ機嫌良かったで。さすが、やるやん!」
俺「やるやんってか、あれは逆にやられた、やな・・・(笑)」
サキ「なんかされたん?」
俺「・・・ケツの穴舐められた」
サキ「!?アハハハハッ!」
俺「いや、笑い事ちゃう!もうお嫁に行けない(´;ω;`)」
サキ「アハハハッ^ ^ウチがもろたるて(笑)また今度その話聞かせてー!」
そう言って電話を切った。
それからしらばくの間、ユリともサキとも会わない日が続いた。
よく考えればこの前のイレギュラーでもない限り弟と3人じゃないとサキとは会えないし、ユリと二人で会う理由もない。
怒涛の数週間のせいで何もない日々が暇に感じた。
ちょうどそんな時、以前メールした友人から合コンの誘いがあり生まれて初めて合コンというものに参加した。
相手は女子大生。3対3。
普通に飯食って酒飲んでカラオケ行って。
サキのお陰で女に対する嫌悪感も無くなっていた俺は会話も普通にできて、「歳そんなに変わらないのに、落ち着いてますね^ ^」なーんて言われて。
合コンがお開きになった時、マリコって女が「ウチでもう少し飲みませんか?」って言ってきて「いいよ」って。
途中コンビニ寄って酒とツマミ買って、そしたらカゴに「これもいるよね^ ^」ってコンドーム入れてきて。
正直そんな上手い話ある?って感じ。
合コンが始まる前、友人に「彼女できた?(笑)」とか「まだ童貞か?(笑)」とか聞かれて適当に流していたら、「お持ち帰りしたらやれるぞ^ ^」と言われていたが・・・
実際こういう状況になると話がうますぎて逆にバリバリ警戒してしまった。
ハニトラか?家行ったら怖い人おって金取られたりしたらどうしよう?
コンビニから家に着くまでそんなことをずっと考えていた。
実際家に着くとそんなことはなくいたって普通。
というか、いたって普通のビッチだった(笑)
家について荷物を置き、コンビニで買った酒とツマミを出す。
乾杯してしばらく飲んだあと、マリコは袋に残ったコンドームを手に取りニヤニヤしながら聞いてきた。
マリコ「で、京平くんて童貞ってホンマ?(笑)」
俺「・・・え?なんで?」
マリコ「ぶっちゃけさー、〇〇(一緒に合コンした俺のツレ)に頼まれたんよねー(笑)アイツの童貞食ったってって。」
あー、そういうことかって感じ。
どおりで話がうまいわけや。
合コン始まる前にはぐらかしたせいか。
俺は逆に一気に肩の力が抜けた。
俺「なーんや、そういうことか(笑)ハニトラか思った。」
マリコ「え?」
俺「だって普通部屋に誘うんて男やろ?やのにそっちから誘ってくるし、ゴムは買うし。部屋に怖い人でもおるんかおもてビビっててん。」
マリコ「あー、ちゃうちゃう^ ^これはタダのバイト(笑)」
俺「バイト?」
マリコ「うん、京平くんの童貞、1万で食ったるわ^ ^」
俺「・・・は?」
マリコ「童貞なんやろ?やりたないん?1万で女子大生とやれるんやから安いもんやろ?」
正直腐ってんな、と思ったがそれは口に出さず
俺「俺童貞ちゃうよ^ ^」
マリコ「え!?そーなん?なーんや、話と違うやん。」
明らかに機嫌が悪くなる。
マリコ「まぁでも彼女おらんねやんな?じゃあいいやん、やろ?その代わりお金ちょーだい^ ^」
俺「いやそれ売春やん(笑)遠慮しとくわ。」
マリコ「・・・やっぱホモなん?」
俺「は?( ・槌槌・)」
マリコ「〇〇が京平くんは童貞かホモやって(笑)」
俺「ちゃうわ!」
マリコ「じゃあなんでよ?」
俺は隠すのも面倒になりサキとのことを少し話した。
もちろん名前や弟の彼女とか肝心な所は隠して。
マリコは初め引き気味に聞いていたが、途中から食いつくように話を聞いてきた。
マリコ「それホンマなん?(笑)嘘にしか聞こえへん。」
俺「まぁ普通ではないよな。でもだいたい話した通り。」
マリコ「ふーん、友達の彼女寝取るとか最低やな(笑)」
俺「童貞から金巻き上げようとしてた奴に言われたない(笑)」
それからしばらく話して俺は帰ることにした。
俺「そろそろ帰るわ。」
マリコ「え?なんで?」
俺「なんでて、もう分かったやろ?俺からは金取られへんで(笑)」
マリコ「・・・違う目的できた。ウチともやろーや(笑)」
俺「なんでやねん(笑)」
マリコ「ウチも試してみたい^ ^友達の彼女寝取るくらいなんやからよっぽど上手なんやろ?」
俺「別に普通や。期待してるほどのことは無いって。じゃあ帰るで。」
マリコ「やらんねやったら〇〇にこの事喋ろかな?」
俺「はぁ?( ・槌槌・)」
正直めんどくさーって思った。肝心な所は伏せていてもこんな話された日には茶化されるに決まってるし、どこでどう弟の耳に入るかも分からない。
この時の俺は、「やるくらい、いいか。それで黙っててくれるんやったら俺得やし。」くらいの軽い感じで
俺「じゃあやろっか。」
マリコ「いえーい^ ^」
マリコがウキウキしながら服を脱ぎ出した。
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