コメントありがとうございます^ ^
あまり面白い話ではないですが・・・
一晩ユリの家で過ごし、翌朝早い時間に帰宅した。
着替えだけして仕事に向かう。
あれからサキからは連絡が無く、仕事の合間にケータイを確認してもメールは無かった。
仕事が終わり帰り支度をしてる頃、サキからメール。
「仕事終わった?今日会える?」
あーどうしよって迷ったが、昨日ユリと相談して決めたことを思い出す。
1、サキとは普通に会話
2、サキが浮気しても怒らずスルー
3、自分が他の女と遊んでいることを自然な感じでちょこちょこ報告する
俺は「会えるよ」とメールを返して家路についた。
帰宅すると玄関前にサキがいた。
サキ「おつかれー^ ^」
サキはいたって普通。
俺も普通に返事する。
何事も無かったかのように2人で家に入り、雑談して。
サキは昨日作ったと言って肉じゃがを持ってきていた。
サキ「昨日食べて欲しかったから連絡したのに^ ^」
俺の心がズキっと痛む。
サキ「どっか行ってたん?」
俺「うん、まぁ・・・」
サキ「しばらく外で待っててんけど、連絡もないから帰ったわ^ ^」
肉じゃが持って玄関前で待ってるサキの姿を想像して、更に心が痛む。
俺はいたって自然に、まるで男友達と遊んだかのように、
俺「この前合コンした時に番号交換した子から連絡あって飲んでたわ」と言った。
サキは一瞬黙って、
サキ「そうなんや^ ^」と言った。
肉じゃがを食いながらしばらく沈黙の後、
サキ「京、合コン行くんや^ ^」
俺「そりゃ誘われたらしゃーないやん?」
サキ「まぁ友達付き合い大切やもんね^ ^でもウチにゾッコンっぽかったから、ちょっと寂しいな^ ^」
(はぁ!?何が友達付き合いやねん!?彼女おったら合コンなんか行ったらアカンやろ!?怒れや!てかゾッコンっぽかったってなんやねん!?ゾッコンやったわ!!)
※()内は心の声です。
俺はムカムカしながら、態度には出さず、
俺「飲んでたら終電逃してもうて、その子の家近かったから泊めてもらってん。」
サキ「え?家泊まったん?」
俺「うん、近くやからいいよって。」
サキ「もしかして、やった?」
俺「え?やったよ?」
サキ「・・・それはどうなん?」
俺「はぁ??」
ついウッカリ感情を込めてしまう。
俺「いや、サキもこの前友達とエッチしたやん(笑)」
サキ「え?〇〇のこと?友達ちゃうよ(笑)」
俺「いやソイツが友達かどうかなんか知らんやん。でもエッチしたやろ?」
サキ「したけど、それは〇〇を慰めるためっていうか・・・」
俺「はぁ?なんやそれ」
(なんやねん、なんか理由があったらやってもいいけど、理由も無いのにやるのはアカンってことか?マジで意味分からん!)
注意。()内は心の声です。
それからしばらくサキと言い合いが続き、怒って帰ってしまった。
今回の話で分かったこと
1、「友達」とはやらん
2、理由があればOK、理由が無いのにやるのはダメ
それからユリに電話。
ユリ「どうやった?(笑)」
開口一番、明らかに嬉しそうなユリ。
俺「なんでそんな嬉しそうやねん(笑)」
ユリ「サキに言ったんやろ?なんて?」
俺「まじで意味分からん」
俺が説明する。
ユリ「おー、なかなか大変そうやな(笑)サキの中で自分ルールがあるんかもな^ ^でも怒ったってことは嫉妬してるってことやろ?まだ可能性あるんちゃう?」
俺「いやいや、理由もなくやったから怒ってるだけやで?それどーなん?」
ユリ「うーん・・・まだこれからやな^ ^いっそのことウチとやったって言ったほうがインパクトあったんちゃう?」
俺「いや、サキはユリとやったら許しそう(笑)前だってオッケーしてるし」
ユリ「なんかウチ信頼られてんな(笑)」
しばらく話して、結局このまま頑張ろうみたいな曖昧な感じで切った。
その日の深夜。寝ているとケータイが鳴る。
サキから電話。
俺「もしもし」
サキ「・・・ウチ。」
俺「なに?」
サキ「・・・・・・理由も無いのにエッチせんといてほしい」
(はぁ!?まだその話してんのか!?)
寝起きで更に機嫌が悪かった俺はユリとの約束を忘れてつい言ってしまった。
俺「理由があるとか無いとか、そんなん関係ないねん!付き合ってたら他の奴とやるんはアカンやろ!なんや?俺だけか!?ムカついてるんわ!お前は俺が他の女とやってもなんともないんか!?ほなやったるわ!!!」
そう言うだけ言って電話を切った。
そしてすぐに着拒。
次の日から俺は荒れに荒れた。
仕事の休みの日はツレと連日合コンに行き、女口説いてやり捨て。
合コン無い日は昔は嫌いだったチャラいツレとつるんで大阪のひっかけ橋まで出向いて、ナンパ。
そんな日々を1ヶ月ほど送っていた。
ある日ユリから電話。
ユリ「最近サキと会ってる?」
俺「いや?着拒してる」
ユリ「やっぱな。この前ウチにサキが来て泣いてたで。自分が怒らせたからやって。」
俺「アイツが悪い」
ユリ「せやけど、着拒はしたらアカンやん。ウチとの約束忘れたん?あの子このまま見捨てる気?」
俺は何もいえなかった。
ユリ「とにかく着拒はやめて。あの子と話して。」
俺「・・・分かった」
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