『お前、彼氏いないの?』
『今はいない。いたらエッチしてない』
『だよな。お前真面目だもんな』
真面目で一途だった私はもうどこにもいないんだよ。
今は男友達とノリで寝ちゃう女なんだよ。
会うときは、あのときの私を演じてあげるね。
心の中で教えてあげた。
『もう寝ようか』
『もう1回いい?』
『いいよ』
今度は、クンニもフェラもした。
明るい部屋で見つめ合いながら抱かれた。
『まな…』
名前を呼ばれたのに、私の名前じゃない気がして返事をする代わりに喘いだ。
こうして何度も抱かれてるうちに、心は麻痺して彼の名前を呼べるようになるのだろうか。
いとおしそうに腰を動かす彼は、もうとっくに麻痺しているのだろうか。
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