投稿者本人です。
もういろんな方がたくさん新しい書き込みされてるので埋もれちゃって、誰もここに読みに来る方はいらっしゃらないかもしれないけど・・・
私の心の整理のためにあえてここに書き込みさせていただきます。
先週末、遂にその男と遭遇した。
どうやら、数か所をナンパのスポットにしているらしく、私をナンパしたその場所には久しぶりにやってきたそう。
遠くで歩きながら女性に声かけてるその男(名前も連絡先も聞けました。でもあえて「男」と書かせてもらいます)を発見したとき、心臓が止まるようなドキッとした感じになった。それと、相変わらずナンパしてるその姿にジェラシーの炎が・・・一方的な思いだからその男には責任はないんだけどね。
ナンパ失敗して、次の獲物を狙ってる男に私は駆け寄った。
男は最初「あれ?どこかで見たような・・・?」的な訝しんだ表情をしてたけど、私が「久しぶり。またナンパしてるんだ。」と言うと、「ああ、この前の!」って感じで繋がったみたい。
で、道端で立ち話だったけど、勇気を振り絞ってまた会いたいって思っていたこと、ここに来たらまた会えるんじゃないかって思って何回か足を運んだことを話したの。すると、しばらく考え込んでいたけど自分の身の上話を始めたのね、男は。要約するとこういうことだった。
・過去に真剣に付き合っていた女性がいた
・でも、その女性から裏切られて、それ以来恋愛にトラウマがある
・今はこういう1回限りの体だけの付き合いが楽でいい
・しばらく女性と付き合う気はない
・たぶん付き合っても引きずっている自分とでは幸せにはなれない
・同じ女と2回寝る気はない
・理由は、情が沸くのが怖いからだ
そういったことをつらつらと語った。何だか聞いてて可哀想でますます何とかしたいって思ったから、意を決して告白したの。
「たった1回肌を重ねただけだったけど、あなたのことが好きになってしまったの。あなたとお付き合いしたいと思ってあなたを探していたの」って。
またも男は黙って考え込んでしまった。しばらくして出てきた言葉は「やっぱり無理だよ・・・。君みたいな娘は嫌いじゃない。ルックスも良いって思ったから声も掛けたけど、僕は君を幸せにすることはできないと思う。」そういう感じのことを話してきたの。私はまたも男のことを見直した。自分本位でなく私の立場を尊重するような内容を話す男に。でも同時にどうしようもなくじれったくなったの。そしてついに「もうどうでもいいから、もう一回抱いて!その後のことはそれから考えるから。とにかくもう一回抱いてよ!」って強く迫った。またもしばらく考え込んでた男は決心したように「わかったよ。根負けした感じだな。でも付き合っていく気は無い。それだけは譲れない」って。
そしてすべての前振りは省略してすぐにホテルに向かったの。
ホテルに着いて部屋に入った途端、私は自分の欲望の塔がズーンってうず高く隆起するような感じに居ても立ってもいられなくなって男にしがみついた。そして男のシャツをまくり上げて男の胸に舌を這わせたの。ずっと空想の中でしたいって思ってたこと。男の体を私の唾液でベトベトにしてやりたい、それを想像しながら何度も自分で自分を慰めたこと。目の前の男にそれをぶつけた。
男の体は少し汗ばんでいたけど、それすらも愛おしい。美味しいって感じた。好きな男のものなら汚いものはない、今度会ったら男の精液を飲んでやるって思ってた私の欲望の暴走はもう止めようもなかった。
ちょっと前までウブだった私とは違う女になっちゃったなって思いながらもそういう振る舞いをすることにもはや何の躊躇もなかったの。
男のものにも丹念に舌を這わせた。相変わらずものすごい固さで、前回そこまで大きくないって思ってたけどよく見ると結構な大きさ。これが私を狂わすもとだって考えると愛おしくも憎らしくもなった。
そうこうするうちに男は私の愛撫を静止した。このままじゃ爆ぜてしまう、一方的に気持ち良くなるのはフェアじゃない、それにさっき決心したことがある、しばらくセックスしなくてもいいっていうくらい抱いてやる、君の欲が空っぽになるくらい抱いてやるって。
私は男の唇をむさぼりながら心の中で思った。「馬鹿ね、そんなに頑張ったらもっと好きにるじゃないの」って。でも空っぽになるくらい抱いてくれるってことに異論があるはずもなく、すさまじい期待感に私はもう準備万端だった。心も体も。今すぐに貫いてほしいって思った。けど、男はまたも例の焦らしの手順。丹念に丹念に愛撫してくる。私が男にしたいって思ってた体中を唾液だらけにすることを逆に私がされた。またしてもクリトリスへの愛撫で2回もイカされた。2回目の絶頂の時は腰がビクンって跳ねた。なんだか、まな板の上で捌かれる前にピチピチ跳ねてる魚みたいだな、私って、なんて変なこと考えながら、そのビクビクが続いている最中に男は私の一番奥まで貫いてきた。私はもう訳がわからなくなってしまって錯乱状態に陥った。そしてまた何回も何回もイッた。っていうかイキ狂ったの。ここ数週間、ずっとそうされたいいって思ってたこと全部期待以上にされて心と体がシンクロして天国に昇った感じ。好きな男にめちゃくちゃにされる悦び、それをひしひしと感じながら、私は何回もいろんな体位で犯され続けた。それでももっとっもっとって思った。私の空っぽはまだまだよって思いながら、それを口に出して男に伝えた。男はほんとに私の期待以上だった。それくらいすごいセックスだった。
またも1時間くらい激しく私の中を掻き毟った男は大きく体を震わせながら爆ぜた。一瞬、気が遠くなった。あまりの至福感に。
それでも自分を奮い立たせて男の下半身に移動して、男のものに被せてあったスキンをとって男のものを口に含んだ。愛おしかった、男のものが、男の精液が。チューチューと吸いながら漠然と前読んだ阿部定事件のことを思い出していた。きっとこんな気持ちだったんでしょうねって思いながら。
私は男の胸の中でしばらく寝た。自分でも気づかなかったけど眠りながら泣いていたそうで、男の胸には私の涙のあとがいっぱいあった。そして約束だからもう一回抱く、それで空っぽにしてやるって。私は重たくなった体をまたしても揺らされ続けた。快感のあまり足の指がピーンって伸びたままで足が攣りそうだった。そこから1時間、私は再度快楽の淵に堕ちた。大きな喘ぎ声出しっぱなしだったので最後らは声が枯れて出なくなった。またしても何回も何回も絶頂に達し、もう最後は時間の感覚すら亡くしてしまっていた。
終わったあとに、腕枕をリクエストした。苦笑いしながら腕枕してくれた男に「やっぱり駄目?私だけのものにはあなたはなってくれないの?」って聞いたけど「今は誰かとそういう仲になることは考えられない。許してくれ。」って言われた。そこではグッとこらえたけど、その後一緒にシャワーを浴びて、私の体を洗ってくれる男にしがみついて大声で泣いた。私の恋愛は成就しなかったことがジワジワと効けてきたのね。
男は電話番号と職場と自宅を書いた紙を私にくれた。何かあったら、どうしようもなくなったら連絡しておいでって言って。
私はそれを大事にカバンに入れた。連絡するか、っていうか連絡することを我慢できるかどうかわからないけど。その紙は大事にとっておきたいとは思っているの。
次の日は、お腹が痛かった。すごい回数お腹の奥を突かれてしまったからだけど、この痛みが愛おしくてこのままずっと痛かったらいいのに、っていう思いと、その痛さを虚しく感じる自分がいた。仕事中にわけもなくポロポロ泣いてしまう自分がいた。
結局失恋してしまったけど、あれから数日経ってしまって思い返しても、何だかいい思い出って感じになってきました。
私は次の恋愛に向かいたいと思います。こんな心と体を絞られるような体験はもうできないかもしれないけど、いい出会いに期待するしかないもの。頑張ります。
自分の日記みたいな自分語りに不快な思いをしたかたもいらっしゃるかもしれません。そういう方にはお詫びします。
男のこと思い出したら、それこそ日記みたいにここを読み返しにくることだけはお許しください。
感想をレスしてくださった皆様、ありがとうございました。それでは。
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