2023/01/10 12:59:01
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車から降りて身支度をした私でしたが、車外の冷たい風がワンピースの下から濡れたあそこにひんやりとあたり、思わず身体を震わせてしまいました。
少し歩き鳥居をくぐる前に一度手を合わせてお辞儀をしました。参道にはたくさんの人たちが一定の流れで少しずつ前に進んでいました。人混みの中でカバンをひったくられないようにと両手でカバンを抱きしめていました。
人の手が私のお尻に当たったりしましたが、どうやらそれは故意ではなく偶然手が当たったかのようでした。それでも敏感になっていた私の身体は一瞬ビクッとなってしまいました。
ようやくお賽銭を入れる順番が来てカバンから財布を取り出し、福沢さんを一枚取り出しお賽銭をしました。鈴を鳴らし二拝二礼をして昨年の感謝をお伝えし本年の目標を心で唱えました。
それから私は商売繁盛のお札と肌身守りを買い、おみくじを引きました。
中吉…願事は信じれば叶う 縁談は焦らずじっとすれば叶う 金運はだんだん良くなる といった内容でした。近くにあった木の枝におみくじをくくりつけ、手を合わせて拝みました。
たくさんの屋台を見ながら駐車場に向かい歩きました。甘いものに目がない私はベビーカステラを買いました。この頃にはすっかりエッチな気持ちであった私はすっかり影を潜めていましたが、思わぬことからスイッチが入ってしまいました。それは家族連れのお子さんが私のことをママと間違えお尻に顔を埋めてきました。お子さんの鼻がちょうど私のお尻の割れ目に当たり、私を抱きしめようとした手が私のあそこにちょうど触れてしまいました。
子どもの温かい体温が私の身体をエッチな気持ちへと再び導いてしまいました。
「これ、リョウタ…こっちこっち…すみませんでした。」
そう言ってお父様が子どもに声をかけました。
「あっいえいえ、可愛らしいお子さんですね。」
「ありがとうございます。さっきママと逸れてしまって子どもが必死にママを探していたんです。これ、リョウタ、ちゃんとお姉さんに謝りなさい。」
若いお父さんからお姉さんと言われたことに気をよくした私は、手に持っていたベビーカステラをお子さんに渡そうとしてその場にしゃがみました。
「お姉ちゃん、ママと間違えてごめんなさい。」
「えらいねぇ、これよかったら食べる?」
「うん。ありがとうお姉ちゃん。」
「ホントに良いんですか?ご迷惑をかけたのにこんなことまでしてもらって。すみません。ありがとうございます。」
そう言って2人は人混みの中に消えていきました。私は再度ベビーカステラを買って駐車場に戻ろうとしました。
そんなことをしていると、「あれ?りんごさん?」と声をかけられました。私は声のした方を振り向くと、お仕事の取引先の社長さんが一人で立っていました。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。こんなところでりんごさんと出会うなんて、今年はいいことがありそうだ。」
「社長さん、あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。でも、私に出会ったからといっていい年になるかどうかはわかりませんよ(笑)」
「いやいや、もう今日がいい日だよ。」
「それと、昨年は奥様と…」
「いや、いいんだよ。あいつも俺みたいな男と一緒にいてたら、精神的にまいるだろうしな。会社を経営していると、どうしても世の中の動向に左右されてしまうからな。あれだけ負債額が大きくなると小心者のあいつには耐えられなかったのだろう。まぁ、社長なんてものはええ加減な性格じゃないとつとまらないだろうしな。」
「でも、寂しいのではないですか?」
「確かに懐もこっちも(笑)」
社長さんが指を差したところは、まだまだ現役を語ってくれそうなあそこでした(笑)
「今年はきっと良くなると思いますよ。別れた奥様もまた戻ってくるかもしれないですよ。」
「まぁそうなってくれると嬉しいのだけれども、なかなかそうはうまくいかないだろうな。あいつもまだ40代だから、これからいい男との出会いもあるだろうしな。俺の方はぼちぼちいくとするわ。」
何とも寂しそうな目をした社長さんを見るとついついお節介を焼いてしまいそうになった私…
「今日は子どもたちにフラれたので、お互い独り身ということでご飯でもご一緒しませんか?」
「良いんですか?私なんかと一緒にご飯を食べても。りんごさんに誘われたら、りんごさんも食べたくなるじゃないですか?(笑)」
「ははっ、そんな魅力のある女じゃないですよ。(笑)」
「いやいや、十分色気もあって魅力的な女性ですよ。ほら、もうここがこんなことになってるし…」
社長さんの指が指されたあそこは確かにズボンの上からでもわかるほど大きく膨れ上がっていました。
「もぉ、社長さんったらぁ(笑)じゃあ行きましょう。」
私たちはそれぞれの車を運転しました。道中はハンズフリーで電話をしながら向かいましたが、元旦ということもあり開いているお店も少なく、一度社長さんの家に向かい社長さんの車を置いて、私の車に社長さんを乗せて運転をしました。
「すみません。いつもと同じように考えてしまっていました。本当にお店開いていませんね。」
「ホントにそうですね。ファミレスとかでもいいですよ。」
「せっかくなので2人で静かに食べたいじゃないですか?」
「まぁ確かにそうだけど…」
「どこでもいいですか?」
「俺はかまわないけど、どこかあるのかな?」
年初めに男の人と車内で2人っきりなったという事実にドキドキを感じていました。
運転しながらも、私のあそこは熱を帯びるようになってきました。
緊張とドキドキでハンドルを握る手が少し汗ばんできました。そして、私はこの時期でも個室でご飯を食べることが出来る場所へと向かいました。