2020/01/20 23:21:38
(X/kXEaK1)
続きです。
ご指摘の訪問販売でのゴム。気になっちゃいますよね。販売は健康器具や機能性食品、併せて避妊具や下着などでした。正直、胡散臭い会社です。
2時15分前、いきなりピンポーンと鳴りました。
てっきり隣近所の人かと思って確認せずにドアを開けました。
『こんにちは!中嶋です!』
目の前に立っていたのは、見慣れない綺麗な女性。
「あ、えっと、早かったですね」
どぎまぎする私とは対照的に、中嶋さんは『説明不足でしたよね?説明させてください』とグイグイ来ました。
その勢いに圧倒されたまま「どうぞ」とスリッパを差し出してしまいました。
リビングに入ると矢継ぎ早に説明が始まりました。
綺麗な女性が避妊具について細かに説明する姿、あまりにも非日常的で見入ってしまいました。
切れ長の二重の目。シャープなアゴ先。一見すると冷たく見えるほど整った顔立ち。
その冷たさとのバランスを保つように、柔らかい曲線を描いた髪が首もとで揺れていました。
妻も美人の部類ですが、私より少し年上の中嶋さんからは、妻には無い艶かしい色香を感じました。
押し負けてしまいそうな空気でしたが、何とか断ろうと頑張ってみました。
「尋常じゃない数ですし、言ってもゴムはゴムですよね?やっぱり無理です」
その文言に中嶋さんが食い付きました。
『でしょ?ゴムはゴムですよね?』
『ゴムじゃないんです!』
『全然別物!』
負けずに「でもね、違いなんてわからないと思うし、使っちゃえば一緒でしょ?」「何ならまだ買い置きのもあるし」と反論を試みました。
『う~ん…』
しばらく黙って下を向いた中嶋さん。
ふと顔を上げました。
そして思わぬ言葉…
『着けてみます?』
『着けたら絶対わかりますから!』
「は?」「いやいや無理ですよぉ」
焦る私を尻目に中嶋さんはバッグを漁り始めました。
小さなポーチを引っ張り出して『はいっ!』と差し出して来ました。
差し出された手のひらに乗ったゴム。
『はい、どうぞっ』
更に私の方へと突き出してきました。
尻込みする私を完全に無視して、中嶋さんは小袋の一辺を切り離してしまいました。
『はいっ、封切っちゃったから着けてみて!』
と強引に手渡してきました。
ゴムを手に唖然とする私。
『ほらっ、トイレで着けちゃって』
腕を掴まれて立たされた私は渋々トイレに行くことになってしまいました。
トイレに入ったものの、どうしたものかと苦慮していると、追い討ちをかける声がします。
『ちゃんと着けてねっ!』
仕方なく着けてみることにしました。
ところが、特に大きく膨張してない上に、ゴムほど伸びないシリコン素材は装着しづらい。
何回か戻してやってる内に、巻き戻しが出来なくなってしまいました。
もう無理です。ダランと伸びたコンドームを持ってリビングに戻りました。
「着けづらいから無理みたいです」
ティッシュにくるんでいると、再び中嶋さんがポーチを手にしました。
もう1つコンドームを出して、おもむろに封を切って中身を取り出しました。
『こっち来てっ』
説明してくれると思ってすぐ脇まで近づきました。
立ち止まった瞬間でした。
中嶋さんの左手が私の股間に伸びました。
『じっとしてて』
『直ぐに大きくなる?』
ジャージの上から触れられただけで股間はすぐにカチカチになってしまいました。
私は何も言えませんでした。
『着けるね』
そう言うと、一気にジャージとトランクを足首まで下ろして、カチカチのモノが中嶋さんの目の前に。
しなやかな指がモノを掴んで、もう一方の手で器用に亀頭にコンドームを被せました。
そして、両手の指先でスルスルと根元まで被せてしまいました。
『簡単でしょ?』
『違いがわかる?』
興奮していた私は「う~ん」と言うのが精一杯でした。
それを見て、彼女の指先が動きました。
亀頭に指先が触れました。
優しく撫で、ゆっくり揉み、また撫でて。
『わかる?生みたいな感じじゃない?』
続きます。