2014/01/03 02:48:14
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さっきまでの行為の余韻に浸りながら、夏織の車がある本屋に向かう。
ホテルのすぐ近くにいる交流会のメンバーを避けるように、海岸通りから一本外れた裏道を走る。
少し走ったころ、夏織の右手がズボンの上から股間を摩り始める。
驚き、アクセルを緩め、夏織の方を見る。
………。
一言二言、声をかけるが、夏織は気にも留めない。
夏織の手はズボンのジッパーを下げ、右手を中に潜り込ませてくる。
トランクスの前のボタンを外し、グッタリとしたソレを握ると素早く引っ張り出す。
やっぱり… さっき2回も出したばかりだから… 辛い…よね?
でも… ちょっとくらい辛い思いしたほうが、夏織とのコト忘れられなくなるでしょ…?
ちゃんと出すんだよ それまではやめないから…。
ほら、対向車来ちゃったよ?左によって道譲らないと、ぶつかるよ。
クルマを左に寄せ、道を譲る。横幅の狭い道。ゆっくりと対向車が横を抜けていく。
力無くグッタリとうなだれたままのソレを手のひらで弄びながら、ニコニコと笑う夏織はその手の動きを止めようとしない。
なかなか元気にならないね…。
本屋さんに着いてもやめてあげないよ?いっぱい人いるけど…いいの?
もぉ… しょうがないなぁ…
夏織がゴソゴソとカバンを探る。
これ…
鼻を刺すような匂い。
ホテルで夏織の小水と淫水をたっぷりと含んだ下着だった。
夏織は助手席から手を伸ばし、手にした下着を、鼻先にあてがってくる。
夏織の匂い。どう? どんな匂いがする? 臭い?
再び、あの感覚。夏織と二人きり、車内の空気がどんどん変わっていく。
夏織の世界に飲み込まれる。
腰のあたりにじんわりと温かい感覚。さっきまでうなだれていたソレは、徐々に硬さを取り戻す。
やっぱり… ***も好きなんだね、こういうの。
助手席から運転席側へと身を乗りだし、左手で握っている下着を、鼻先にグッと押し付ける。
押し付けられた下着から夏織の淫水が滲みだし鼻の辺りをしっとりと濡らす。
夏織の右手は、硬さを取り戻したソレをきつく握る。
アタシも好きだよ… こういうの…。
そう呟きながら、左手を外し、ゆっくりと右手が動き始める。
ねぇ… そこ 右に曲がって。
ちゃんと海岸通り走って。
夏織の指示に従い、車を右折させる。少し走り、海岸通りとの合流点、一時停止して出るタイミングをうかがう。右から左へと、何台もの車が通り過ぎる。
結構走ってるね、クルマ。だれか気付けばいいのに…
夏織は責める手を緩めない。
軽く握ったまま、親指の腹で筋を撫で上げ、人差し指から薬指までの3本の指で先端を包み込むように撫でる。
車内に粘着音が響き始める。自身から流れ出した体液が潤滑油のように夏織の指の滑りを助ける。
呼吸が荒くなる。
呼吸をする度に、鼻の周りに塗り付けられた滴から、身体の中に夏織の匂いが入ってくる。
意識を保つのに必死になる。
夏織の指先がソレの先端に触れる度に、腰椎を引き抜かれたような感覚に襲われる。
下半身の力が抜ける。
アクセルの踏力を一定に保つことができない。
信号っ!! 赤になっちゃうよ!!
目の前の信号が黄色から赤へ。慌ててブレーキを踏む。
信号待ちをしていた親子連れがちょっと不思議そうにこちらを見ていた。
あはは。 ちょっと危なかったね。
見られてるよ***。ほら あんな小っちゃな子にも…。
いまどんな気分?ねぇ?
外からでは車内で行われている淫らな行為は、はっきりとは見えない。ただ、自分が今どんな表情であの母娘を見てるのか、分からない。
ふふっ
夏織の手が、シフトノブに添えていた左手を払いのける。
間髪入れずにこちらに身を乗り出し、夏織の頭が運転席に潜り込んでくる。
股間に暖かくザラザラとした感触。パンパンになったソレは、夏織の口の中にスッポリと飲み込まれていく。
クルマのフロントガラス越しに見えるのは、手を繋ぎゆっくりと横断歩道を渡る母娘。
夏織の頭の動きが徐々に早くなる。
完全に力の抜けた下半身、ブレーキペダルに乗せた右足も小刻みに痙攣する。
ゆっくりと車が前に進む。夏織がうずくまったまま左手でサイドブレーキを引き上げる。
こんなに… パンパンにして。 もう… 出ちゃうんでしょ?
ほらっ 出して…
夏織の左手がパンパンに膨れ上がった首を包み込み上下にストロークする。
亀頭に唇を押し付け、ジュルジュルと音を立てて吸い出しながら、舌先を先端の割れ目に突き立て激しく動かす。
身体に変調をきたすかのような強い刺激。
腰から後頭部まで、背骨を伝って電気が流れたような感覚。呼吸をするのがきつくなる。
んんぅっ!! んっ く… んふぅっ!! んんぅ
夏織が故意的に誘うように大きく吐息を出す。
っ!!!!!!!!
腰の感覚が完全に無くなった直後、パンパンに膨れ上がったソレは確かに何かを吐き出した。
全身の力が抜け、シートにもたれ必死で呼吸を整える。
信号が青に変わる。
親子連れの姿はもう無い。あの瞬間、自分がどれほどの声を出したのか分からない。
ゆっくりとサイドブレーキを下ろす。腕に力が入らず、シフトノブを操作するのもつらい。
少し走ると、突然夏織が外を指差す。
そこは小さな個人経営のコンビニ。夏織に促されるまま、車を駐車場に停める。
駐車場には自分たち以外に車は2台。
夏織は無言で車を降りる。一人残され、乱れた着衣を整える。
トントントントンっ
ボンネットを叩く音。頭を上げると車の前に夏織が立っている。
こちらをジッと見つめ、軽く微笑む。
夏織が唇から舌を少し出す。そのまま口を軽く開く。
口の中に含まれていた体液が、夏織の顎をつたって流れ落ちる。
夏織はもう一度ニッコリと笑い、右手で口元をぬぐうと再び車に乗り込んでくる。
ちゃんと見えた? 精液っぽくなかったね。
もしかして、おしっこ出しちゃったの?
正直、何が出たのか自分でも分からない。
まあ… いいや。じゃ、帰ろ。
フラフラになりながら、車を走らせ夏織を本屋まで送り届ける。
帰り際に夏織が運転席に身を乗りだし囁く。
これ…
夏織が取り出したのは、下着。目の前でヒラヒラと揺らして見せる。
***にあげるから。大事にしてね。
夏織が汚れた下着を左胸のポケットにねじ込んでくる。
家に着くまで、ポケットから出しちゃダメだよ? わかった?
そう言い残すと、夏織は自分の車に乗り込み帰って行った。
少し、駐車場で体を休め、家に帰る。
その日の深夜。夏織からのメール。
『今日みたいなエッチはアタシも好きだよ。』
『理性が消えちゃうくらい、無茶なことされるの。でも、主導権はアタシが握るからね。』
『***が考えて。夏織がどうされたいか。』
『今日、アタシが***にしたことは、***にアタシがされたいことのほんの一部』
『じゃあ、またね。ポケットの下着は、次会う時まで洗わずに持っておいてね。』
メールに返信し、その日は死んだように眠った。
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