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あの夏の思い出

投稿者:麦茶! ◆kR9lpurGm.
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2018/10/22 13:52:10 (E5QRRPEX)
この話は1年か、2年前に、ナンネット(の中のどの掲示板か忘れましたが)に投稿した記事を改めて1から書き直したものです。

以前に投稿した記事は、途中までうまくかけてたという実感もあったのですが、長編の連載形式というのもあってか、途中でコメントを下さる読者の方々の間で口論が起きて炎上していまい、結果、最後まで書く機会を失ったような形になった事がありました。

今日は非番の休日でたっぷり時間があるので、改めてもう一度、あの日の僕の物語を完結を目指して書いていこうと思います。



<一目見た時>

あの時の僕は、毎年夏休みになると徳島の海部という場所にある祖母の実家に行くことが恒例行事でした。 夏休みにおばあちゃんの家に行く。というのは、誰もが恒例行事となっていた少年時代を過ごした方々も沢山いるのではないでしょうか。

僕がこの夏の恒例行事を楽しみにしていたのは、祖母の家に行くときはかならず、3万円のお小遣いをもらう事ができるのが一番の楽しみでした。なんせ夏休みの間、まるまる祖母の家でお世話になるのだから、さすがに祖母にお小遣いの世話までさせたくなかった。というのが母の考えるところだと今では思います。

しかし、3万円という小遣いをもらった僕は、祖母の家に行く前に、すぐにエアガンを買ったり、ゲームソフトを買ったりして大半を使ってしまい、それがバレたら母に怒られるというのもあって、祖母の家にいく荷物の奥底にエアガンとゲームを隠し、何事もない素振りをしてフェリーに乗船するのでした。

フェリーの中では、また少年だった僕にはとても楽しいものが沢山ありました。大人びてフェリーの中で売っている相場より高い150円の自販機のコーヒーを買って、大人の真似して甲板で飲んでみたり、またフェリーとか、ああいう場所で食べるカップ麺とか、これまたおいしいんですよね。そして無駄に船の中を隅々まで探索したり。

そんな子供心に満ち溢れた一人旅であったのです。

船が海の上を走っている時間は約6時間。今思えは6時間なんて寝ていればアッという間に過ぎていくはかない時間ですが、当時の僕にとってはとても長い時間のように感じられました。仕事とか、人間関係とか、収入と支出とか、一切なにも考えなくていい、当時の僕の目の前は楽しい事で一杯だったのです。

フェリーが船着き場に到着し、僕は一番先に船着き場から、船に接続された鉄板でできた階段を下りていきました。まだ暁の日が薄暗い、鳥がチュンチュンと鳴いているそんな時刻でした。

学校の夏休みはとっくに始まっていたが、これからが本当に俺の夏休みが始まるんだ!そんな期待をもって、僕は足取りかるく、鉄板でできた階段を、タンタンタンと独特の音を鳴らせて駆け下りていったのです。

船の階段を降りて波止場までくると、船から降りてくる旅客をまっているのでしょう。数十名の人々がフェリーから降りる乗降客を待っていました。家で待っている祖母は足が悪いので僕をこんな明朝に迎えに来る事もなく、僕は何事もなく乗降口の場を通り過ぎようとしました。

すると、その数十名の中に、一人、異彩を持つ女の子が立っていたのです。

年齢は僕と同じ年くらい。だけど・・・男である僕より背が高く見えるすらっとした身体。少し膨らんでいる胸。髪の毛はキレイな黒髪で背中まである、なんの細工もしていない純正のストレートヘア。何より、まつ毛、目、鼻、口、あらゆる顔型が、まるでお人形さんのように整った、和風美女を発見したのです。言い換えれば、夏の甲子園とかでチアガールとか、マネジャーとか、そういう「イメージモデル」ってありますよね、純粋な中に活発さがあるような、あのイメージ、そんな子が船着き場で誰かを待っていたのです。

(うわ・・・・。こんなかわいい子がこんな田舎にいたんや・・・・)

僕はその彼女を思わず2度見してしまいました。しかし、3度みるのはさすがに失礼かと思い、僕は振り返りたい欲求をこらえて、何事もなく祖母の家へと足取りを速めたのです。

海岸線をそって祖母の家に行く、そこには毎年見慣れた漁船や、魚市場、衣料品店、駄菓子屋、肉屋、本屋、今となってはこの手の業種はすべて大型スーパーの中に併合されてしまっていますが、当時はまだ、これら小売店が商売できる地域でもありました。

僕は田舎情緒あふれた毎年くる道をたどって純和風建築の祖母の家にたどりついたのです。

祖母の家についてからは、祖母からの「元気しとったかえ?」との言葉をもらい、それから、おにぎり、味噌汁、黄色の沢庵、などを食べてその日は夜から朝にかけて船旅をしてきたという事もあって、祖母の家で就寝する事にしたのです。

しかし、布団の中で思い出すのは、あの船着き場で見かけたあの美少女の姿でした。

(あんなにかわいい子がいたんや・・・)この言葉だけが僕の頭の中を何度もあふれては消え、あふれては消えを繰り返していました。

そして翌日、僕は昨日の朝に見かけたあの子の事も忘れ、山で買ったばかりのコルトM1911A1のエアガンで射撃し、夕方からは近くの波止場で鯵釣り、時には朝から海水浴に行ったり、その帰りに親戚の家に言ったり、何の不自由もない夏休みを過ごしていました。

すると身体で出来るのはクラゲに刺された痕。僕はそれが嫌になって、(海いくのは控えるか)と思っていたのです。と同時に、(そういえば、、、あの隣町の海岸の森林をくぐったとこに50円の市民プールがあったよな・・)と思い出したのでした。

その市民プールは僕が以前に何度か、親戚の兄ちゃん達に連れられた行ったことがあるプールだったのです。

僕はその日、いつもどおり準備は海水浴に行く準備をしながら、1時間に2本という少ないバスにのって隣町まで行きました。そして記憶をたどり、(先祖の墓がある)森林の中を探し当て、その中の林道を通って目指していた市民プールへとたどり着いたのです。

今でこそ、この市民プールは人々のしるところとなり、夏休みにもなれば家族ずれでごった返していました、当時は地元民しか知らない秘境のプールでした。プールの構造はただシンプル。5本の25Mのレーンがあるだけの、いいかえれば学校にあるプールと同じ構造のプールだったのです。

僕はその市民プールの入り口にたどり着き、そして50円硬貨を入れる箱に入れました。別に50円を入れなくても誰にも文句を言われる事もない田舎のシステムでしたが、かといってたかが50円ごときケチるのもどうかと思い、アルミでできた四角い箱に硬貨を入れたのです。

そして中に入ると、ロッカールーム。とくにお金を入れて使うロッカーではありません。ただのロッカーです。もし何か盗まれたら自己責任というパターンですが、特に平和な田舎ではそんな盗人もいないのが実情です(原付がキー付きで駐車されてる世界ですから)

それからロッカールームを出れば長方形のプールが僕の目の前に出てきます。森林に囲まれた中にポツンとあるプール、人は誰一人いませんでした。

すると・・・・

(え・・・・?)

なんと、プールサイドにあるテント(小学校の運動会でPTAが座ってるところの感じのテント)の下に、あの船着き場でみたあの子が本を読んで座っているではありませんか・・・。

(え・・・ ・・・なんでここにあの子が・・・)

一瞬、頭が真っ白のなりました。

ですが、かといってその子がいたからといって、顔見知りでもなんでもない僕がなんらかのアクションを起こせる訳がありません。

僕は他人のふりをし、何事もないふりをし、プールに入り、適当に泳ぐ。そんなぎこちない遊泳が続いたのです。しかし、頭の中はあの子の事を考えて一杯でした。

プールで無造作に泳ぎながら、(声かけようか、、、いや恥ずかしい。。。無理だ・・)そんな事を考えながら、ずっとあの子の事を意識しながら泳いでいました。

それからある程度、プールで泳いだ後に休憩をしようと思いました。といっても休憩できるような場所はあのテントの下にいくつか並べられたパイプ椅子しかありません。

きっとあの子には僕が何か意識しまくっている事はバレていると思いました。なぜなら似たような年代だからです。僕がプールの中で時折顔を出したときにあの子も僕を見ていた事もあって、何度か目が合って目をそらしたような事もあったのです。

僕は(休憩するだけだから、別に椅子に座っても問題ないだろう)と思い、当時の僕にとってはたかがこの行為だけでも勇気がいる事でしたが、プールから上がり、あの子が座る少し離れたところの椅子に腰かけたのです。

するといっても、同じテントの中に僕が入ってきた事ですから、あの子もあの子でなにか意識するところがあったのか、僕がテントの中に入ると、少しして彼女は立ち上がったのでした。スクール水着の上にTシャツを着ている、そんな素朴な恰好でした。

思春期真っ盛りの僕。立ち上がった彼女のスクール水着が食い込んだお尻。。そして僕の目の前を通り歩く時のワレメに少しフィットして、アソコの形が浮かび上がる股間・・・そんなところに目が言ってしまいました。

そして彼女はプールの飛び込み口 1 2 3 4 5 とか書いてる台に来ると、着ていたTシャツを脱いで、ゆっくりとプールに入り、彼女も平泳ぎで向こう側へと泳いでいくのでした。

お違い、(何か意識しあっている)というのだけは実感を持つことが出来たのです。

それから僕は毎日のようにプールへと足を運びました。彼女は毎日、プールの椅子に座って本を読んでいました(後で聞くところによるとアルバイトでした)しかし、声をかける事はできませんでした。時には別の家族ずれ等もいて、声をかけれるような雰囲気もないときがありました。そして3,4日後、僕は最大の勇気を示してあの子に声をかけてみたのです。

「こんにちは。あのさ、3、4日前の朝、船着き場にいなかったっけ?w」 と。すると彼女はこう答えました。

「うん。あの時船から降りてきたよね?関西からきたの?」 と。

(うおおおーーー!!!!! 覚えてくれてたぞ!!!!!!!!)と狂喜した瞬間でした。

それから僕たちはプールという場を使って急激に仲良くなっていったのです。


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投稿者:彩瀬
2018/10/24 00:46:02    (gPLOOgN1)
楽しみです。
続き待ってます
3
投稿者:麦茶!
2018/10/24 07:28:12    (oiAQRjFl)
コメントありがとうございます。恋愛掲示板なんて誰もみてないんじゃ。と思ってました。また続きかきますね^^
4
投稿者:麦茶!
2018/10/24 20:42:36    (oiAQRjFl)
それから僕は毎日、朝の10時になれば50円のプールへと通いだしたのです。。船着き場であったあの子は月・水・木を除き、いつも夕方17時の閉館までいるとのことだったのです。

僕たちはお互いを自己紹介をしました。名前もしらないあの子の名前はミホとの事でした。住んでいる場所は隣町で、夏休みの課外授業の一環で学校指定のアルバイト体験をしており、その地域の最低自給に毛が生えた程度の給料しかもらう事はできないが、これといって何か遊ぶ用事もないのでやっていると言ったのです。

一方、僕は関西地方の某県から、毎年恒例の祖母の家に遊びに来ている事を伝え、夏休みが終わる3日前に関西に戻る事を伝えました。つまり8月一杯は、ミホちゃんと過ごせるという事を意味していました。

毎日、僕たちは誰もいないか、あるいはいても近所の家族ずれが数組いるだけの、閑散としたプールの中で、若さというエネルギーからか、それとも思春期のトキメキからか、1時間でも2時間でも平気で疲れる事もなく話を続け、話題が途切れたらプールで遊んでいたのです。

どれだけ朝10時にきても、夕方17時がやってくるのはアッという間であり、新鮮な毎日が続いていました。そして8月中旬くらいにもなると、17時のプールの閉館でバイバイするのも惜しみだすようになり、閉めたプールの入り口玄関の少し段差がある小さな凹となったくぼみの形状の中にお互い壁に背を持たれて向き合いながら座り、そこから19時くらいまで話し続けるという状況にもなっていったのです。

当時は、恥ずかしさ、奥ゆかしさに揺れ動く年ごろの二人でしたが、きっとお互いに惹かれあっていたんだと思います。ですが、言葉の中で「付き合おう」とか、そういったセリフは出てきませんでした。
心の奥底で、もしそんなセリフを言ってしまったら、今の関係が壊れてしまいそうな、そんな予感を持っていたのだと思います。

・・・・・

結局、僕たちは何の進展もできないまま、、僕は帰らなければならない日の前日がやってきました。会えるのは今日が最後。僕はその最後の日に、何をどうしていいかわかりませんでした。

最後の日も、僕たちはプールの入り口玄関の小さな空間の中に腰を掛け、今までとは違う、しんみりした雰囲気の中で話をしていました。

時刻も18時くらいになると、夏の夕焼けが空を照らし、鈴虫をはじめとする様々な昆虫の鳴き声が響き渡っていました。

そういった夏の終わりの雰囲気が後押しをしてか、僕の胸の中に、静かではあるけど、とても力強い慟哭のようなものが湧き出てきたのです。

僕は「そろそろ行こうか・・・」と立ち上がりました。するとミホちゃんも「うん・・」と、それに合わせて立ち上がったのです。本来なら、そのまま車が走っている道路に出る細道に向かってかって一歩を踏み出すだけ。しかしその時僕は、その慟哭の力に身をゆだね、ミホちゃんの方を向き、そのままギュッ・・とハグしたのです。

すると軽く僕の腰にもミホちゃんは手をまわしてくれました。そのまま僕たちは暫く停止し、最後の名残惜しさをお互いの身体を抱きしめあって伝えあっていたのです。

そして僕はその流れのまま、ミホちゃんの顔のあごに手を添え自分側に向けて、、そしてキスをしました。そして思春期の年ごろの僕たちのキス、それはただのフレンチキスに終わる事はなく、それから不器用なぎこちない動きで互いの舌先を絡めあい、より激しいキスへ、そしてより激しいハグへと変わっていったのです。

そして僕は自分の身体に変化が起きている事に気が付きました。これだけ哀愁漂う雰囲気であるにも関わらず、これだけ愛情が溢れかえる雰囲気であるにも関わらず、なぜ自分のアソコは大きくなっているのだろう。。。

この時の印象は強烈に覚えています。

せっかくのドラマのような展開、これこそ青春の1ページという、とても素晴らしい時間を過ごしているにも関わらず、ミホちゃんを(カッコヨク?)抱きしめているにも関わらず、下半身ではテントを張ったような状態になってきたのです。 (しんみり書いてたつもりですが、ここは笑いどころかもしれません笑)

キスをしながら沸き起こる願望は、ふくらんだ胸に手を差し伸べてみたい、、ワンピースの裾に手をいれて、そのまま太ももの内側をスッとさわりながら上にのぼってみたい。。。そういう気持ちでした。

そして激しくなっていくディープキス、ミホちゃんからも積極的に舌を絡めてくれるようになり、「本来の男女の流れなら」この後は僕が手を差し伸べていく流れであることは間違いありません。

そして僕は、震えながら抱きしめてた腕の片方を解除し、、スッとミホちゃんのワンピースの裾へと手を運んでいったのです。指先にはミホちゃんのふとももが触れました。ミホちゃんも当然の如く、(何をされるんだろう)と感じたはずです。

僕はそのまま、添えた手をそのまま、スーーと上へと上げていき、思いのほか簡単にミホちゃんの下着が指先に触れるところまでたどり着くことが出来たのです。

下着の上からとはいえ、人生で初めて、生身の女の子の「肩」や「手」ではない部分に触れました。柔らかく、温かかったような、当時の僕はきっと、そんな感覚を体験したことだと思います。

するとミホちゃんは、突然の僕の攻めの手に驚き本能的に防御姿勢をとったのか、立っていた状態のから、そのまま地面にズルルとしゃがみだしたのです。(地面にしゃがめば、キスと僕の手の両方を解除できるからだと思います。拒否する意思、逃げる意思、抵抗する意思はなかったものだと推察されます)

そして突然のミホちゃんの防御姿勢に、僕も少し遅れてしゃがみだし、お互いしゃがんでからは、また一息置いてキスを再開したのです。男女の駆け引き。のようなものが始まったような気がしました。

しかし、実際には駆け引き等というものはありませんでした。難しく考えなくても、ただ単にミホちゃんは誰かに触らせるほど、まだ覚悟が固まっていなかっただけなのです。そんな彼女の気持ちを理解できなかった僕は、しゃがんでからもミホちゃんの下半身へと手を差し伸べ、また下着の上からアソコをさすり始めたのです。

白と黒のシマシマのパンツ、こういったのも、こんな至近距離で見る事も初めてでした。その初めてなものに手を触れているなんて、僕は自分で何が起きているのかわからない心理状態になっていました。

そして僕がパンツのゴムの部分から、自分の指を滑り込ませ、、、一瞬、ヌルッ・・・っていう何かに滑る感触が指に触れたとたん・・

「やめて・・!!」

と言われたのです。

僕は素直にやめました。しかし僕は柄にも合わず「俺じゃだめ?」みたいな返事をしたと思います。するとミホちゃんは冷静に、、「ここ外だから・・・それに・・」と自分の気持ちを吐露してくれたのです。

「外であるだけじゃない、もしここが安全な場所であったとしても、私はこれ以上は望んでいない。それはキミの事が嫌いなんじゃなくて、もし、ここで全てを許てしまっても、この先また、会えるかどうかなんていう保証なんて何もないから。」

と言ってきたのです。無理もない気持ちでした。確かにここで最後までしたとしても、もしこの先、お互いが今の気持ちを持ちづ続ける保証なんてなにもない。次にあうのは1年後、1年間も合わずに今の気持ちを保ち続ける事なんて挑戦したこともない。

僕は「わかった。。ミホちゃんの事が、本当に大事だからこそ、ミホちゃんの気持ちを尊重する」と言いました。ミホちゃんは「ありがと」と返事をしました。

そしてしばらくシーンとした後、、「明日、何時の船にのるの?」と聞いてきまいた。そして僕は「16時」と答えました。そして「じゃ、明日船着き場まで見送りにいくね」と笑顔で答えてくれたのです。

(この人を好きになって良かった)と心から思いました。そして翌日、僕はミホちゃんに見送られながら、フェリーに乗りました。そして甲板からミホちゃんの姿が見えなくなるまで、ずっと甲板に立っていました。そしてその後、トイレでこっそり泣きました。

もっと遊びなれた2人なら、連絡先の交換等もできたかもしれませんが、結局、最後まで何もできませんでした。(僕は携帯を使いすぎだ。ということで親から取り上げられており、またミホちゃんも携帯を持っている素振りはありませんでした)

運命は僕に容赦なく試練を与え、それから「約束」という2文字の為に、僕ははるか長い1年を過ごす事になっていったのです。

5
投稿者:プレイヤー ◆X5.rJP8uIQ
2018/10/31 18:08:59    (M60xMgsj)
1年後の続きが有るなら、よろしくお願いいたします!
6
投稿者:麦茶!
2018/11/02 11:42:16    (pGuBUpWD)
読者がいてくれるなら、書きます!

7
投稿者:麦茶!
2018/11/02 12:30:14    (pGuBUpWD)
あれから1年、その間の春夏秋冬、様々な事がありました。日々、僕に重くのしかかる学業。そしてクラブ活動。学校生活、気が付けば周囲で、こっそり内緒で車の免許を取った。という同級生も増えてきました。

「来年またプールで会おうね」という約束。当時の僕にとって、三蔵法師がシルクロードをわたって天竺へ行く旅よりも長い旅、そんな旅はあれやこれやと毎日を過ごしていく上で、あっという間にやってきたという感もあるし、長かったという感もあります。

何はともあれ、僕は「来年の夏休み」を無事に迎える事が出来、あのミホちゃんがいるプールへ向かおうとしているのでした。

例年と同じ時刻に同じ船にのり、そして徳島へと向かっていく。心の中ではミホちゃんは待ってくれているだろうか。という期待と不安が入り混じっていました。

すると、、なんという事でしょう・・・。夏休み始まって2日目の明朝、、僕がフェリーを下りていく、あの乗降口にはミホちゃんが待っていてくれたのです。

1年前とは違う、、そんな感じでした。髪の毛の長さこそ、さほど変わりませんが以前より、より凛とした表情、少し大人びたのかロングスカートをはいて、麦わら帽子をかぶり、そして少しメイクをしているミホちゃんでした。

ミホ「今日来ると思ったw」

と、僕を待っていた理由を言ってくれました。僕は「今日待ってると思ったw」と返しました。

この世界の中に、どれだけの快楽物質があるといえども、あの時の僕の頭に流れた脳波ほど、素晴らしいものはないと断言できます。

僕たちはそのまま歩いていき、二人で祖母の家へとたどり着きました。すると地元民であるミホちゃんは、「なんだー、ここの人のご親族だったんだねw」と言ってきたのです。

というのも、僕の祖母の配偶者である、僕の祖父はこの地域の名士であり、地元では町内会的な活動行事から、名の知れ渡った人であったのです。

そして祖母の家の中に2人で入り、祖母にミホちゃんを紹介、するとミホちゃんも自己紹介したところ、祖母は「なんだ、〇〇さんとこの孫かえ」と言っていました。

どうやら都会と田舎は違って狭いそうです。そんなやり取りもあって、僕たちは前から友達である事を祖母に告げ、渡航初日から僕たちは一緒に活動する事が出来たのです。

しかし、いくら堂々と結婚できる年齢になった僕たちとはいえ、半分は子供の僕たちでした。車があるわけでもなく、飲みにいくわけでもなく、せいぜい、電車で隣の隣町までいってカラオケに言ったり、総合スーパーのような場所をうろうろするだけしか、デートコースはありませんでした。

ミホちゃんもプールのバイトはやっておらず、時間はあるけど、する事がない。僕も僕で、田舎にはきたけど、時間はあるけどする事はない。そんな二人はただ、気が狂ったかのように、毎日のように話続けるしかなかったのです。ですが、これで十分でした。

これといってする事もない。ということは、つまり自ずとHな方向へと2人は傾きやすくなるのは、きっと正常な青春時代を歩んだ青年、壮年であるなら誰もが共感できる事であるかとは思います。

当時の僕達もその例外にはならず、山や海で話しているうちに自然と性的な何か。を感じ始めるのは時間の問題でした。

ミホちゃんと再会して1週間目、その時僕たちは小さな山を上がった廃寺の境内に座って話をしていました。その時のミホちゃんの服装は、夏真っ盛りという事もあって、白のリブカップTシャツ、そしてデニムのミニスカートでした。僕たちは境内に座り同じ方向を見て話をしていたのですが、どうしても僕に気になるのは、この二つの足が出ている付け根の部分。

結局、簡単な話でした。お互いの合意の元とあっては、自然の成り行きであったともいえます。

話が途切れたらキスへと入り。。そして僕が軽く胸に手を添える。そして様子を見ながらふとももへと手を忍ばせていき、、サッとミホちゃんの股間へと手を差し伸べる。そんな感じでした。

もちろん、この動作の中にも緊張、興奮、情熱、あらゆる要素が加わったものであるのは間違いありません。でも、予行演習に関しては、すでに1年前に行っているという事もあってか、この展開になるまではスムーズだったと思います。

ただ、ここでこのテーマを書いてもせん無き事ではあるのですが、僕はこれといってルックスが優れる訳でもなく、学歴がよい訳でもなく、なんでもないただの男です。そんな男が、こんな最初の投稿でも書きましたが、高校野球のイメージガールのような、こんな爽やかで、活力あふれ凛としたミホちゃんに接近できているのが、まるで夢のようでした。

そして僕は、このキスを主体としたムードの中から、ミホちゃんへの股間に手を差し入れる事に成功し、1年ぶりの感触を味わう事に成功したのです。

1年経てば女というのはこうも変わるのか・・。ある意味、僕自身が1年前と何の成長もしていなかったという証にもなるのですが、オドオドして震える手でミホちゃんの股間に触れる僕に対し、ミホちゃんは、僕がミホちゃんの敏感なおまめさんに触れる度に、「アッ・・・」と声を出していたのでした。

きっと、ここ部分(クリ)を触れば気持ちいいんだろうな。。と経験も何もない僕は、ただミホちゃんのクリ部分をパンツの上から押したり、こすったり、まわしたりするだけで、ミホちゃんは、より強く僕を抱きしめてくれ、そしてより高く喘ぎ声を上げてくれるのでした。

はいていた黒のパンツも最初に触れた時とは違って、みるみるうちに湿ってきたのか、ジメッとした感触を僕の指先に伝えるようになり、最終的には下着越しに触っているのかどうか不明なくらい、指先にテカテカとした光沢をつける汁が滲み出るくらいになっていました。

僕はその時、チラっとミホちゃんの表情をみましたが、、、、なんという妖艶な・・・。あのしっかりして表情がキリっと凛としたミホちゃんが、力ぬけ、すべてを僕にゆだねているような、そんなトローンとした表情をしているのです。

それが僕の自信へとつながり、僕はより攻めを激しくしていきました。

でも、結局はここは野外の寺の境内。パンツを脱がしたり、僕が下半身を露出したりするには及びませんでした。

ただ僕がミホちゃんを一方的に感じさせただけで、この先の打つ手はなかったのです。

でも、その時の僕にはこれだけで十分でした。

最後のミホちゃんの「いっちゃう。。。!」と、同時に、なにかジュワッ!とパンツから液体があふれだし、同時に背中をガクン!ガクンとさせた後、僕は(なにかあふれだしたという事に驚き)「ごめん。。」と言い、そんなセリフでその日は終了したのです。

その日はそれで別れましたが、僕は満足でした。なぜなら「場所が安全であれば、次こそは最後までいける」という確信があったからです。

当時は新鮮さ、興奮、そしてなにより、「愛」でなにも無用な詮索はしませんでしたが、一緒に山寺から降りる時、ミホちゃんは自分の股間から垂れてくる液体を気にしているようでした。

きっと、潮をふいちゃったんだと思います。

僕は何も気が付いていないフリをし、正面だけを見て山を下りました。そして美穂ちゃんは山の入り口にある公衆トイレにはいり、そして「お待たせw」と元気よく出てきました。(きっとパンツに含まれていた水分を処理したんだと思います)

本来なら、自分が初めて潮をふいちゃったことに驚いているはずですが、そんな素振りも見せず僕に気を使遣ってくれる・・そんな健気なミホちゃんを大事にしなきゃいけないな。。なんて思い、その日は終わっていったのです。


8
投稿者:生見
2018/11/13 05:48:37    (a6Yw5tnS)
続き楽しみです。
9
2018/12/18 01:31:08    (JuNcRgiM)
素敵な体験談の続きが、待ち遠しいです。
続きをお待ちしていますね。
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