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2021/01/02 03:26:57
(H4WfpJ09)
私がバイよりだったことに気づいた体験です.
少しスレチな気もしますが,みだらでした.
ーーーーこれってホワイトクリスマスですよね.
大学院生の時,私の部屋は先輩,後輩,同輩のたまり場として飲み会会場として使われていた.
Aくんは他学部の先輩伝いに知り合った4個下くらいの長身ですらっとした男の子だ.もとい,男の娘だ.
彼(彼女)との出会いは,文化祭の折に先輩の屋台を手伝っていたときのことだった.
先輩が連れてきた彼はいわゆる女装趣味でメイド服のコスプレで現れた.
大学生によくある悪ノリのようだと思っていたが,本人は女装自体に楽しみを見出しているようだった.
屋台の準備や打ち上げは私の部屋を貸し出しており,先輩や彼と楽しく文化祭を過ごした.
面白かったのは,男性にない胸を作るために片栗粉を使用したゲル状の胸を作り始めたときだった.
片栗粉で作った彼の胸を揉みしだく遊びに興じたことはいい思い出であった.
さて,文化祭も終わり,彼と友達になったある日のこと.
先輩や友人や彼をいれて飲み会を催した.
例のごとく女装で現れた彼は私の隣に座り,楽しく飲んでいた.
女性の姿になった彼を微妙に意識しており,居心地の悪さから飲みすぎていたと思う.
これまた大学生の悪ノリで,彼にセクハラをするという遊び(彼もまんざらではない)を皆でしており,
私もそれとなく彼におさわりをしてしまった.
周りからはからかわれたが,酔っていたこともあり,つい彼の股間に手を伸ばした.
ーーーーあ,硬くなってる
驚きとともに少し興が乗ってしまった私は彼の太ももをまさぐっていた.
さすがに周りの目もあり,それ以上は触ることなくその場はお開きとなった.
文化祭が10月で,さっきのような飲み会が11月だっただろうか.
そんなこんなで12月を迎え,彼女もいない私は寂しいクリスマスを迎えることとなった.
そんなとき,彼から連絡があった.
大学の帰りに家に帰る前に休憩させてほしいとのことで,先日の飲み会のことを思い出しつつ,
二つ返事で彼を迎え入れた.
課題のレポートもしたいとのことで,こたつに座らせてテレビを見ながらまったり.
たわいもない会話をしながら,なんとなくこたつ内で足が触れた.
先日のことをまた思い出す.
もやもやしたので改めてきいてみた.
別に男同士だし,他に誰かいるわけではないからいいだろう.
「この間セクハラしたとき少し勃ってた?」
・・・・
・・・
・・
・
なんで何も答えないんだろう.
チクタク.
時計の秒針が刻む音が気になる.
気まずくなってこたつからでようとしたら,
「少し気持ちよくて」
むむむ.それってどういう意味だろう.
ーーーーまた触ってみますか?
ハッとしながら,ここからは少し言葉にできない感覚だった.
彼に近寄り,こたつの中で彼の太ももを触る.チクタク.
何も言葉を発さないが,拒否もしない.呼吸が少し荒くなったか?
彼の太ももを触りながら股間に手が触れる.チクタク.
硬く張っているのがズボン越しにわかる.息遣いはまた荒くなっている.
時計の音と彼の息遣いの音だけ.チクタク.
きっと解放されたいのだろう.
男だからわかるその高まりを察して,なのに自分の興奮につながっている不思議.
彼のズボンを下ろして男根を解放させる.
彼のものは長く,下向きに沿っていた.
AV以外で勃起したものをみることはこれが初めて出会った.
他人の男根を触った感覚は自分のものと違っていて生き物の温かさと弾性が右手に伝わってきた.
少しずつしごく.
気遣いが高まる.チクタク.
ひくひく動く男根.
息遣いが早まる.チクタク.
ああ,これはそろそろイクな.
・・・
・・
・つっぁ..
彼の声がたまらなく漏れ出た.
白濁した熱が放出された.
その光景.倦怠感の中,少し呆然としながら彼は,
ーーーーこれってホワイトクリスマスですよね.
そんな軽口をたたいていた.
ああ,イカせるのに男女の区別はないのだなという,変な感想と興奮を覚えた.