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2020/05/05 13:04:43 (tngCVm.g)
季節は廻り、今年の春にはまた河川敷に綺麗な桜が咲きました。
今年の桜は、誰からも愛でられることもなく散っていきました。
山々には芽吹く緑のそよ風が吹き乱れています。

季節は廻っても、廻り切れない私の彼への断ち切れない未練に涙する毎日です。

若いだけの理由で両親に反対されて、故郷を後にして20年が過ぎようとしています。。
優しい夫と二人の子供にも恵まれた幸せな毎日でした。
絵にかいた様な幸せな日々も、ある出来事を境に生活が一変しました。
16歳になった息子の突然のオートバイの事故による死でした。
バイクの免許取りたての息子が、友達とツーリング途中の事故死でした。
落胆する家族、悲しみに打ちひしがれた夫の姿は、見るに忍びないものでした。
家族の会話も少なくなり自暴自棄になる夫の姿に、ただ共に涙するだけでした。
兄との思い出を断ち切るように娘も、高校卒業と同時に都会へと旅立っていきました。
灯の消えたマイホーム、会話のない夫と二人だけの生活は、まるで囚われの牢獄でした。
鬱の一歩手前で、仕事を求め、社会と関わることが出来たことが幸いしました。
仕事の忙しさと職場の人との関わりが、私の精神的苦痛から救ってくれました。
そして亡くなった息子への悲しみも、日々の忙しさの中で消え去ろうとしていました。
仕事にもようやく慣れてきて、心にも少しずつ余裕が出てきた頃でした。

彼、裕君との出会いは昨年の桜咲き乱れる季節でした。
スーパのパート勤め学生アルバイトとして採用されたのが、彼との最初の出会いでした。
彼が大学生になって、最初の夏休みでした。
彼の言葉の訛りにすぐに私の故郷に近い人だと気づきました。
彼の言葉から流れ出る故郷の訛りに、つい懐かしさがこみあげてきました。
店長の配慮もあって、同郷のよしみで指導係を命ぜられました。
仕事を教える責任感と、彼の素直な性格に触れる毎日に仕事が楽しくなりました。
さらに私を喜ばしてくれたのは、亡くなった息子と同年代の若者と働けることでした。
今考えると、知らぬ間に息子の面影を追っていたのかもしれません。
一カ月を過ぎた頃には、商品の在庫の管理から発注までこなせるようになっていました。
彼の仕事ぶりは、私を含め店長にも高く評価されました。
何より私の指導がよかったと、私までも褒められる結果となりました。
早速そのことを彼に知らせたく、倉庫内の休憩所で遅い昼の食事をしながら伝えました。
話をしながら何かご褒美をと考えていました。
何気ない会話の中で、ふと思い浮かんだのが彼の誕生日でした。
近ずく誕生日にサプライズなプレゼントをと考えていました。
「裕君、もうすぐ誕生日だよね。何か欲しいものある」
今一番欲しいものはと、聞き出そうとしました。
うつむきかげんにぽつりと話す彼の言葉は、小さくて聞き取り事ができません。
赤くなった横顔に、いたずら心で顔を覗き込むといきなりキスをされました。
軽い口づけでした。
青天の霹靂とはこのことでしょうか?
しばらくは胸の動悸が治まりませんでした。
遠く忘れ去っていたこの胸のときめきが私の思考を狂わせてしまいました。
私の驚きの様子を見透かしたように、私への告白がポツリポツリと始まりました。
頭の回転の速い彼なのに、彼らしからぬしどろもどろの言葉の意味を理解するのに時間がかかりました。
ぽつりぽつりと話し始めました。
「幸子さん。僕はまだ女性を知らないんです。早く彼女を見つけたいと思っているんですが、田舎から出てきた僕には彼女なんか見つかりそうにありません」
しばらくの沈黙の後、とんでもない告白の言葉が続きました。
「出来ることなら幸子さんに、僕の最初の女性になって欲しいんです。幸子さんと一緒に仕事をするようになって、恥ずかしいんですが自分で処理する回数が増えたんです」
いまだかって、付き合ってくれる彼女すらいなくて寂しい思いをしていると。
彼の瞳の奥には、私を見つめる真剣で一綱な瞳が見えました。
純粋な瞳の奥には、若者らしい男の女を求めるいじらしさが滲み出ていました。
彼の予想だにしない告白に、呼吸するのを忘れてしまうほど胸がざわつきました。
「おばさんをからかわないでよ。いくつ年が離れていると思っているの、、、」
「僕、年なんか気にしません。幸子さんがそういった気持ちになってくれるまで待っています。急ぎません。来年の誕生日プレゼントでもかまいません」
次の言葉を探すことが出来ずに戸惑う私の心は、パニック状態でした。
あの告白を受けてから数日が経ちました。
今までと変わらない接し方をするのが精いっぱいでした。
時々、倉庫の片隅で悲しげに私を見つめる彼の瞳に、胸の苦しさが伝わってきました。
度重なる彼の視線に耐え切れなくなって、仕事の手伝いを理由に倉庫に呼び出しました。
私の事をあきらめるように話すつもりが、彼の思いに戸惑いながらも彼の行為にあがなうことができなくなってしまいました。
どこで覚えたのか舌と舌を絡ませてお互いの唾液を吸いあうほどの情熱的な口づけでした。
彼の荒い息づかいを感じながら、私の胸ははだけ彼の両手で揉みしだかれて躰の芯から絶え間ない快感が沸き上がってきました。
私のスカートの中の下着に手が伸びてきたときに、さすがに止めざるをえませんでした。
数分間の出来事でしたが、私の心も体も理性の利かない熱風が吹き荒れていました。
「裕君、今日は仕事が終わったらどうするの?予定ある、、、」
耳元で囁くような言葉が、震えてうわずっていました。
やっと言えた私からの誘いの言葉でした。
「幸子さんは、、、僕は何も予定ありません。ずっとアパートにいます」
「今日、裕君のアパートに行ってもいい? 夕食を作ってあげるわ、、、」
「えぇぇ、、、本当ですか。うれしいな、、、帰って部屋を掃除しておきますね。本当ですか?うれしいいな・・・」
冷え切った家族の絆を思うと、改めて自分の存在価値を認めさせてくれた裕君に感謝すべきでした。
3時に上がる健君を追うように、逸る気持ちを抑え4時に職場をでました。
夕方4時過ぎに祐君のアパートを訪れました。
両手にさげたスーパーの紙袋の中身は、飲み物やすき焼きの食材でした。
部屋のブザーを間もなく待ちわびていたかのようにドアが開きました。
「いらっしゃい。早かったですね」
満面の笑顔を浮かべた裕君の笑顔に、思わず笑顔で答えていました。
今更ながら、私を必要としてくれる人がいると思うと胸が熱くなってきました。
意味もなく涙ぐむ私を、優しく部屋の中へとエスコートしてくれました。
思いの他綺麗にかたづいた部屋の隅には、小さなベッドが備わっていました。
無言のまま荒い息づかいを感じながら、どちらが求めるでもなく自然の成り行きでした。
数時間前にたわむれた行為の熱量が、体から呼び戻されていました。
二人で感じあう舌先の唾液の甘さが、はやる気持ちを加速させ彼の気持ちを高ぶらせていきました。
彼の勃起した物がパンツからはみ出して私の指先に触れたとき、その大きに驚きの声をあげてしまいしました。
彼に導かれて握り込んだその物の悩ましいうねりは、別の生き物ではと疑うほどでした。
「裕君、、、すごいわ、、、こんなの初めてだよ、、、みんなに大きいって言われない」
「友達にはたまに言われるけど、それほどではないですよ。普通ですよ」
食生活の変化によるものなのか、主人のしか知らない私には初めて目にするものでした。
彼のソフトな女性の体の扱いは、女性を知っている者の手慣れた行為の様に見えました
彼のペースに巻き込まれる前に、思い切って聞きました。
「裕君、女の人初めてじゃないよね、、、経験あるよね、、、上手だもん」
「僕、初めてですよ。恥ずかしいんですが、いつもビデオを見てるうちにセックスのシュミレーションして学んでいたんではないでしょうか? 男優になり切っていたんではないでしょうか」
彼の落ち着いた愛撫に、いつしか彼のペースに巻き込まれたようです。
思いもよらない体の中心から沸き上がる熱量が、私を十分すぎるほど潤していました。
彼と接触する皮膚細胞が、わずかな接触にも敏感に捉えるように成っていきました。
彼の愛撫が心地よいと感じるのに時間はかかりませんでした。

夜の夫婦生活も長く途絶えている私に、女としての役目を果すだけの機能が残っているのでしょうか、不安になってきました。
年齢的には女性としての月のものは必ず訪れ、それなりの性的欲求もあるんです。

何気に引き出しの奥から取り出す避妊具に思わず安堵の微笑みを返していました。
箱から取り出したコンドームを装着する彼のあわてる仕草に、初めて彼の話していたシュミレーションの意味が理解できました。
苦笑いする彼に寄り添うようにコンドームを受け取ると、その大きさを確かめるようにゆっくり装着していきました。
「幸子さん、、、ありがとう、、、」
彼のあまりの大きさにコンドームのサイズが小さいようでした。
彼のあのサイズの物を、私の体が受け入れることが出来るかが心配でした。

それは一瞬のうちに見事に打ち砕かれました。

舌と舌の絡み合いから、胸への愛撫、握りしめた彼の勃起したものが、更に悩まし気に波打っています。
仰向けになった私を抱え込むように、勃起した彼の物が下半身に当てがわれました。
何度かあてがわれ押し付けられた彼の物は的を外していました。
「幸子さん、、、教えてください。入れてください、、、」
下半身を浮かした彼の隙間から右手を差し伸べ、私の中心の入り口へと導きました。
突き進む彼の波打つ勃起した物は、ゆっくりと差し入れられました。
「ギャー、、痛い、、、ちょっと待って、、、ゆっくりして、、、」
長らく遠ざかっていたセックスのせいかもしれません。
それ以上に、未体験の大きさに躰が恐れをなし、拒絶反応起こしたのでしょうか?
彼の下半身から繰り出される静かな動きが私の体の潤いと快感を呼び起こしてくれました。
裕君の背中に回した指先の力が徐々に抜けていくのを感じながら、ゆっくり深く沁み込んでいく感覚が甦ってきました。
痛みと恐怖が徐々に快感に変わっていくのに時間はかかりませんでした。
子宮の入り口にあてがわれ、脈動する彼のものが私の女の喜びを呼び覚ましてくれました。
「裕君、、、気持ちいいよ、、、あああ・・・気持ちいい、、、」
声にならない声で伝えました。
「幸子さん、、、気持ちいい、、、いっていいですか、、、」
徐々に高まる律動が射精の瞬間を迎えると、子宮口に熱い物を感じました。

どれだけの時間が経過したのか、そとはすっかり暗くなっていました。

急ぎ夕食の用意をしました。
裕君が好きだと話していたすき焼きでした。
美味しそうに食べる彼の姿に、ふと事故で亡くした息子の姿を思い浮かべました。
生きていれば彼と同い年のはずでした。
食事の後かたずけを手伝う彼の横顔に一抹の不安を覚えました。
今更のごとく、先ほどの行為に満足したのだろうか?
今更聞き出す訳にもいかず。なぜか後悔の念に駆られていました。
不安を察したのか私ん背後から耳元にそっと囁いてくれました。
「幸子さん。ありがとうございました。これ以上の満足はありません。ビデオなどでは決して経験することの出来ない男女の交わりを教えてくれました。お互いの愛のある行為でなければ意味をなさないことでしょうか」
胸からこみあげてくる涙が止まりませんでした。
気がつくとベットの上で交わっていました。
二人の自然体の行為に、二人を隔てるコンドームなど必要ありませんでした。
「裕君、コンドームはつけなくていいよ、、、そのまましょう、、、」
「え!いいんですか、、、本当にいいんですか?僕はすぐに逝ってしまうかもしれませんよ」
「いいよ、、、そのまま中に出していいよ、、、裕君にもっと気持ちよくなってもらいたいの」
コンドームのない行為は、私に言い知れぬ快感を味合わせてくれました。
そうなんです。先行きを考えず私から望んで求めたのです。
彼の終焉を私の体の奥深く求めたんです。
熱く放たれた精液が私の心と体を至福の喜びに導いてくれたのです。
体の奥深くで咥えたままの彼の物は、数分後には硬さを取り戻しています。
底知れぬ若者の性欲に、何度逝かされ精液を注ぎ込まれたでしょう。
注ぎ込まれた彼の精液が思わぬ時に、私の下着を濡らすことがありました。
まだ体の奥深くに残っていた、彼の精液が排出されるんです。
彼との行為が体の芯から生々しく甦ってきて、思わずトイレで慰める淫乱な私がいます。

彼があと何年相手をしてくれるかはわかりません。
たとえ若者の単なる都合のいい性欲のはけ口であっても、彼から与えられる女の幸せは他に代えがたいものだと思っています。
私の女の炎を再燃してくれ、至福の喜びを教えてくれた彼には感謝意外何もありません。
体の相性がいいのか、彼とのセックスには一度も嫌だと思ったことがないんです。
逢えば必ず2回以上の交わりがありました。
ただ一度だけ避妊に失敗して彼の子を身ごもってしまいました。
彼には負担になることを心配して、話すことはありませんでした。
一人寂しく涙して、産婦人科で始末しました。
その後は必ずピルを飲んで避妊をしています。

彼はいま新型コロナウイルスの感染の疑いで、故郷のある場所に隔離されています。
濃密接触をしていた私は感染の可能性は十分あるはずです。
相談出来ない苦しさに、一人密かに体温を測りながら得体のしれない恐怖に脅えています。
これは神から与えられた天罰なのでしょうか?

会えない寂しさに、断ち切れない彼との未練に今日も涙しています。

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2
投稿者:ばぶ
2020/05/05 17:18:16    (eU9y7SeP)
こんにちは。

引き込まれるように一気に読んですごく
ドキドキしてます。
コロナ憎いですよね。

僕は天罰ではないと思いますよ。
彼も通りすがりさんも感染されてないことを
祈ります。



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