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数年前。南国。記憶を基に。

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2013/08/03 06:19:22 (g724Xrv6)
数年前の出来事です。手元に残っているメール履歴と記憶を基にして、文章に起こしてます。


**********


名前は夏織(仮)。年齢23・4歳(当時)。

ショートカットで、左右の八重歯が印象的、綺麗というよりは可愛いといったタイプ。

身長は145㎝前後で小柄。胸の膨らみは目立たない。

服装によっては、実際の年齢よりかなり幼く見える。


出会ったきっかけは、車のサークルの交流会。

夏織は別のサークルの代表者。

人懐っこい性格で、誰にでも明るく接し、自分の所属していたサークルのメンバー内でも評判が良い。


交流会が行われるのは、皆の仕事が終わった後。

夏織は家が厳しらしく、交流会で会っても家までは片道1時間ほどかかる、長くは居られない。

当然、話ができる時間も少なく、仲良くなりたくてもなかなか距離が縮められない。

サークルの連絡担当だった為、他サークルの代表者の連絡先はすべて自分の携帯の中にある。

当然、夏織の連絡先も。


ただ、あくまで連絡係として連絡先交換。必要以上の連絡はしない。

当然、夏織からも必要以上の連絡は来ない。


**********


その日は幾つかのサークルが集まって親睦会という名の大宴会。幹事を務めたのは自分の所属するサークル。

夏織も門限を気にせず最後まで参加していた。案の定、未成年に間違えられ、身分証の提示を求められる。


状況が変わってきたのは、スナックを借り切っての3次会でのこと。場所は雑居ビルの2階、この店以外は空きテナントばかり。

3次会の参加者は15人程。そのうち女性参加者は数名、その中に夏織もいた。皆、アルコールが回り大騒ぎ。

しばらく騒ぎ、酔いを醒まそうと店の外に出る。


冷たい風を浴びようと、フラフラの足でゆっくりと階段の踊り場に向かう。


階段の踊り場に人影がある。よく見ると二人。

一気に酔いがさめるような状況を目の当たりにし、に自分の目を疑う。



一人は壁に寄り掛かり、もう一人は小柄な身体をピッタリと密着させ、右足を絡ませ右手は相手のズボンの中に。



夏織だった。

二人の身長差はかなりある。

夏織は身体をピッタリと密着させたまま、相手の顔を見上げ、大きな潤んだ瞳で男の目をジッと見つめ、左手を男の腰に回し、

自分の腰を押し付けズボンの中に差し込んだ右手を焦らすようにゆっくりと、上下に動かしていた。



どれくらいの時間がたったか分からない、ふと我に返る。


夏織がこちらに気づくよりも前に、男と目が合う。男は同じサークルの仲間。

お互いバツが悪そうに苦笑い。

 (ごゆっくりどうぞ。)

表面上は、我意に介さず、といった態度をとり静かに酒の席に戻る。


しばらくすると、タイミングをずらして二人は帰ってきた。何事もなかったように。

その後は、いくら飲んでも酔いは回らない。さっきの映像が頭から離れない。



ほんのりと紅潮した頬。

薄いピンクのルージュを引いた唇。口元がゆるみ軽く微笑む。

その表情は先ほどまでの幼さは微塵もなかった。

少し短めのベージュのキュロットスカート。そこから伸びる足が男の足に絡みつく。

まるで太ももを自分の敏感な部分に引き寄せるかのように。

押し付けた腰を微かに上下にグラインドさせる。

キュロットスカートから伸びた足が、ピクンとほんのわずかに痙攣する。



いくら幼く見えても、中身は23・4の女性。

当然SEXも知っており、男の扱いを知っていて当然。

ただ、幼い見た目とのギャップがありすぎて、心臓の鼓動が止まらない。

その後、夏織と話すことはなかった。


解散後、他サークルのメンバーから労をねぎらうメールがいくつか届いた。

もちろん夏織からも。

いつままでのような、事務的な文面ではなく、

たった一言だけ。


  『楽しかった、またね』


と。


見られていたのを知っていたのか、自分にはわからない。


**********


数日後、当事者の男から事情を知る。

3次会のトイレから出てきた時に、ドアの前で立っていたと。

夏織は、うなだれるようにもたれ掛り、そのまま手を引かれ店の外へ出たと。


**********


あれ以来、夏織からは、連絡以外のメールが届くようになる。

メールと言っても、特に内容のあるものではない。

あいさつ程度のものから、今日○○があったなど、ごくごく普通のメール。

酔っていて覚えていないのか、あの日のことには一切触れてこない。

その後も、何度か交流会で夏織に会う機会はあった。

普段通りに振舞おうとするが、あの日の映像が頭をちらつく。

他のメンバーとは気軽に話はできる。が、夏織に対しては妙に余所余所しくなる。

目を合わすこともできない。

夏織に対しての態度は、交流会を重ねるにつれ、変わっていた。


**********


夏織からのメールが届く


  『最近、***君、アタシのこと避けてる?』


当然、自分に対する態度が変わってきたのを夏織も感じている。

返信に迷う。(そんな事は無い)と、返信したい。が、それが弁明できないほど、余所余所しい態度だった。

サークル同士の付き合いもある。下手に嘘をついて関係を悪くするわけにはいかない。

すぐに返信はできない。本当のことを伝えるには、素面では耐えられない。


仕事を終え、部屋に帰りアルコールを呷る。

酔いに任せて、メールを返信。

その日その場にいたことを告げる。


  『知ってたよ。』


身体が震える。


  『見てたんだよ…ね?』


返事に困る。続けざまにメールが届く。


  『あの時、とても寂しかったから…』


その後いくつものメールをやり取りする。


  --県営の戸建て住宅に住み、両親は共働きで、兄が一人。

  --小学校高学年頃から、無視されたりとイジメの対象になった。

  --同時期から自傷行為がはじまった。少し気持ちが落ち着いた。手の甲に熱湯をかける等、少しずつエスカレートしていった。

  --中学でいじめは受けなくなった。自傷行為の回数も減った。でも完全には止められなかった。

  --初めて異性と関係を持ったのは14歳の時。相手は20歳の人。泣いた。痛かったのも理由の一つだけど、それだけじゃない。

  --そのころから、自傷行為の代わりに自慰行為で気持ちを落ち着けていた。

  --自傷を抑えたのは、その人にそのことを知られたくなかったから。

  --身長も低く、胸が小さいので幼くみられるのが悩み。大人っぽい恰好をしたいけど、周りには似合わないと言われる。

  --だから、下着だけでも大人っぽいのを着けたい。こだわりもある。

  --自慰行為でイクことは少ない。イクこともある、興奮もする、でもなぜか途中で冷めることが多い。

  --最近は、精神的に落ち着いてきた、でも、アルコールが入ると耐えられないほど疎外感を感じる事がある。

  --自慰行為ができない状況(他の人がいる等)では、今でもトイレに駆け込み自傷行為で自分を落ち着ける事がある。

  --自傷行為をした後は、ひと時は落ち着けるが、素に戻り、自分の傷を見て泣くこともある。

  --一人は嫌。常に誰かと繋がっている感覚が欲しい。とにかくそばに誰かいて欲しい。寂しい。自らサークルを立ち上げたのもそのため。

  --あの日、トイレの前で待っていたのは、自傷の為。周りに人がたくさんいたのに、急に寂しくなって。トイレから出てきたのは顔見知り、耐え切れなくなって外へ連れ出した。

  --見られているのに気付いた瞬間、今まで生きてきた中で一番興奮した。見られながら、というのは初めて。視線を感じてからは、手足の指先がビリビリ痺れた感じがした。

  --立ち去ってから、急に素に戻ってしまい、冷めた。最後にKISSをして戻った。お互いイってはいない(と思う)。


気が付けば、夏織のかなり深い部分まで知ってしまっていた。

あの日の最後のメール

『楽しかったよ、またね』の真意も。

心臓の鼓動が、あの時と同じように速くなる。


  『もっと…知りたい?』


程よくアルコールも入り、軽い酩酊状態。

夏織の心の底まで知ったような錯覚に囚われる。逆らえるはずもない。

自然にYESと意思表示をしてしまう。


**********


  『今…とても寂しいの。でも、もう自分の身体には傷跡はつけたくない。』


  『どういう意味か… 分かるよ… ね?』


ゆっくりと自我が融けていくような、不思議な感覚。

夏織が目の前にいるわけではない。直接声を聴いているわけでもない。

ただのEmail。

ディスプレイに移るのは、夏織から送られてきたメール。文字の羅列でしかない。

自分の意志と違うもう一つの意志が、夏織が望む内容になるように、キーボードを叩いている。

メールの履歴だけで判断すれば、淫らな文章を使い。こちらから夏織に、一方的に指示を出している。

実際にコントロールしているのは夏織。

Mに誘導され、あっさりと手玉に取られるS。


**********


  --服は脱いだよ 今は下着だけ 薄い青でサテンの上下 部屋の窓もドアも少し開けてる カーテンも 少し寒いかな?


  --親は下(1階)で寝てる 兄貴は今いないよ あまり声出せないね 外に聞こえちゃうし 親起きちゃう


  --うん 今 上から触ってる クリトリス 下着はまだ脱いじゃダメ?


  --ムズムズしてきた クリが少し膨らんできたの 自分でも分かるよ 中に手入れて直接触っちゃダメ?


  --直接触りたい まだ脱いじゃダメ? ブラだけでも外していい?


  --摘んでるよ 硬くなってきてる 乳首 寒いからかも?分かんないけど 


  --同時に摘んだよ クリも乳首も 腰の下の方がゾクゾクって 濡れてると思う  恥ずかしいけど ちょっとだけ音聞こえてくるもん


  --うん ちゃんとドアの方に向かって 足開いてる 廊下に誰か来たら見られちゃうよ 


  --ううん 嫌いじゃなくなったと思う この前から 誰かに見られるの


  --お願い!! 下ももう脱ぎたい直に指で触りたい もどかしいよ 


  --結構濡れてると思う たまに冷たいもん


  --よかった 下着のナカ多分凄いことになってる


  --脱いだ やっぱり付いてる 生理前じゃないのに凄くヌルヌルしてるよ


  --見てる 部屋の明かりもつけたよ クロッチのトコにネバネバいっぱい ちょっと黄色っぽいかな? 


  --擦り過ぎたからかな 短い毛も付いてる ヌルヌルのとこに じっくり自分の見るのってやっぱり恥ずかしい 嗅がなきゃだめ?


  --変な感じ 自分の匂い嗅ぐのって 


  --やっぱりナカの方がいい 指入れてしてもいい?


  --お願い!! 指入れさせて!! ちゃんと咥えながらするから 1本だけでいいから お願い!! ナカに入れさせて ツラいよ


  --ちゃんとパンツくちに咥えてるよ ちょっと苦いような しょっぱいような 他の人のも舐めると こんな味なのかな?


  --うん 中指 普段より濡れてるからちょっと指動かすと音が響く もっと動かしたいけど 音が気になるから 我慢してる


  --ちょっと息苦しい 口が塞がれてるから。 声は抑えられるけど 息が荒くなるよ 取っていい?


  --なんか変 いつもと違うよ 今日は逝けそう イイ? 我慢できないよ


  --まだダメ? 逝きたいよ 


  --洗濯バサミは無いけど木のクリップならあるよ 挟むの?


  --挟んだよ うん。両方 あんまり痛くはない なんかピリピリする 恥ずかしい もし親に今の姿見られたらと思うと


  --引っ張るの?乳首壊れちゃうよ ちぎれる


  --変だよ パチンってクリッブ引き抜いた時 叫んじゃった ちょっと痛かったけど それだけじゃない 今も胸ジンジンしてるけど こういうの もう一度されてもいい         


  --ねぇ ***はこういうの好き? あたしは好き 今もう普通じゃないと思う


  --まだだめ? ツラいよ 指1本で 焦らされ続けるの


  --入れたよ 人差し指も 鳥肌立ちそう さっきより音が大きくなっちゃった 抑えたいけど止まらないよ もういい 聞こえても 声も抑えられない


  --うん 中で指開いたりしてる 音凄いよ… 響く 


  --太ももブルブル震えてる 足は閉じたくない 開いたままでいる やっぱり見てほしい もっと酷い事されたい


  --やらしいよ 指の根元までネバネバがついてる 白い 糊みたい 自分のを眺めながらどんどん興奮してるのが分かる 恥ずかしいけど嫌じゃない 


  --目の前に***がいればいいのに もっとちゃんと見えるように開くから よく見て!! 酷いこといっぱいしていいから!!


  --うん ちょっとまって すぐ移動する


  --うん 今 兄貴の部屋にいる ちゃんと擦りつけてるよ枕に ねぇ いい? イっていい?イキたいよ!! おかしくなる!! 


  --そんな事言わないで!! 言われたからしてるんだもん 変態って言われてもいいから 何とかしてよ!! 


  --こんな事させられたの 初めてなんだよ? これ以上は耐えられないよ!! 


***1時間ほど、ずっと焦らされていた夏織には限界かもしれない***


  --お願い!! 声聞きたいの 逝けって言って!! ***の声聞きながら逝きたいよ もう無理 これ以上したら壊れちゃう お願い!! ちょうだい!!


携帯を手に取り、電話を掛ける。

夏織に哀願された言葉を一言だけ囁く。


受話器の向こうから、悲鳴のような声が聞こえる。

夏織が絶頂を迎えたことを知り、それ以上何も言わずに電話を切る。

しばらくして夏織からメールが届く。


  『シャワー浴びてきた。あんなに濡れたのは久しぶり。そのまま寝たら、太股とか痒くなっちゃうし。』


  『まだ身体が痺れてるみたい。もしかしたら聞こえちゃってたかも?イった後、階段の明かりがついたの、誰も上がってこなかったけど。』


  『兄貴の枕ベトベトに汚しちゃった。恥ずかしいから、裏返しにしてきた。今夜兄貴はあの枕で寝るんだ…。ちょっと変な感じ。』


  『それはあり得ないよ~。兄貴となんて。気持ち悪い。でも、誰かに指示出されて、ああいう事させられるのは、好きかも。』


  『すごく楽しかった。まだドキドキしてる。』


  『次会うときはもっと仲良くできるよね。またね…』





  『そうだ、忘れてた。シャワーのついでにツルツルにしたんだよ。今度ゆっくり見てくれるよね?じゃあ、おやすみ***』





いつの間にか、***と呼び捨てで名前を呼び、半ば強制的に、次は身体を重ねる、という流れを組み立てる。

Mとしての自分をさらけ出しながら、時折Sのような部分を見せ相手をコントロールする夏織。

僅かに恐怖を感じた。


**********
 
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2013/08/11 22:23:17    (l3kMdLkz)
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翌日、夏織からメールが届く。


  『うぅ~ 痒い~。剃った痕がチクチクする~。』

  『剃っちゃうと、痒くなっちゃうんだね。ずっと続けてると慣れるのかな?』

  『今日来られるんだよね?交流会。途中でこっそり抜け出しちゃう?直接触って、痒いの治めてくれる?』


身体が熱くなる。血の流れが急激に早くなるのを感じる。

仕事が手につかない。何をしていても気になって仕方がない。

夜が待ち遠しい。

前の夜に感じた、微かな恐怖心はどこかに消えてしまっていた。


**********


仕事を終え、車を現場に走らせる。夏の終わり、まだあたりは明るい。

現場に到着。いくつもの個性的な車が並び、その奥にいくつかのグループが。

その中に、夏織はいた。

少しゆったりしたボーダーのTシャツに、クラッシュデニムのショートパンツ。ベルトサンダルの隙間から見える真っ赤なペディキュア。

夏織と目が合う。

夏織は少し微笑むと軽く会釈。


それだけ。


その後も、自分が期待していた事は何も起こらない。

時間が過ぎ、夏織は軽く挨拶をし、いつものように他のメンバーよりも早めにその場を立ち去った。

夏織からの積極的なアプローチもなかった。

その後、しばらく経ち、解散。

片づけを済ませ。自分も家路につく。


しばらく走ると、携帯のランプと振動がメールの着信を知らせる。


  『もうみんな解散した? 今… どんな気分?寂しい?』


夏織からのメール。


  『今、****のコンビニの駐車場だよ。一度家に帰れば、ある程度の時間なら外出できるけど…。 ***はどうしたい?』


夏織は決して自分からは言わない。

必ず相手に言わせる。

『会いたい』と。


  『分かった。一度家に戻って、歩いて****のコンビニに行くから。』


**********


海岸沿いを西へ走り、小高い丘を抜け田舎道を走る。少し開けた道を走ると目的のコンビニがあった。

車を頭から突っ込み、駐車スペースに停める。

雑誌のコーナーで待っていた夏織は、こちらに気付き、店から出てくる。

手には買い物袋を提げている。

なぜか助手席には乗り込まず運転席側に回り込んでくる。コンコンとノック。

スポーツカーで車高も多少下げている。そのままでは夏織のおヘソの辺りしか見えない。

ウインドウを開け、顔を出し夏織を見上げる。夏織と目があう。


  ね、何か気が付かない?


交流会で会った時と、なんら変わらない夏織の姿。戸惑う素振りを見せると


  つまんないなぁ…


ガッカリした様な少し不機嫌そうな表情。こちらを見つめる。


  ほら、よく見て。ここだよ。


夏織が指さした場所は、右足の付け根辺り。

ベルト部分のすぐ下から、縦に5㎝ほどショートパンツに軽いダメージ加工がされている。


  分かりづらい?


縦に入った切れ目を指で軽く開いて中を見せた。

腰の辺り。普通なら下着の生地が見えてくるはずの場所。

見えているのは下着の生地ではなく、夏織の肌。


  ねぇ… 分かる? 下には、何も履いてないんだよ。


驚き、顔を上げ、夏織に視線を戻すと、満足そうにニッコリと笑い助手席に乗り込んでくる。助手席の夏織は、運転席に身を乗り出して話し始める。


  今日一日、ドキドキして過ごせたけど、姿勢を変えたりすると、食い込んじゃって、擦れてヒリヒリしてくるんだよ。


  このヒリヒリ、***なら、鎮めてくれるよね…?


お互いの顔の距離が近い。店の中からは丸見えの状態。

耐えきれなくなり、ギアをバックに入れる。


**********


駐車場を出て、夏織に指示される通り車を走らせる。10分ほど走り町中を抜けると、急に辺りはさみしくなる。

田舎ではよくある光景。街灯も少なく、ポツンと置かれた自動販売機にたくさんの虫が集まる。

不意に夏織が手を取る。

シフトノブの添えていた左手は、夏織に導かれるままに、ショートパンツから伸びる太股の上にあてがわれる。


  は…ぁ…


軽い吐息が微かに聞こえる。柔らかい肌がまとわりつくような感覚。手を離すことができない。


  ねえ…。どんな気分? ドキドキしてる? 


ただ、うなずく。いきなりの出来事に、呼吸が荒くなりうまく声が出ない。


  ふふ クルマ…ぶつけないようにね


  あっ、そこ!! 右に入って。


慌てて左手をシフトノブへ、ギアを変え、脇道に入る。左右をたくさんの木が生い茂る、上り坂をはしる。

5分ほど走ると行き止まりに、少し開けた場所。車を回すスペースも充分ある。


  ここで…ね…。


助手席に顔を向けると、月明りでうっすらと夏織の表情がうかがえる。

こちらをジッと見つめている。

ゆっくりと夏織の腕が伸びてくる。

後頭部に手を回されそのまま引き寄せられる。

誘われるように、そのまま身体を乗りだし、助手席の夏織に覆いかぶさるような体勢で、唇を重ねる。

絡みつく舌。

ざらざらとした感触が口の中に広がり呼吸が荒くなる。

夏織の吐息が鼻先をくすぐる。

どのくらいの時間が経ったのか分からない。

夏織の腕は、しっかりと絡みついたまま、離そうとしない。

お互いゆっくりと離れる。名残惜しそうに夏織の舌が伸びる。

やっと解放された時、お互いの唇は、月明りできらきら光る唾液で繋がっていた。


  ん…


うっとりとした表情で、こちらを見つめる夏織。

微かに笑みを浮かべると、夏織の右手の掌がやさしく目を覆う。視界が失われる。


  ジッとしてて。そのまま動いちゃダメだよ…。 ね…? んっ…。


ゴソゴソという音。そして、口元に何かが触れる。


  くち… 少し開いて…


素直に従う。ゆっくりと口の中に入って来たのは、夏織の指。

ねっとりとした蜜を纏った、夏織の指。


  どう…? どんな味? 夏織の味だよ… 昨日はアタシが自分で自分の舐めたから… 今日は***がアタシの舐めて…。


身体の芯が、痺れるような感覚。

くちの中に差し込まれた夏織の指が、舌の上をなぞる様に、ゆっくりと前後に動く。


  ***の舌。あったかいね…。


くちに差し込んだ指を、ゆっくりと抜いていく夏織。


  美味しかった? 忘れないでね、アタシの味…。


その一瞬、夏織の見せた表情は、どことなく悲しげな表情だった。

軽くため息をつき、ゆっくりと上着を捲りあげる。淡い紫のストラップレスのブラ。


  ねぇ、外して…


夏織が小さな身体を弓なりにそらせ、胸を突き出してくる。背中に空いたシートとの隙間に手を回す。

顔のすぐ前には小さな膨らみ。ホックを外す。それまで夏織の胸を包んでいたブラが緩み、ストンと落ちる。

小さな乳首。初めて見る夏織の胸。乳輪は薄くあまり目立たない。


  ねぇ… 小さい胸は嫌い…? ***は大きい方が好き?


そう言いながら、夏織は姿勢を変え、頭に腕を回してくる。口元と乳首の距離が近くなる。舌を伸ばせば届きそうな距離。

夏織が頭を引き寄せる。抱きかかえるように、頭を自分の胸に押し当てる。

口元が夏織の胸の突起に触れる。軽く唇を開き、小さな突起をそっと包む。しばらくそのまま。

急に息苦しくなる。夏織が腕に力をいれ、胸に押しつける。


  ねぇっ… もう知ってるよね? アタシの身体の事、どんな風にされたいか… もう… 分かってるよね 


その言葉に従い、小さなそれを軽く吸い上げ、歯を立てる。少しずつ力をかけ、硬くなった突起をゆっくりと潰していく。

刺激が強くなるのに比例して、夏織の身体の反応も激しくなる。


  ん…はぁ… はっ… は…ぁっ 


夏織の呼吸が荒くなる。吐息が耳元をくすぐる。

無我夢中で、夏織の望む行為を続ける。

運転席から、助手席にいる夏織に対して、身を乗り出しての行為。徐々に体勢にも無理が出てくる。

身体を支えていた右手が、シートから滑り落ち、体勢が崩れる。夏織の突起をがっちりと歯で挟んだままの状態で。


  い…っ!!!! 


夏織が悲鳴を上げる。我に返り、夏織の姿を見る。


  大丈夫。ちょっと驚いただけだから…。少し痛かったけど、平気だから…。ね… 続き…。


助手席の夏織は、こちらに身体を向け、両手を開いて待っている。

体勢を直し、左手でずり下がっていた夏織の上着を捲り上げ、夏織の胸に顔を沈める。

夏織は両手で頭を包み込み、再び自分の胸に引き寄せる。


  気にしないで… もっと強くしても… 大丈夫だから…。 ね… 意味… 分かるよね…?


頭の上から響いてくる夏織の言葉、捲りあげられたTシャツから、微かに感じる汗の匂い。

理性がゆっくりと溶けていく感覚。頭の中の善悪のリミットが、夏織によって取り除かれていくような。

唇に挟まれ、僅かに震える突起。再び歯を立て、時間をかけ焦らすようにゆっくりと潰していく。


  くぅ…ぅ… い…。


夏織は頭にしがみついたまま、身体を小刻みにブルブルと震わせる。突起を挟んだ歯の力は緩めない。


  あっ… はぁ…ぁ…っ!! 


夏織の声もだんだん高くなっていく。頭の中に夏織の声が響く、意識が朦朧としてくる。

もう、力の加減も分からない。

硬くなった夏織の突起をすり潰すかのように、挟んだ上下の歯を、左右にずらすように動かす。

夏織の身体が大きく跳ね、抱えた頭に爪を立ててくる。


  いっ!!!! …た…ぃ!! ちょ…っ… やりす…ぎ ってば… も…ぅ いっ!!!


右手でショートパンツのベルトを掴みそのまま引き上げる。


  ひっ!! く…ぅ…んっ 潰れちゃ…う クリ潰れちゃう…ぉ


右手の力を抜き夏織の下半身を解放する。

それは、ほんの一瞬だけ。

すぐさま力を込め、目いっぱい引き上げる。


  くうぅぅっ!! ひいいぃぃっ!!! 


声にならないような悲鳴をあげる、

さっきまで開いていた両足は、ぴったりと閉じられ、全身が硬直したかのように硬くなり、ブルブルと震えている。

夏織の胸と下半身を解放する、全身の力が抜けたかのように、ゆっくりと身体がシートに沈んでいく。

ぐったりと放りだされた太ももが、小刻みにピクピクと痙攣する。


  はっ… ふぅ…っ は…ぁっ はあぁ… 


苦しそうに肩で息をしながら、夏織はうっすらと涙を浮かべ虚ろな目で、天井を見つめる。


**********


ゆっくりと時間をかけ、高ぶった気持ちを落ち着かせる。

恐る恐る、助手席を見る。

夏織はこちらに背を向け、外を見ている。ポツリと呟く。


  痛かった 凄く…。 まだヒリヒリしてるよ。


改めて、自分の行為に冷や汗が噴き出る。

ゆっくりと夏織がドアを開け、車を降りる。

月明りに照らされる夏織の姿。ほんの少し、もぞもぞと動いた後、振り向きゆっくりと手招きする。


**********

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