1
2013/03/05 12:14:03
(Bjgtvz6s)
一念発起して、郊外にマイホームを購入したのが五年前。
今まで飼えなかった犬を子供達にせがまれ、犬を飼い始めたのも五年前。
散歩や世話は子供達の役目だったはずだが、寝坊助子供達は朝の散歩を数日やっただけで、朝の散歩は俺の役目になったのがきっかけ。
毎朝、同じように犬の散歩で会うおばさんと、自然と声を交わすようになり、話しをするようになった。
ニュータウンの外れにあるうちがおばさんの家だった。
名前は希代子さんという、出会った当時は64才の未亡人、一人暮らし。
そのとき俺は36才だった。
旦那さんを亡くし、八年になるといっていた。
二年ほど過ぎた。
希代子さんをパタッと見かけなくなった。
休みに希代子さん宅を訪れてみた。
愛犬が死んでしまったんだそうだ。
旦那や愛犬に先立たれ、ついに息子夫婦の元にやっかいにならなきゃならないのかな、寂しそうに笑っていた。
まだまだ元気なんだからと励ました。
しかし、ここにいる意味がないと言った。
息子さん家族は都会にいて、都会生活は嫌だなとも言った。
俺にはどちからが良いとは言えなかったので、話しをして帰った。
しばらくしてまた心配になり、訪ねみた。
前回訪ねたときより、元気でほっとした。
友達もいるから、まだここにいると。
彼女をいたわるみたいに心配してくれる文昭さんもいるしね。
笑ってしまった。
その姿を見て帰ろうとしたそのとき。
『お願いがあるの』
『何ですか?』
『この婆、抱いてほしいの』
びっくり仰天!
希代子さんの顔は真面目そのもの。
『文昭さんにも家族あるし、こんな婆だし無理は言わないけど。この前きてくれたとき、嬉しかった。彼氏が私を心配してくれてる、そんな気持ちに勝手ながらなってしまったの』
そのとき希代子さん66才、俺38才。
実はそのとき俺、嫁と冷戦中で、しばらくしていなかった。
考えた。
66才のセックスはいかほどだろうの興味が湧いてきた。
『わかりました』
真剣な顔が笑顔にかわった。
『ありがとう』
奥の部屋に通され、布団を用意する希代子さんは、ウキウキしてるように見えた。
『先に身体を洗いたいですね』
俺はそう言うと、忘れていたとばかりに、イソイソと風呂へ案内された。
シャワーを浴びていたら、希代子さんも入ってきた。
『どう?こんな婆だけど』
色白、垂れた乳、色素が抜けたような薄茶乳首、白髪混じり陰毛。
意外と綺麗だ。