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2012/06/09 10:34:10
(C4CrjxAN)
『また、あいつ来てるのか…?』
『ああ、今日で4日連続らしいよ』
『くっくっく…。ホントにスキモノだなぁ』
そんな声が、耳に届かない訳ではない。
身体が、勝手に求めていた。
もう使われなくなって、古びたビルの一室。
自分の家の所有物件なのをいい事に、如何わしく使っている。
私の身体は、二年前に此処で破壊された。
父親にこのビルで友達とダンスのレッスンに使う許可を貰って、大学が終わってバイトも終わった夜の22時頃から、女友達3人と、ほぼ毎日、ここでレッスンしていた。
ある日、一番リーダー格のサユミと口論となり、チームは解散となった。
学校でもサユミとは気まずくて、二三日話せずにいた。
4日目、サユミから『ゴメン、仲直りしよっ』
私にも異論はなかった。
むしろ、待ち望んだ結果だったので即答でOKした。
サユミが『今夜、またダンスいってい?』
私も又、3人で踊りたかったから、これも即答でOK。
なにも疑わなかった。
その日の夜。
先にビルにはいり、ブレーカー入れたり、1人で準備していると、いつの間にか、ギャングっぽい3人組のタチの悪そうな男が入りこんで来て
『ようっ!おまえだろっ?ヤリマンなんだってぇ?』
私は、恐くなって
声もちいさく
『い、いえ…ちがいます…』としか答えられなかった。
すると、次の瞬間、どの男にされたのか?わからないけど顔を叩かれ、床に崩れた。
顔の痛みに両目をきつく瞑ってしまっていたので、その後の事も誰が何をしていたのかわ解らない。
しかし、床に崩れた私の胸ぐらを掴み、私を再び立たせると今度は、崩れないようにもう1人の男が私を後ろから羽交い締めに押さえ、前髪を掴み上げられた。
すると又、顔に痺れるような激痛。
ぴしゃんっ!ぴしゃんっ!
何度もビンタされ、顔が涙がしみてヒリヒリする。
男が、
『叩かれたいか?止めてほしか?どっちだ?』
聞いてきた。
聞かれるまでもなく
答えようと『やめてほ…』ぴしゃんっ!
『くっくっくっ…。泣いて、詫びる女ってぇのは、マジ興奮すんなぁ!えっ?』
ビンタが続いた。
『ゆ、許してください。言う事聞きますからぁぁ、お願いしますっっもう、もう、叩かないでぇぇーんっ、うぐっん、ぐすんっ』
必死だった。
男が、私の左胸に手を当てて、ゆっくり揉みながら、
『わかってるよな?そういう事だよ。今日から、おまえ、俺らのドレーなっ♪ドレーだよっ ド・レ・イ♪わかったか?ドレーちゃん♪』
まさか、この光景をサユミタチが覗いてたなんて…思いもよらなかった。後にわかった事だ。
しかし、これが私の性欲処理玩具女のはじまりだった。