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2011/04/12 00:23:25
(0C7qblsa)
まだ出来てから一年ぐらいの新しい温泉地の旅館に男友達と行った。
チェックインを済ませてから、部屋に入ると友達は畳に横になる。
ほどなく欠伸…
「眠い?」
「うん、運転疲れた」
「少し寝たら?」
「うん」
お茶を入れ、サービスの茶菓子を食べてたらドアがノックされ「失礼します」と仲居さんが入って来た。
友達が慌てて起き上がると「旦那さんお疲れでしょう。どうぞそのままで」と仲居さんが言い、一通り説明が終わると出て行った。
「旦那さんて言われた」
「マニュアルなんじゃない?」
友達はどことなく嬉しそうだった。
「なぁ…風呂いつ行く?」
「とりあえず浴衣に着替えようか?」
私は、浴衣を持って玄関前のスペースで着替える事にした。
「見ないから、こっちで着替えなよ」
「いい」
襖を閉めながら、ちょっと笑う。
「さっきさ、貸し切り露天風呂があるとか言ってたよね?」
「予約制のでしょ」
襖の向こうから友達が話し続ける。
「借りない?」
「…て、無いわ」
「え~~」
着替え終わり部屋に戻ると浴衣姿の友達がいる。
(けっこうイイかも…)
少しキュンとした。