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1
2025/03/15 16:23:19 (pUN.Df6l)
今から数年前のことです。

当時私は27歳。

そこそこ名の知れた出版社に勤務し、某月刊誌の編集業務に
携わっていました。

大学卒業後に新卒で入社し、丁度5年を経た事もあり、
仕事にも職場環境にも慣れた頃でした。

その日は生憎の残業を余儀なくされ、職場の在る神保町から
都営三田線に乗車し、自宅の最寄り駅である西高島平へ向かう
途中でした。

まだ梅雨明け前の7月初旬。

小雨交じりの天候に電車内は蒸し暑く、おまけに鮨詰め状態
だったこともあり、途中弱冷房が効かされていました。

そんな状況下で突然車内灯が消灯すると、雨天での送電線
トラブルに拠るものとアナウンスが流れ、要所要所に灯る
非常灯で完全に視界を妨げる迄には至っていませんでした。

西高島平迄30分弱の乗車時間。

172㎝の体躯にお気に入りのパンツスーツ姿で吊革に掴まり、
左手には大振りのトートバッグを提げていた私。


そんな電車内で揺れるさなか、或る時を境に私の臀部に接触
して来る感触を覚えいたんです。

きっと雨天だし、傘の柄が当たっているのかな...。

初めはそんな受け止め方をしていたものの、
やがて私の臀部に沿うように穿いたヒップラインに沿い、
明らかに折り畳み傘の柄と思われるモノが滑り入れられ、
次第に繰り返し前後に滑らせ始めていたんです。

(えっ!此れって故意よね、痴漢?)

そう胸の中で呟きながら、何とか躰を捩って避けようとも
しつつ、鮨詰め状態ではそれも叶わず仕舞いでした。

(声をあげるべきか否か...)
小心者の私にはそんな勇気も出せず、連結車両の末端に
身動きすら出来なかったのです。

せめて優先席の車窓に映る姿を睨もうと眼を凝らすも、
私の頭一つ抜けた身長から180㎝以上の男性であることは理解
しつつ、俯き加減に被ったキャップのツバが彼の顔を遮る中、
彼と視線を交差させる事もままならなかったのです。

トラックスーツの上下に薄手のベンチコートを羽織り、
何れかの手に折り畳み傘を持っているであろう事も、
容易に見て取れていました。

背中越しに漂ってくる嗅ぎ覚えのあるコロンの香り。

そして時折り弾ませる息遣いが私の鼓膜に漏れ伝わり...。

私は唇を噛み締め、車窓越しに映るその一挙手一投足を
じっと静観しつつ、恥ずかしい事に快感すら覚え始めて
いたんです。


(あんっ!....)思わず漏れる声。

それもその筈。

いつしか折り畳み傘の柄は彼の長い指先へと様変わりし、
私の尻肉の境目を反芻させる様に滑らせると、その生暖かい
指の蠢きは会陰部から女性器に迄到達していたんです...。


お互いの仕事の忙しさから、当時交際していた彼と別れて
一年を経過した中で、不覚にも痴漢の手に依って濡らしても
いた私。

漸く最寄り駅である西高島平に到着し、人波が雪崩のように
下車し始めた一瞬でした。

ずっと俯き加減だった彼が顔をあげたその瞬間。

私は決して見過ごしはしませんでしたし、電車から降り行く
その横顔を垣間見ながら、愕然としたのです...。

(間違いじゃない...)
寝坊した朝、いつも立ち寄っていたカフェのウェイター。

何処かで嗅ぎ覚えのある香りも彼がつけていたコロンだと
気づかされ、それらが重なり確信へと変わっていました。

生理が近くなると化粧の臭気すら嫌悪していた私。

あの日に限っても睫毛はビューラーでカールさせただけで、
ほぼスッピンに近い薄化粧にリップグロスを重ね、余りの
蒸し暑さから肩口迄の髪をポニーテイルにしていたんです。

それは何時もカフェで見せる私の姿とは程遠いもので、
何度か言葉を交わしながら、週一でボクシングジムに通って
いると聞かされたのを思い出すと、車窓越しに捉えた彼の身
なりとも、合点が行くものだったのです...。

(彼、絶対私だって気づいていない...)
慌てて彼の姿を追ってはみたものの、足早に姿を消した彼。


呆然となりながらマンションの自室に戻り、早々に着替えを
始めていた私。

おびただしく濡れた証がショーツを透過してパンツに迄滲み、
密かに好感を持っていた彼にもたらされた現実だと思うと、
再び膣奥から滲む出る証を抑制できずにいました。

それ以降、
朝寝坊した朝でも彼が勤務するカフェへは自然と足が遠退き、
翌年の夏の事ですが、運命の再会を果たすこととなるのです。

続く
 
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3
2025/03/21 21:07:22    (7KZXhqGw)
この一年、
すっかり忘れていた感覚を呼び覚まされた様に、
一糸纏わぬ全裸を湯煙に隠し、恍惚を貪る束の間。

勢いよく弾け飛ぶ熱いシャワーを止め、
僅かに開けた排煙の窓越し、闇夜に灯る窓の明かりを
所々に望めば、

甲高く咽ぶ声が夏の夜風に乗り、私の鼓膜を擽った..。

私がこうするように、きっと何処かの屋根の下で愛を
持ち寄る男女が存在している。


居てもたっても居られず、
私はおもむろに片脚を膝立たせ、浴槽の縁に腰を下ろす。

嬲るように浴びせたシャワーのせいで、
快楽を司る芽が小豆大に芽吹き、そっと指で撫で回すと
更に紅く肥大し、止めどなく湧き上がる泉は抑制出来ず、
私は溜まらず、その沼の奥へと指を潜らせていた..。


卑猥に芽吹いた芽を左手で弄び、その沼の底へと潜った
二本の指で快楽を貪る。

湿りを帯びた音色を浴室から響かせ、連なる快感が徐々に
下半身を痺れさせ、ワナワナと震え始める大腿部も
そのままに、聖水の放物線を描いていた私。

脳裏を過るのは一年前に別れた彼では無く、
あの日電車の中で私を愚弄した、彼の横顔だった...。





2
2025/03/21 12:48:45    (7KZXhqGw)
初めての痴漢行為に見覚えのある青年の姿。

(どうか人違いであってほしい...)
遣り切れない思いに彼の姿を後追いしながら、
瞬く間にその姿を見失っていた私。

仕事に忙殺される毎日で,記憶の片隅に追いやりながら、
浴室でのシャワーの度にあの時の事をフラッシュバック
させながら、その矛先を指先で見開く私自身に向けて
しまう始末...。





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