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2024/10/13 17:25:16 (HdwDZK9J)
大学の講義を受ける為に自室の|机上棚《きじょうだな》に並んだテキストを取り出した時、一枚の写真がハラリと舞い、机の上に落ちた。大学生の女子の両隣に両親が立って、みんな笑顔の家族写真。

俺はその写真を眺めながら、ふと小学6年の時を思い出した。





俺がいた小学校には普通学級以外に特別学級があった。

そこでは知的障害のある子が1年生から6年生まで一つの教室で、遊んだり学んだりしていた。

でも小6の始めまで特別学級の事、全然興味もなかったし関わりもなかった。



俺は小6当時、学校でムチャクチャ暴れていた。色んな奴に喧嘩売って、クラスメートにも担任の男の先生からも嫌われてた。

言い訳だけど、俺、親から愛情受けずに育ったんだ。だから幸せそうなクラスメートに妬みがあったのかもしれない。

どのみち自ら招いたとはいえ、5月の半ば頃には教室に俺の居場所はもう無かった。



そんな矢先、担任から特別学級の世話係に指名された。要は、授業以外は教室にいないでくれと言いたかったんだろう。俺も頭来て、教室にあった自分の机と椅子を特別学級に持って行った。

小学校卒業するまで特別学級で過ごして、たまにそこの子達と関わりながら一日中授業も受けずに寝てようと思った。当然、義務教育だから許されるわけないけど。



で、特別学級の教室に入った俺は挨拶もせずに空いたスペースに机と椅子を置いて、座ってすぐ机にうつ伏して寝ていた。そしたら何人かが俺の肩や体をちょんちょんと触ってきた。

俺は顔を起こして「何?」と言って周りを見た。

俺の周りには5、6人の男女の子がニコニコしながら立っていた。そして俺に遊んでくれと言ってきた。



ふと黒板の方を見ると2人の先生がこっちを見ていた。1人は50代位の白髪混じりの男の先生だった。精気が抜けた感じに見えた。そしてもう1人は40才前後の、男の先生とは反対に明るそうな女の先生。ショートボブで結構美人だった。ジャージ姿で上がシャツで、オッパイ大きかった。

そのオッパイが大きな女の先生が、

「○○先生から聞いてるわ、ヒロ君よろしくね」と俺に言った。



結局、机と椅子は元の教室に戻して、その日以降授業は教室で受けて、休み時間や給食時間は特別学級で過ごした。最初は正直、障害持ってる子達のデリケートな部分に戸惑いを覚えたけど、クラスメート達と違って俺を慕ってくれたんだ。



学校で、初めて人から必要とされてる感じに嬉しくなって、段々と特別学級の居心地が良くなっていった。



特別学級の世話係になって1か月経った頃には、大体の子達と仲良くなってた。あのオッパイが大きな女先生からも「ヒロ君がこの教室に来てくれたおかげで本当助かったわ、ありがとう」と礼を言われた。嬉しかった。高学年の子と遊ぶと結構体力使うの。前までは、オッパイ先生がほぼ1人でみんなの相手してたから。大変だったなと思った。


俺が中心になって特別学級の子達と遊ぶようになってからも、当然オッパイ先生も子供達と遊んでた。白髪混じりの男先生は管理職だったのかな?監視役に見えた。


オッパイ先生は|明美《あけみ》さんという名前だった。低学年の子達なんかは男女関係なく、明美先生と遊んでた時に彼女のオッパイ触ったりしててね、先生は笑って許してた。羨ましかった。


それで俺もあの明美先生の大きなオッパイ触りたくなって、低学年の子達と遊んでる最中に、どさくさに紛れて体育着姿の先生のオッパイをシャツの上から触ったどころか、両手で揉んでしまった。

「きゃっ!」と明美先生が声を上げた。しまった、調子に乗り過ぎた…と思った。

先生は少し怒り顔のポーズをとってから、

「もう、ヒロ君のエッチぃ」
と言いニコッと笑った。



その瞬間、俺のハートが撃ち抜かれた。初恋だった。



それから俺は、明美先生に喜んでもらいたくて一生懸命、特別学級の子達の面倒を見た。先生もすごく喜んでくれた。ただ俺、勉強がかなり遅れをとっていた。明美先生や白髪先生が放課後ちょくちょく補習してくれてたけど、まだ足りなかった。


すると明美先生が、週末に先生の自宅で補習しようと言ってきたんだ。





そして当日の土曜、明美先生の車で彼女の家に向かった。先生の自宅はマンションだった。家に入ると先生1人だけ。

旦那さんと高校1年の娘さんがいたそうだけど、旦那さんはずっと九州に単身赴任で、娘さんは何のスポーツだったか覚えてないけど、関西の高校にスポーツ留学して寮生活送ってたそう。

先生はリビングのソファーに俺を座らせ、冷たい麦茶とプリンをごちそうしてくれた。


それから明美先生の特別授業。前から思っていたけど、先生は担任よりもずっとずっと教え方が上手かった。後で知ったけど、特別学級の先生って普通の小学校の先生よりスキルが高くないとなれないそうだ。



特別授業が終わってお喋りしてた最中に先生が、

「あれ、ヒロ君?肩の下少し腫れてるわね?」と言ってきた。夏に入り半袖になったから肩の下がチラリと見えたんだろう。

「いや、大したことないです」

「いいから、ちょっと先生に見せなさい」

「いや、いいよ!」

「先生に見せて!」

先生は嫌がる俺の手を解いて、半袖のシャツを下から捲り上げた。

「あっ!!」

明美先生が絶句して、俺の胸元も見た。

俺のアザだらけの体を見てすぐにどういう事か悟った先生が泣き出した。

「ごめんね!全然気づかなかった!ヒロ君ごめんね!!」

普段あんなに笑顔で明るい先生が大泣きしていた…



俺は、母親の再婚相手から度々暴力を受けていた。外にバレないように胸や背中に。明美先生だけには知られたくなかった。自分が惨めだと思っていたから。




「ヒロ君、今日は家に泊まりなさい」と先生が言い、すぐに俺の家に電話を掛けた。電話中の先生に近づこうとしたら、手でストップのポーズで制止された。



すぐに親から泊まりの許可を取れたみたいで、明美先生の家に泊まる事になった。



先生は夕飯の食材を買いに行き、俺は留守番しながらリビングでぼぉ~っとテレビを見ていた。1時間ほどで先生が帰ってきた。



夕飯は先生の手作りハンバーグやエビフライ。すごく美味しかった。明美先生は俺が美味しそうにハンバーグをパクパク食べてるのを嬉しそうに見ていた。



「ヒロ君、一緒にお風呂入ろ?」

夕飯後歯磨きを終えた俺に向かって、突然先生が言い出した。

「え?え?いや、いいっす、俺パンツの替えもないし…」

そう返す俺に、さっき下着買ってきたから今晩はそれを穿いてと。今穿いてるのは洗濯するからと、先生は強引に俺をお風呂に誘った。


結局一緒に入ることになった。



脱衣所で既に裸の俺の横に、下着姿の明美先生がいた。特別学級の教室で、Tシャツ姿で大きく揺れていたオッパイ。いつか先生のブラジャーを生で見たいとガキながらに思っていたけど、目の前で明美先生はそのブラをも外そうとしていた。水色の清潔感あふれたブラジャーを。

ブラが外れ、とうとう乳房が大きめのオッパイが見えた。明美先生のオッパイ。そして、先生は続けて水色のパンティも脱いだ。


明美先生の下の毛がチラッと見えたよ。



浴室に入り、少し体を洗ってから一緒にお湯に浸かった。先生は俺の背中を両手で優しく何度もさすってくれた。痛いの痛いの飛んで行け、みたいな感じで。


優しさに触れたからか俺は明美先生に抱きついてしまった。

「…いいよ」と先生はニコッと笑った。調子に乗った俺は先生の胸に顔を埋めた。慈愛の女神のように先生はずっと俺を抱きしめてくれていた。


「俺、先生の事大好きです…」

初恋だと言って俺は明美先生の頬にキスした。「ヒロ君の前に、いつか素敵な女の子が現れるわよ」と言いながら先生、嬉しそうだった。



お風呂上がってまた勉強してから、就寝。明美先生のベッドで一緒に寝た。

一晩中先生は俺を優しく抱きしめてくれてた。

「…俺、明美先生が初恋の人だから…」

「先生…世界一好き…」

俺は明美先生の胸の中で眠った。



次の日の帰り際、明美先生が少しだけ寂しげな表情を俺に見せた。

旦那さんや娘さんと離れ離れで、いつも家で1人だったから寂しかったのかな。





その日を境に週末は先生の家に泊まった。母親の再婚相手が「そのまま帰って来なくていいぞ」と言ってきた。俺だってそうしたかった。


先生の家は本当安らいだ。愛情たっぷりのご飯、そして一緒にお風呂入って一緒に寝て。

明美先生も、俺と一緒に過ごすのが本当楽しそうに見えた。



明美先生の特別授業のおかげで、学力も明らかに上がっていた。皆無だった勉強意欲も持ち始めていた。家庭環境以外は全てが上手く回っていた。

でも、明美先生は俺だけの先生じゃないから。いくら家庭環境が劣悪とはいえ、いつまでも甘えて、まして毎週末先生の家でお泊まりなんて事を他の生徒の親御さんが知ってしまったら…

ガキながらに思って、夏休みを最後に先生の家に行くのをやめようと決めた。





そしてその日、いつもみたく明美先生の家で特別授業が行われ、その後先生が夕飯の準備にとりかかった時、

「先生、俺今日はもう帰ります」と言った。

それまで笑顔だった明美先生が驚いた。

「え?え?ヒロ君?どうして?」

「いつまでも先生に甘えてばかりじゃダメだから。だからもうここには来ません」


すると明美先生が悲しげな顔をして、

「どうしてそういう事を言うの?先生と一緒に居るのが嫌になったの?」と俺に聞いた。

「そうじゃないよ」着替えが入ったリュックを持って、帰ろうと玄関に向かった時、明美先生が後ろから俺を抱きしめた。

「…お願い…ヒロ君…帰らないで…」

そう言いながら先生、少し泣いていた。


結局俺は、明美先生の家に泊まる事にした。



夕飯の時、明美先生はしきりに「ごめんね」と謝ってきた。俺は箸を止めた。

「先生、なんで謝るの?謝るのは俺の方だよ?ごめんなさい」

先生は顔を上げ、俺を見た。

「俺、明美先生の事大好きだよ。親よりも好き。世界で一番好き。だから帰ろうとしたんだよ?もし俺が何度も先生の家に泊まってる事が他の生徒の親にバレたら、先生の立場がマズくなるでしょ?」

小学生なりに精一杯力説していると明美先生が立ち上がり俺のそばに来て、そして抱きしめてきた。

「もうバレてもいいよ…先生…もう教師失格だから…だって、生徒みんな平等に好きにならなければいけないのに、先生…ヒロ君の事が誰よりも好きだから…ずっとずっと好きだから…」

「じゃあ、俺達両想いだね?嬉しいな」

明美先生に抱きしめられながら俺は言った。先生は、やっといつもの笑顔に戻った。


夕飯終わって歯磨きした後、先生と一緒にお風呂に入った。

もう一緒に入る事には慣れていたのに、その日は俺も先生も妙に恥ずかしかった。いつも堂々と見せていた乳房を明美先生は腕で隠していた。



お風呂から上がり、勉強した後、手をつなぎながら明美先生と寝た。



翌朝目が覚めると、眼前に俺の寝顔を見ていた明美先生の顔があった。

「おはよう、ヒロ君」

いつもの明るい笑顔で挨拶してきた。すっぴんに近かっただろうに、やはり美人だった。

俺はガキながらに恋人気分を味わっていた。





2学期に入り、明美先生はいつものように明るく優しく特別学級の子達に接していた。俺も休み時間や給食時間、特別学級で過ごした。

大きなオッパイを揺らしながら特別学級の子達に接していた明美先生を見ていた。シャツや下着に覆われたそれの色やカタチを俺は知っていた。



俺は明美先生のおかげで、勉強もそうだけど人間的にも色々と学ぶ事が出来た。2学期始まってすぐにクラスに戻って教室の前でクラスメートや担任に頭を下げて謝った。今までスミマセンでしたって。みんなすぐに許してくれた。そして、休み時間になると一緒に遊ぼうと誘ってくれた。

嬉しかったけど、俺は特別学級の世話係を辞めなかった。



2学期の通知表の欄外に、その事で担任からすごく褒められ書かれていた。初めて通知表で褒められた。今まで”協調性がない”位しか書かれた事がなかったから。素直に嬉しかった。全部明美先生と出会えたおかげだった。


2学期に入ってからもほとんどの週末、先生の家に行っていたんだけど、冬休み入る前に先生と話合って、泊まりがけの特別授業に終止符を打った。俺はもちろんの事、明美先生も既に俺の事依存していたから、これ以上泊まり続けるともう引き返せなくなると思ったからだ。





そして俺は、素敵な想い出と共に小学校を卒業し、明美先生や特別学級、それと初恋に別れを告げた。





先生は数年後に教師を辞めて旦那さんがいた九州へと旅立った。あの何度も俺に特別授業したマンションも引き払ったそうだ。



先生から1度だけ手紙を貰った。娘さんが進学した大学の門で、家族揃って笑顔の写真が同封されていた。俺との想い出は大切にして前を向いて生きていくからヒロ君もそうしてね?と、お互い別々の人生を幸せに送ろうね?と言ってるみたいだった。



明美先生には今でも本当に感謝している。俺は猛勉強の末、大学の教育学部に進学した。いつか明美先生の意志を継いで今度は俺が、かつての自分みたいな子供達を救いたいと思ったからだ。

そしてもうすぐその夢の第一歩に立つ。



ありがとう、明美先生。俺の初恋の人。
 
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