2017/09/17 17:56:38
(lxe0F52r)
さて、夏休みが終わってから、俺はA美に呼び出された。
A美「俺君、あのとき見てたでしょ?」
俺「あ~」
A美「誤魔化してもだめだよ。放課後にあの場所に来て」
断れるはずもなく、黙ってみていたことを謝るつもりで言われた通りに行ってみた。
夕方なのでまだ明るい。
そこでA美が語り始めた。
A美は同じ学年のテニス部のイケメン男子が好きだったらしい。
時間をかけて段々仲良くなったらしいが、そこへ現れたのがS子だ。
(俺はS子の名前はここで初めて知った。)
S子はイケメン男子の幼馴染みで、やはり恋していたらしい。
あとは恋のライバル同士、ありがちな妨害もどきのことをやりあっていたらしい。
それで我慢しきれなくなり拳でケリをつけようと今回のことになったそうだ。
もともと勝った方がどうこうという訳ではなかったため、
喧嘩のあとの勢いでA美はイケメンに告白したそうだが敢えなく撃沈。
どうやらS子も近いタイミングで告白。こっちは実ったそうだ。
A美「喧嘩には勝ったけど、勝負には負けちゃった」
言葉のかけようもなかった。
A美「それはそうと俺君には恥ずかしいところ見られちゃったし、口止めしないとね」
俺「そんなのいいよ」
A美「私も淋しいんだよ。相手してくれる?」
そこまで言われると断りきれず、うんと答えた。
A美は俺の首に腕を回しキスをした。
辺りはもう暗くなっていて…
後はキャットファイトとは離れちゃうんでご想像にお任せします。
女の子の感情は分かりにくいですが、A美によると結構女同士の争いはあるらしいです。
ムカつく相手を力ずくで押さえつけたい感情も表面に見えないだけでたくさんある。
何かの表紙でリミッターが外れると今回のようにとことんやりあうことになるとも。
女は例え負けるかもしれなくても、相手を一発でも殴りたい。、負けても構わないから殴りたいと思ってるそうです。
実はこの当時俺には彼女がいて、A美とのことが知られて揉めたんですが
また別の機会に。
お目汚し失礼しました。