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2017/01/29 13:25:11
(SkYMRPC3)
シャワーを浴びた詩織は、ピンクのショーツを穿いた。その姿でベッドに腰掛け、僕に説教した。
すなわち、
1.避妊しなかったこと
2.バックから入れたこと
がNGだったそうだ。
避妊については僕にも非があるかもしれないが、バック禁止とは?
「後ろからだと、私のソコにしか用がないって感じがする。全部愛してよ。そのために裸になってるんだから」
そういうものか。
「今度はパンツ脱がせないから。私が自分から脱ぐようにしむけてよ」
わかった。
僕は詩織の髪を優しく触る。
抱き寄せてキスしながら、背中を撫でる。
それだけで甘い声を漏らす。
今さらのようにを隠す詩織。
急に半裸でいることが恥ずかしくなったかのように。
無理せず、全裸になればいいのに……。
肩を押し、彼女をベッドに仰向けに寝かせ、愛撫というより、マッサージを始める。
乳房はもちろん、ふくらはぎや二の腕のような普段刺激されない処も揉みほぐした。
「あ、あん」
感じている。
ショーツぎりぎりのラインも責める。
「ああ! そこ初めて」
でも長くは責めないで、詩織を裏返す。
詩織の弱点である背中がさらされる。
さあ、恥ずかしい検査だ。
背骨に指を立てる。少し痛いかもしれない。指はショーツぎりぎりに達し、お尻をスルーして、脚を総なめにする。
これで前も後ろもショーツに隠された処だけが残されたことになる。
何度も指を這わせる。
あえぎ声が最大になった頃、僕は詩織のお尻をペチンと叩いた。
詩織はその合図でショーツに手をかけた。脚を曲げ、抜き取る。膝から下は僕が抜いてあげた。
ふたたび全裸になった詩織を、今度は優しく愛撫する。
「ん、うん、あっ、ああ、ああーっ」
彼女の声を楽しむ余裕があった。
詩織のほうから積極的に開く……。
愛撫を求めて自分からお尻を突き出す……。
無我夢中で上体を起こして抱きついてくる……。
素っ裸での美容体操の話を思い出すほどの立体的で躍動的な前戯となった。
あえぎ声の下から、「ほんとは安全日」と、かろうじて詩織は言えた。
それならばと、詩織の裸体を屈曲する。
挿入し、余裕の往復運動。
「あっ、ああ……、ほしい、ほしい、お願い」
これ以上はかわいそうだな。
すべてを彼女の中に放った。