初めてのエッチなこと、といえば私の場合は痴漢です
今となっては、全てがあそこから始まってて
今の私を作ったのはあの痴漢だとおもいます

高校生のバス下校時、突然のことでした
痴漢なんて考えてもいなかったのは田舎だし、なんかとても非現実的なことだったからだとおもいます
制服のスカートを着崩すことなく、膝たけではいていた私にはそれまで無縁の世界でした
でも、その日は突然にやって来て、ある日40～50代くらいと思われるおじさんにさわられました 初めは全く気づかないくらいそっと太ももに触れる程度
ツンツン、、、だったとおもいます
なでなでに変わってスカートを少しめくられ始めた辺りから、はっとしました
スカートの下にあったはずの太股をなでられおしり付近のパンツの境目をさわられ
冷静ではいられなくなりました
でも、ああいうときは動けなくなるものなのでしょうか。撫でられる手が行き来するのに無抵抗なままでした
その日は座ったままだったからか中に入られることなく、そのあとは胸を服の上から揉まれました
慌てたのはもちろん、そのときに限ってふと、隣に制服を着た男の子がたってることにきづき
手を遮るように自分の腕をあげ、制止したところでおじさんはあわてて降りていきました
今考えると、何でいやいや、な態度をとりながらさわられ続けなかったのか、自己嫌悪な大人になりましたが、そのときは頭が真っ白でした
バスをおりたあと公衆電話からけいさつに電話しましたが、(今考えたら当たり前な質問なんですが)現行犯ですか、みたいなこと聞かれて、なんだか疑われてるような、警察は現行犯でないと動かないといわれてるような、そんな気分になり、「もういいです」といって電話をきったのをいまなお思い出します
そして残念ながら、痴漢が私にとっての贅沢品になりました
しかも、いやいや、といってるそぶりをしながらの痴漢、でないと冷めてしまう、というオプション付き
それからも痴漢にあいましたが、それが余計に私をダメにしていくことになりました