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2020/01/27 20:55:26 (GiYXFfte)
もう15年ぐらい前の話です。
当時私は、高校を卒業したばかりで隣県の調理師専門学校へ進学し姉と二人で暮らしていました。

高校三年の夏が始まる頃に中学二年から付き合っていた彼氏と別れてしまってからは、恋愛とは程遠くなってしまっていました。そもそも、その彼にフラれた理由は高校に入学してから段々と太ってしまったことが理由でした。本人に直接そう言われた訳ではありませんでしたが、なんとなく雰囲気でそれは分かっていました。

そんな私なので、専門学校に入ってからも浮いた話は全くありません。
夏休みを終えると、クラスの友達が「初めての彼氏ができた!」とすごく嬉しそうにしていました。
その子ののろけ話を聞くと、出会い系で知り合ったと言っていて、少し気になってしまいましたが、

「やってみたいけれど・・・少し怖い。それに太っているしな・・・」

と怖じ気づいてなかなか、やってみる気にはなれません。

それでも、友達の楽しそうな話や家に彼氏を連れてきて幸せそうな姉の姿を見ていると、やっぱり私も恋愛がしたいと強く思うようになりました。

恐る恐る、友達に聞いたス○ービーチという当時流行っていた出会い系サイトを覗いてみることに・・・。

男女の様々な募集があり、女の子の書き込みには(ちょいポチャや、可愛くないけど・・・)と言った予め容姿についてのマイナス面を晒して募集している人も多く、「これなら私もできるかも・・・」と思い、初めて募集の書き込みをしてみることにしました。

ただ、やっぱり多少の怖さもあったので「メル友募集」にしました。

書き込みを終えて、10分も経つと携帯電話が鳴り出します。募集に対する反応です。
あっと言う間に2~30件のメールを受信したので、その後すぐに募集の書き込みを削除しました。

それから、来たメールに目を通し始めます。
メル友募集としたはずなのに、本当にいろんな方からメールが来ていました。
父親くらいの年齢の人やえっち目的の人・・・

「あぁ、やっぱりこういう出会い方って・・・」

と思っていると、同い年の大学生のやす君という人からメールが来ていました。
内容を見ても、その文面からガツガツしてなさそうだし優しそうな人だなと思いました。
試しにこの人にだけ返信することにします。

実際にメールをしてみると、そのメールが楽しくなっていきました。
数日間メールで好きな小説や映画、音楽の話をしたり、お互いの学校の話などの他愛のないメールのやりとり。
そのうちに、やす君の部屋の話題になりました。
好きな映画のポスターを貼ったり、ロックのCDが沢山置いてあるそうで、本人は狭い部屋だけど少しだけオシャレにしようと気を使っていると言っていて、思わず

「行ってみたいな!」

とメールをすると、「いいよ!」と返信が来たのでそこからはトントン拍子に話が決まっていって、その週の土曜日に会うことになりました。

その時に私は、どんな人なんだろう?とか嫌われないかな?とまだ見ぬメル友にドキドキしていました。

もちろん、私は自分の容姿に自信はないので・・・不安のほうが大きかったです。
この頃はまだ、カメラ付きの携帯電話は少なかったのでお互いの写真のやり取りができません。

「期待しないでね」

と念のため釘は刺しておきました。

メールをするようになってちょうど一週間目の土曜日。
彼の家の最寄り駅で17時に待ち合わせをしました。
少しだけ、早く着いて

「ついたよ!○○の前にいます」

とメールをすると、間もなく携帯を見ながら、ジーンズを履いた古着のスウェットを着た人がこちらへ歩いて来ます。

「トモミちゃん?」

少し緊張したような表情と声で聞かれました。

「はい。やす君?」

「はい・・・はじめまして」

「あ、はじめまして」

(えっ・・・嘘。身長高い。一重だけど、少しかっこいいかも。。。でも、やっぱり、こうやってよく女の子と遊んでる人なのかな・・・)

話しながら歩き始めましたが、私のこの第一印象が誤りだったと気づくのにそう時間はかかりませんでした。

なかなか目を合わせて話そうとしてくれないな・・・嫌われたかな・・・と初めこそ思いましたが、10月だというのに額から落ちる汗、メールでは感じられなかった少したどたどしい話し方に、「あっ!女の子慣れしていないんだ槌」と分かりました。

彼の部屋に着いてからは、彼の好きなロックバンドのCDを見せてもらったりTVを観ながら会話しました。彼も徐々に慣れてきてくれたのか次第に饒舌に話してくれるようになりました。
気づいたら、とても楽しくて・・・そしてドキドキを感じていました。

22時を過ぎた頃です。ベッドの隣に座るやす君が

「そろそろ帰らないとヤバイよね?」

私は太ももをやす君にくっつけました。

「帰らなきゃダメかなぁ?・・・帰りたくない・・・」

少しの沈黙を待ったあとで、やす君が

「・・・じゃあさ、・・・泊まっていく?」

「うん・・・」

そう答えたあとに、長い沈黙がありました。

しびれを切らせた訳ではありませんでしたが、やす君の右手に左手を絡ませました。
何も言ってくれませんが、彼の右手はしっかりと握り返してくれます。

それから、またの沈黙。

「・・・キスして」

やす君は震える唇でキスをしてくれます。

触れたまま離れようとはしない唇。
私はそんな、やす君が可愛くなってきてしまい舌をいれます。私の舌にやす君も応えてくれます。とても長いキスをしながら、ジーンズの上からやす君のおちんちんに手を置きました。
もう固くなっています。

「あっ・・・」

と驚いて、唇を離されてしまいました。
断られる恐怖はあったけど・・・

おちんちんをさすりながら

「えっちな女の子嫌い・・・?」

やす君は、返事こそしませんでしたが再びキスをしてくれます。
さっきは私の舌に応えるようなキスだったけれど、やす君から求めようとしてくれているのが分かるような・・・。

そのうちに、服の上から胸を触られはじめました。
右も左も・・・

「脱がせてもいい?」

そんなこと、もう聞かなくてもいいのに。でも、それが可愛くて仕方ありません。

「いいよ。でも・・・電気消して・・・」

「俺、その・・・初めてだから、見たい・・・」

すごく申し訳なさそうに、恥ずかしそうに言いました。

「え!?そうなの・・・?」

「うん、だから・・・ダメかな??」

この時は、正直にそう話すやす君がもう可愛くて、可愛くて。

「しょうがいないね(笑)」

私も恥ずかしさはあったけれど・・・そのまま、やす君の前で下着姿になりました。

やす君は、「わぁ」とか「おっ」と時折小さく言いながら私が脱ぐところを見ていました。

「やす君も脱いで」

そう言うと、やす君も下着だけになりました。
もう、すごく大きくなっているのが分かります。先端にも大きなシミが。

そのままベッドに二人で横になりました。
またキスをしたあとで、やす君は私の胸元に顔を埋めて、その感触を楽しんでから

「見てもいい・・・?」

「うん・・・」

やす君が、腕を私の背中にまわしてホックを外そうとしましたが・・・なかなか外せません。
私は、上体を起こして自分でブラを外しました。
露わになった胸を凝視して

「わぁ・・・」

やす君は両手で揉んできます。
そして指で乳首を撫でたり、摘んだり・・・そのうちに口にふくまれます。

「あっ・・・んんっ・・」

思わず、声を漏らしてしまいます。

「トモミちゃん、気持ちいい?」

「・・・んんっ、気持ちいいよ」

やす君は、さらに激しく舐めてきます。

「ああっ・・だめぇっ・・・」

一年以上こんなことされてなかったからなのか・・・それとも・・・

とても感じてしまいます。
これ以上されちゃったら・・・

私は、やす君のおちんちんを下着の上から手でさすりはじめました。
少しすると、「ううっ・・」と私の乳首を舐めるのが止まったので

「やす君のココすごいことになってるよ(笑)してあげよっか・・・?」

「いいの・・・?」

「うん。じゃあ、寝て」

前の彼と付き合っている頃には、こんなふうに自分から積極的なことはありませんでした。

それなのに・・・会ったばかりのやす君に、こんなに。

そんなことが一瞬、頭をよぎりましたが、やす君にされるのが気持ちよくて。
「私もしてあげたい!」と自然にそう思っていました。

やす君が仰向けに寝たので、もうシミが大きくなっていた下着を脱がせます。

やす君のおちんちんはすごく大きくなっていて、先っぽからは透明なお汁が出ていました。
比べたわけじゃないけれど・・・思わず

「大きいね」

そう呟いてしまいました。

右手で握ると、もうとても固くなっているのが分かります。少しだけ、ゆっくりと上下にしごいてあげてから、おちんちんを口に含みました。

ゆっくりと手も使いながらしていると、とても恥ずかしそうに

「あっ・・ダメ!トモミちゃん・・・イク。とめて!!」

(可愛いっっ!!!)

思わず

「イッていいよ」

そのまま、少しだけスピードを上げると、やす君が「イクっ」と発した後に、おちんちんが口の中でビクっとするのと同時に大量の精液が口の中に広がります。

初めて口に出された精液は、温かくて苦いものでした。
それと同時にすごく興奮している自分に気が付きます。

とても申し訳なさそうに「ごめん」と謝るやす君に手でちょっと待ってとジェスチャーをします。

そして、そのすべてを飲み込んでから、やす君に向けて口をぱっーと開いて見せて

「飲んじゃった(笑)」

と言うと、すごく照れくさそうにしています。

私達はそのままベッドで横になりました。

「いっぱい出たね(笑)」

いたずらっぽく言うと

「ごめん・・・気持ちよくて・・・」

「謝らないでよぉ。嬉しいんだから・・」

「本当に??」

「うん。ねぇねぇ・・・」

「なに?」

「私も気持ちよくしてほしい・・・」

こんなことを言ったのも初めてです。
私は、やす君の手を取って下着の中へ誘導しました。

フェラチオをしている時から、自分でも濡れているのは分かっていました。
クリトリスへ彼の中指を導きます。

「ここ触って・・・」

やす君は、そこの刺激を始めます。

「んんんっ・・ああっ・・・」

恥ずかしいけれど、声が出てしまいます。
その声に呼応するように、やす君の指もどんどんと速くなります。

思わず

「ねぇ・・・舐めて・・・」

と言ってしまいました。
やす君は、布団の中へと進んでいくと私の下着を脱がせ、さっきまで触っていた部分を舌で見つけ出します。

「あっ・・いいっ・・気持ちいいよっ・・・」

私は無意識のうちにやす君の頭に両手を置いて、声をあげていました。
やす君の気持ちが手に取るように分かるほど私を舌で愛撫してくれています。

どんどんと気持ちが高まっていきます。

「やす君・・・だめっ・・・もう挿れて。。。」

やす君が布団から出てきて、無言でベッドヘッドの上にあった小物入れの中からコンドームを取り出しました。
少しだけ、こちらに背を向けるようにして装着させているようです。

すぐに背中から焦りが伝わってきます。
「あれっ」とか「えっ」と小声を漏らしたかと思うと、大きく右手が動きだしました。

どうやら、萎えてしまったみたいです。
それも、その時の私には可愛くて仕方ありません。

「緊張しちゃった??」

と聞くと、「うん・・・ちょっと。ごめん」
とても、汗をかきながら焦っています。

やす君にこちら側を向くように座り直してもらってから、フェラチオをしてあげると、すぐに復活しました。

「ありがとう、もう大丈夫!」

と言って、新しいコンドームを取り出して、着けようとしましたがまた萎えてしまいました。

私は何も言わずに、さっきよりも長めに咥えてあげました。
今度は上手く装着できたようで、私の股のところにあてがわれました

が・・・
どこか分からないようだったので、おちんちんを持って入り口を教えてあげます。

けれど、その間にまた萎えてしまったのが手から伝わってきます。

私は上体を起こして、やす君と向かい合うように座ってからキスをしました。
キスをしながら外れかけているコンドームを取ってあげて、ゆっくりとさすってあげると徐々に大きくなっていきます。

それを確認してから、また咥えてあげました。
さっきよりもうんと長く、ゆっくりと。

もうちょっとしたら、またいっちゃうかな?と思うぐらい長く長くフェラチオをしました。
そして、本当はダメなのは分かっているけれど・・・

「そのままでいいよ・・・」

と言ってしまいました。

「え!?いいの??」

「うん・・・だけど、中には出さないでね・・・」

「うん!大丈夫!!」

私が寝て、また彼のを持って入り口を教えます。

「ここだよ・・・ゆっくりね・・」

「うん・・・」

どんどんと彼の大きなおちんちんが侵入してくるのがわかります。
挿りきると、やす君は

「トモミちゃん、気持ちいいよ・・」

「トモミって呼んで」

「うん・・・トモミ」

やす君はそのまま一度キスをしてくれてから、ゆっくりと動き始めました。

今日初めて会ったばかりなのに・・・という思いはすっかりと、遥か彼方です。

(気持ちいいっ・・・)

久しぶりだから?初めて生でしてるから?それとも・・・。この人だから?
抱かれながら、そんな自問自答が頭をよぎりました。。。
けれど、すぐに

やす君が好き!!

その想いがこの時、私の中で爆発していました。

やす君は間もなく

「トモミ・・・俺、イキそう・・」

「んんっ・・ああっ・・・いいよっ・・」

やす君は私から抜くと、お腹をめがけたようですが胸や首、顎まで少しかかるぐらいに勢いよく放出しました。
慌てて「ごめん・・・」と謝ってくれます。

「ううん(笑)大丈夫。それより、気持ち良かった?」

「うん・・・すごい気持ち良かった」

「良かった(笑)」


私達は裸のままベッドに横になりました。
私は、既にほのかな幸せな空気感に少し満足していましたが、ほどなく・・・

「これが、ずっと続けばいいのにな・・・」

そう思っていました。
一か八かの賭けと言うよりも、やす君に対しての期待のほうが大きかったと思います。

「付き合ってないのに・・・しちゃったね・・」

「うん・・・」

やす君は続けます。

「順番逆になっちゃったけどさ・・・俺、トモミと付き合いたいんだけど・・・ダメかな?」

ほんの少しだけ不安があります。

「太ってるし・・・可愛くないけど、いいの?」

「えっ・・・可愛いよ!」

やす君の顔を見ると、真剣な顔をしているように見えました。やす君は続けます。

「ねぇ。ダメ・・・かな??」

「いいよ」

「本当に!?」

「うん」

「やったー」

彼の緊張していた面持ちが一気にほどかれました。
そして、やす君は抱きついてきます。
私も、やす君にキスをしてもらうと・・・お腹のあたりに、なにやら感触が。

キスが一段落したところで

「なんか、お腹のところに当たってるよ(笑)」

「ごめん・・・」

「元気だね・・・フフ(笑)」

私は布団の中に潜り込んで行って、またフェラチオをしてあげました。

「トモミ・・・ねぇ・・また、したい」

「しょうがいなぁ(笑)」

やす君も今度は、コンドームを装着することができて二回目は無事に終わることができました。
私は、やす君に抱かれる幸福感でいっぱいでした。


~続く~
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31
投稿者:太郎
2020/02/12 15:20:17    (jhNMzwSu)
続き、楽しみに待ってます。
30
投稿者:おばさん
2020/02/11 20:09:59    (cinlCFFR)
ここ数日更新されてないので、ちょっと心配です。
無理はしなくていいけど、更新楽しみにしています。
いよいよ、悲しいシーンに差し掛かりますね。
29
投稿者:トモミ ◆gy.TeW24SQ
2020/02/07 23:13:00    (McNRZRuj)
4月下旬。
やす君から、去年もあった花見の誘いがありましたがその日は仕事だったので参加できませんでした。まだ学生のやす君が少し羨ましくなります。

入社当日、挨拶をするとその反応はあんまり芳しいものではありませんでした。そう感じたのは私が緊張していたせいでしょうか。
あんなに働けることが楽しみだったのに、毎日目の前の言われたことをこなすので精一杯です。「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶をしても半分が帰ってこなかったり・・・まだ、仲間の一員として認められていないのでしょうか。
それに仕事も周りのスピードについていくのがやっとです。
「遅い!」と言われることも度々あって、しっかりと着いて行かなきゃという焦りがありますが、これも数ヶ月もすれば慣れるとこの時は思っていました。
社会人デビューはのスタートはあまり感じのいいものではありませんでした。
毎日寝る前は少しだけ、明日の仕事が憂鬱です。

そんな毎日なので、やす君とのメールもだいぶ減りました。それでも、お互いに時間を作って会うようにしました。

「仕事どう?」

「うん、慣れるまでは大変そうかな」

そんなメールをした覚えがあります。

私が休みの時は、やす君の家でご飯を作って学校から帰ってくるのを待ったり、逆にやす君が休みの時は私の帰りを待ってくれたりして会う時間を作っています。

その日は私が、やす君の家でご飯を作ってアルバイトからの帰宅を待っていました。ごはんを作り終えてから暇だったので、この4月からやす君が取りだしたスポーツ新聞を拡げます。
やす君の弟くんが、2年生でレギュラーに抜擢されたようでそれは誇らしげでした。そして高校野球の情報を得る為に取ったものでした。
芸能面を読んだりしていると、やす君が帰ってきました。

「ただいま」

「おかえり」

こうやって、休みに会えるのが唯一のオアシスです。
夕飯を食べながら、やす君に尋ねられます。

「どう、少しは慣れてきた?」

「うん、大変だけどちょっとずつね」

自分に言い聞かせるように、そう言います。
感じている不安をそのまま言えたらどんなに楽なんだろ。でも、まだ一ヶ月もしないうちに弱音を吐くのは甘えのような気がして、言う気にはなれません。
そして、それを聞くやす君の顔を見ると少し安心したようで本音を話してしまうと、それを裏切るような気さえします。

やす君もこの春からある学内講座を受け始めました。どうやら、志望する進路を決めたようです。部屋にもその参考書が並べられています。

(やす君も頑張っているんだから、私も頑張らなきゃ・・・そのうち慣れるだろうし)

夕飯の片付けを終えてから、やす君は勉強を始めました。私は携帯電話を見たり、持参した雑誌を見たりして、その時間を潰します。

(私と会う時ぐらい勉強しなくたって・・・)

そんな想いがどんどんと支配してきます。
それまでにも、やす君は私と居る時に勉強をしたり、レポートを書くことがありましたが「真面目だなぁ」と関心していて、そんなやす君を尊敬していました。
私のなかで大学生って遊びが本分だと思っていたところもあったので、それとは一線を画しているように感じていました。
ですが、それが今はもどかしい気持ちになります。

「ねぇ、やす君」

「んん~?」

「勉強あとどれぐらいで終わる?」

「ごめん、もうちょっとかかるかな」

「そっか・・・」

分かってはいるけれど・・・言葉にはできないけれど・・・。
私はやす君の背後にまわって抱きつきます。

「ねぇ、まだ??」

「もうちょっと」

「どれぐらい??」

「あと、一時間くらいかなぁ」

「えぇー12時過ぎるじゃん」

「うん、ごめん・・・先風呂入ってきていいよ」

「はーい・・・」

私が1人でシャワーを浴び終えました。下着姿で部屋に戻ります。
まだ勉強をしているやす君にまた後ろから抱きつきます。

「まだぁ?」

「うん、もう終わる」

私はやす君の服の中に両手を入れました。乳首を触ります。
やす君のペンが止まります。

「んっ・・ちょ、トモミ」

「もう待てなーい」

「本当にもう終わるから・・あっ・・」

「だめぇ」

両乳首を触りながら、耳を舐めます。

「あぁ・・」

「気持ち良いでしょ?」

「うんっ・・」

「もう舐める??」

「うん」

私はテーブルを避けて、やす君の正面に周ります。ベルトを外して、やす君のズボンと下着を脱がせました。

「もう勃ってるね」

そう言ってから、おちんちんを舐めはじめます。

「あぁっっ・・・トモミ、したかったの?」

「うん」

やす君の両手がブラの中に侵入しています。
胸を揉まれながら、おちんちんを咥えます。
自分で片手でホックを外すします。

「触ってほしかったの?」

「うん、いっぱい触って・・・」

「えっち」

やす君の揉む手もやや激しくなります。

そのうちにヒモパンの紐を左右とも解かれて下着が床にひらりと落ちました。私は、腕にかかっていただけのブラから腕を抜きました。

やす君のおちんちんから我慢汁が溢れてきます。

「俺も舐めていい?」

「うん・・」

フェラチオをやめてベッドに移動しました。私が仰向けに寝ると、いつもとは違って腰を持ち上げるようにされます。両腕で太ももを支えられるようにされて上向きになった私のおまんこを舐められます。

「うわぁ、これめっちゃエロい・・・」

「んんんぅ・・・」

「凄い、パイパンおまんこよく見えるよ」

「言わなくていいからぁ・・」

ペチャペチャと音をさせながら、やす君が舐めます。

「ああぁっ・・・」

やす君が「よし、じゃあ」と言ってから、バックの体勢に変えられました。
後ろから、お尻を両手で持たれてクンニを続けられます。鼻の先がお尻の穴に当たっています。その恥ずかしさから

「ねえ・・・もう大丈夫・・」

そう言っても、聞いてはくれません。

「あぁっ・・・んんぅ・・もう、だめぇ・・・」

やす君の舌の動きが止まりました。と、思ったのも束の間、舌がお尻の穴を這わされます。
初めての感覚と恥ずかしさから、お尻を振ってそれを妨げます。

「もう・・そこはダメだって・・・」

「へへへ」

「ねぇ・・・もうしよ?」

「うん、じゃもう一回しゃぶって」

「うん」

「こっち向いて」

私はやす君の方を向いて、四つん這いでフェラチオをします。すぐにまた、大きく、そして固くなりました。

「もう挿れていい?」

「うん」

やす君が、コンドームの箱から一つ取り出そうとします。

「やだ、ナマでしょ」

「いいの・・・?」

「うん、お願い・・」

やす君はそのまま後ろから挿入します。

「あぁあっ・・」

「トモミ、気落ちいいよ・・・」

「うんっ・・・ぁああっ・・」

徐々に激しくされます。パンパン・・・パンパン・・・とする音。

「やす君のおちんちん気持ちいいよぉ・・んんんぅ・・・」

「トモミ、あぁっ・・」

「やす君・・・好きっ・・好きだよ・・・」

「うん、俺も・・・ああぁ・・イキそう」

「うんっ・・んぬっ・・ああぁ・・」

ラストスパートで更に激しく突かれ

「あぁ・・イクっ」

「うん、いいよ・・」

やす君は、私から抜くとお尻に精液を放ちました。

それをやす君に拭き取ってもらってから、裸のまま布団に入ります。
やす君も隣に入ります。ギュッと抱きついて、やす君の胸に顔をくっつけました。
やす君も優しく抱いてくれます。

「あぁぁ、明日仕事行きたくないなぁ~。このままやす君とこうしてたいなぁ」

「ダメでしょ」

「分かってるけど、言ってみただけだよぉ」

それは本音でした。
ですが、それを認めてしまうと簡単に負けてしまいそうです。私にとっては、やす君と会ってる時間だけが仕事のことを忘れることが唯一の時間なので、もう今夜はそれを考えることをやめようと思います。

やす君がお風呂に入ると言うので

「上がってから、またしようね」

「じゃ、すぐに上がってくるよ」

「うん、待ってる」

とは、言ったものの私は眠ってしまっていました。


~続く~
28
投稿者:トモミ ◆gy.TeW24SQ
2020/02/06 21:16:18    (33Ctkn6/)
1月中旬。
成人式を終えて、実家から帰る際に母から「彼氏にあんまり迷惑かけないようにね」と言われると、父から

「少しは飲めるようになったのか?」

と尋ねられました。

「うん、少しだけね」

「そうか」

それだけでしたが、父からやす君のことを聞かれるのは悪い気はしませんでした。

私は成人式が終わった後は中学校の時の友達数人と食事に行きましたが、やす君は地元の中学校には通ってなかったので特にそういうこともなくすぐに帰宅したそうでした。
それは少し寂しそうです。

帰ってから

「なんにもなかった?」

「うん」

やす君が危惧していたのは、成人式で元彼との接触でした。痩せた私を見て、また私のことを・・・と心配していましたが、そんなことはまるでありませんでした。
それを伝えると、ぱあっと表情が明るくなります。

「そんなに心配だったの?」

「もともと、トモミのこと好きだったわけでしょ・・・」

「そうかもしれないけどさ、心配しすぎだって(笑)」

万が一、声を掛けられたところで復活するようなことはありません。それが分からないのかなとも思ってさえしまいます。

「そうだ、トモミ前にさ成人式までは髪切れないって言ってたけど・・・」

「あぁ、そんなこと言ったね」

やす君が前に「ショートカットにして」と言っていたことを思い出しました。
私は自分の髪で出たかったので「成人式までは切れない」と言っていたのですが、まさかそれをすぐに言われるとは思っていませんでした。そんなにショートにしてほしかったんだと気付きます。

「いつ髪切る?」

「えぇ!そんなに、すぐなの?」

「だめ?」

「だめじゃないけど、そんなにすぐなんだと思って」

「楽しみにはしてたから・・・」

「そうなんだ(笑)んん~じゃ、考えておくね」

「うん。楽しみ」

私はふと閃きました。

「ねぇ、やす君も髪切らない」

「えっ、俺?」

「うん、やす君もちょっと短くしてみよ!」

「短くするの?」

その表情は明らかに不安そうです。

「そうそう。ワックスとかつけてちょっと立たせてみたりとか」

やす君の部屋には整髪剤の類はありません。

「なんて頼んでもいいか分かんないよ」

「じゃ、今度雑誌買ってくるよ。それ見て決めよ。あっ、一緒に美容院行こっか?」

「美容院なんて行ったことないよ」

「一緒に行けば大丈夫だって」

私は強引にそれを決めてしまいました。
その数日後には実際に雑誌を買って「これがいいんじゃない?そっちがいいかな?」とやす君と相談して決めました。やす君も女性誌を見て「これがいい」といくつか候補をあげてくれたうちから私の髪型も決まります。
私としてはさながら、お昼のワイドショーの「旦那改造計画」気分で、楽しいです。

後日、雑誌を持参して2人で美容室へ行きました。
やす君は担当してくれるお姉さんの美容師さんに「彼女さんと来られて仲いいですね」と言われて恥ずかしそうにしているのが見えました。
私はいつもの美容師さんです。ショートカットにすることに対して「本当にいいんですか?」と少し惜しそうにしていますが「お願いします」と答えてます。
しばらく経つと、やす君ご要望の髪型になりました。その頃には、やす君も髪を切り終えていて、短くなった髪を無造作にセットしてもらった髪型は今風でかっこいいです。どうやら、美容室でワックスも購入したようでした。

「おまたせ、どう?」

「うん・・・」

美容室で周りに人が居るからか、感想を言ってくれません。
店を出てから、やっと

「やっぱり、いいね」

やっと言葉少なに感想を言ってくれました。

「やす君もかっこいいよ」

分かりやすく照れています。
私達は手を繋いでやす君の部屋に向かいました。

帰宅して即、やす君にこちら側に向いてもらいます。私はカバンからドラッグストアで買ってきたアイプチを出しました。

「ねぇ、これしてみていい?」

「えっ?なにそれ??」

「アイプチだよ。二重にするやつ」

「え?それ俺にするの??」

「うん。一回だけお試しに(笑)」

「痛くないの?」

「うん、大丈夫だと思う」

私は使い方を読んでから、やす君の瞼にそれを試します。

「痛くないでしょ?」

「うん・・・」

プチ変身の完了です。
短髪で無造作に立った髪に二重のやす君。私の予想を完全に上回ってしまいました。
その変わりように、照れて少し笑ってしまいます。
正直なところ、こちらが緊張してしまいそうです。

「どう、やっぱり変じゃない?」

鏡を見るやす君は、違和感と私の笑みに少し不安そうです。

「ううん、すごいかっこいいよ」

「本当に?変じゃない??」

「本当だよ」

少し安心したようですが、何度か瞼を触り感じる違和感を気にしています。しばらくすると、それにも慣れたようですが、今度は何度も鏡でその髪型を気にしています。

「どうやって、セットするかも教えてもらった?」

「うん。でも、できるかな?」

「慣れれば大丈夫じゃない?」

「ちょっと練習が必要かな」

「そうだね」

どうやら髪型には大満足のようです。

「短くしてよかったでしょ?」

「うん。トモミもいいよ、短いの。本当に」

「そう?」

「うん。似合ってるよ」

「ありがと。やす君もね」

やす君の顔がどんどん近づいてきます。いつもの行為のはずなのにドキドキします。
キスを終えてから

「なんか緊張しちゃった・・・」

「俺も。トモミ本当に可愛いよ・・」

「うん、やす君も・・・」

もう一度、唇を重ねます。

「ねぇ、しよっか・・・?」

私から言ってしまいました。

「うん」

やす君が返事をしてから、私の衣服を下着も含めてすべて取りました。そして、裸になった私を眺めます。

「ちょっと、そんなに見ないでよ」

「いつもと違うから・・・なんか見たくて・・」

「やす君も脱いでよ」

やす君が下着だけを残して脱ぎました。

「それも」

やす君が下着も脱ぎます。
ベッドに座りキスをしながら、もう大きくなっているおちんちんを握ります。
やす君も私の胸を触ります。

そのまま私は寝かされます。乳首を舐められながらクリトリスを触られます。そこには、いつもとは違うやす君がいます。

「んんんぅっ・・・」

「トモミ、もう凄いよ。指挿れるよ」

やす君の指が挿っています。ゆっくりとかき混ぜるように中をグルグルとされました。
感じる私の顔を見て、やす君は

「トモミ可愛いよ」

「恥ずかしいから、そんなに見ないでよ・・・」

「やだ、可愛いから見る」

「もう・・・」

やす君は私の顔を見続けながら、おまんこの刺激を強めます。

「んんぁっ・・はぁぁ・・・ぅうっ・・」

やす君の部屋なので、お隣に漏れないように気を配りますが漏れてしまいます。
やす君もそれを察したのか、今度は俺のも攻守交代です。
すぐに仰向けになった、やす君のおちんちんを咥えました。

いつもフェラチオの時は目を瞑って感じているやす君ですが、今日は首を立てるようにしてこちらを見ています。

そのうちに、やす君が一旦私にやめさせて立ち上がります。そして、また咥えるように言われます。言われたとおりにおちんちんを咥えます。やす君の顔を見ながら。

「あぁ、トモミ可愛い・・・気持ちいいっ・・」

私も、頑張ってジュポジュポっと沢山音が出るようにします。

「ううぅ・・あぁ・・・」

私を見ながら感じてくれるやす君。
いつもとは違うからか、より可愛く思えます。

「ねぇ、トモミもうしよ」

「うん」

「上になって」

「いいよ」

私はやす君に跨ってコンドームを着けたおちんちんを挿入させて、上下に動きます。

「あぁ・・・やばい。トモミ超エロいよ・・」

「ううぅ・・んんっ・・」

「やっぱり、ショートいいよ・・・興奮する・・」

「もぉっ・・・んんぅ・・」

動きを前後に変えます。

「やす君、おっぱい触って・・・」

「もうちょい、おっぱい揺れてんの見たい」

「もぉぉ・・・ぅうっん・・」

私はもっと揺れるように動きを強めます。

「あぁ、トモミほんとにエロい・・・」

「んんんぅっ・・・ぁああっ・・」

まもなく、やす君がイキそうになって私の動きを制止させます。

「イッてもよかったのに」

「まだイキたくないから・・・ねぇトモミ、ゴム取っていい?」

「うん、いいよ・・・」

やす君は私から抜いてコンドームを外しました。そして正常位で挿入されます。

「あぁっ・・・」

やっぱり『生』の感覚は違います。

「トモミ・・・」

やす君の動きがどんどんどんどん速まっていきます。

「んんぅ・・ああっ・・ぬぅっ・・はぁぁっ・・」

私は腕で口元を塞ぎますが、それをやす君に外されました。

「あぁっ・・・トモミ、イクっ・・」

「うん・・ぁああっ・・・んんっ・・」

やす君は「あぁぁ」と漏らしてから、抜くと素早く私におちんちんを向けました。
その先端から発射される精液が顔にかかります。
精液が出きったあとで、おちんちんを顔に擦りつけられました。それが終わった後で

「顔に出したかったの?」

「ごめん、急にトモミの顔汚したくなっちゃった・・・」

やす君が私の顔を拭いてからあそこをも拭いてくれます。それを終えてから、私がやす君を拭いてあげて後処理を終えました。
裸のまま布団に入って、余韻を楽しみます。

「頭崩れちゃってるよ」

私がやす君の髪型を指してそう言いました。

「そっか、ワックスついてるんだった」

「これから、学校行く時もワックスつけて行くの?」

「そうしようかなとは思っているよ」

「そっか。女の子言い寄ってきても浮気しちゃダメだよ」

「しないって。トモミだって・・・これから働くようになったら職場の人とかと」

私は春から、ホテルのレストランで働くことが決まっていました。

「ないから、大丈夫だって。大学の方こそ心配だよ、人も一杯いるしさ」

「俺がモテる訳ないし」

「わかんないよぉ~」

「トモミのこと本当にさ・・・・」

やす君はそこで言葉を止めました。

「本当になに??」

からかうように言いました。

「分かってるくせに・・・」

「たまには言っても良いんじゃない?ほら、なになに?お姉さんが聞いてあげるから」

「茶化すなよ~」

やす君はワックスで髪を整えて学校に行くようになりましたが、次第にそれが面倒になったようで帽子を買って、その割合は半々になりました。

いよいよ、春が来れば私は社会人デビューです。
社会人になっても、やす君との関係には何の不安もこの時はありませんでした。

今よりも少し自由になるお金で「あそこにデートに行きたいな」とか「しっかり貯金をして、来るべき将来に備えよう」と期待感しか持っていませんでした。


~続く~
27
投稿者:トモミ ◆/e483uG0gA
2020/02/06 12:01:59    (33Ctkn6/)
おばさん様
前のには書いてません。それなりに気を使ってくれたんですかね(汗)
26
投稿者:おばさん ◆g.MrtWgOoA
2020/02/05 23:35:15    (8KRkYtYe)
トモミさん、大変でしたね。
でも、やすくん版には、そのエピソードは、全く書かれてませんでしたよね?
そんな所にもやすさんの優しさが、現れてますね。
25
投稿者:トモミ ◆gy.TeW24SQ
2020/02/05 21:06:56    (mIy3SKyl)
11月下旬。
その日は天気が悪くて、昼過ぎから私の部屋でくつろいでいました。やす君は冬休みに入ったら合宿免許に行く予定なので、こういう時間は貴重です。

出来上がってきた成人式の前撮り写真を見てもらった後で、やす君が不意にテーブルの下に置いてあったファッション誌を指し「これ見てもいい?」と言うので「うん」と答えるとその雑誌を手に取りました。

「ん?何これ?」

雑誌の下に置いてあった、その存在のことを私は完全に忘れていました。
私が止める間もなく、やす君は雑誌をその脇に置いて白い紙を手に取ります。

(ヤバい・・・・・・)

やす君はそれを見ます。

「どういうこと?」

「大丈夫なんでもないから気にしないで」

「いや、どうしたの?」

「本当に何でもないの」

「いや・・・気になるから」

それは、○○産婦人科と書かれた病院の領収書でした。私が一週間前に行った時のものです。

「大丈夫なの、本当にそういうのじゃないから」

たまに『ナマ』ですることもあったので、その可能性はありました。ただ、やす君が今、心配しているであろうそれを否定します。

「じゃあ、なに?」

「うん、ちょっとね。本当に大丈夫だから」

「トモミ、ちゃんと言って。大丈夫だから」

お互いが主語をはっきりとさせないまま『大丈夫』の応酬です。

「本当に、安心してって。できたとかじゃないから」

「じゃ、どっか悪いの」

本当のことは言えません。けれど、テイのいい言い訳も見つかりません。

「ううん。大丈夫・・・」

「え?何?本当に言ってよ」

「大丈夫なんだって」

「できたんでしょ?」

「違うよ」

私も苦しくなってきました。けれど、理由を言いたくはありません。
やす君は一度、大きく深呼吸をしました。

「俺、大丈夫だよ。もしそうでも働きながらでも学校行くし。だから、正直に言って」

(どうしよう・・・やす君が真剣だ。そして、私が妊娠したと思いこんでる・・)

「うん、でも本当に本当にそうじゃないから」

「じゃ、どこか悪いの?」

もうこの繰り返しです。

「ううん、大丈夫だよ」

「調子悪かったの?」

「そうでもないんだけど・・・」

「言いづらいことかもしれないけど、トモミも逆の立場だったら心配でしょ?だから言ってよ」

「うん・・・」

「なに?」

今度は私が深呼吸をしました。一度は決心をしたつもりでしたが、やっぱり言い出す勇気がでません。そんな私をやす君は急かします。

「トモミ大丈夫だから、ほら言って」

「うん、あのね・・・」

私は、つい一週間前のことを話しました。


いつぞや、やす君がラブホテルで買ったピンクローターを私が持ち帰ってから、それでたまにオナニーをするようになっていました。
いつも、それをクリトリスにあててから中へ入れていました。その日も同じように・・・して、終えて中から取り出す時に悲劇は起きました。
振動部につながる紐を引っ張って取り出そうとすると、紐が切れました。
私はなんとかそれを指で取り出そうとしますが、取れません。焦ります。
綿棒なども使って試みますが、取れませんでした。

(どうしよう・・・どうしよう・・・)

試行錯誤して、いろいろと試しましたが結局は取れませんでした。
ただ、このままにしておく訳にはいきません。

恥を偲んで翌朝、病院へ行くことにします。
携帯電話で調べた女性の先生の病院です。

その病院へ行くと50代ぐらいの女性がコンシェルジュとして、受付前に簡単に話を聞いてくれます。
言葉を選んで、説明したいのですが上手く言葉が出てきません。

「あの・・・その・・・」

「大丈夫ですよ。安心して話してください」

その言葉を信用して、説明します。

「あの・・・オモチャの紐が切れてしまって、それで、その・・あそこから取れなくなってしまって・・・」

「そうなんですね。安心してください、大丈夫ですよ。じゃ、あちらでまず受付しましょうか」

そう、優しく私を受付へと案内してくれます。

「はい・・・」

受付を済ませてから、座ります。周りはお腹の大きいママさんが沢山いて我が子の誕生を待ちかねているその表情からは幸せな雰囲気を漂わせているように感じます。
そんな中、こんなことで病院に来ている私という存在が恥ずかしくなってきます。

しばらく待つと、私の名前が呼ばれ診察室へ入れられました。検索したとおり女性の先生です。

先生はあまり私に詳しく尋ねたりはしませんでした。

「いつからですか?」

「昨日の夜からです」

「はい、わかりました。じゃ、この台に下着を脱いで乗ってくださいね」

言われた通りにします。
映画やドラマなどで見かける、あの台に乗りました。

(毛も無いし、オモチャ使って・・・嗚呼、絶対に先生、私のことそういう人だって思ってるよね・・)

先生が

「はーい、ちょっと見ますね。冷たいけど我慢してちょうだいね」

私からは見えませんが、金属の器具であそこを拡げられているのが分かります。

「はーい、ちょっと我慢してねぇ」

そのまま拡げられて、私の中のローターが取り出されました。
そのまま消毒もされます。

昨晩、あんなに苦労したのに実にあっさりと取ってもらいました。


やす君は明らかに笑うのを我慢しています。だから、言いたくありませんでした。さっきまではあんなにシリアスな顔をしていたのに・・・。

「もう大丈夫なの?」

にやけた顔で聞いてきます。

「大丈夫」

恥ずかしくてたまりません。だいたい、このあとの会話も想像がつきます。

「トモミ、あれ使ってオナニーしてたんだ」

「・・・」

やっぱり、思った通りです。
やす君はローターをラブホテルで買って以来、それを見てもいませんでしたが、私はそれをこっそりと使っていたこと、そもそもオナニーしていたことを・・・そして、それで病院に行ったことを今知り、とても嫌らしい顔をしています。

「ねぇ・・・トモミもオナニーするんだね」

「・・・・・」

一度、夏に自分でするところを見せたことはあったけど、普段から1人でもしていたこを知られて恥ずかしさでいっぱいになります。

「トモミえっちだよね」

にやついた顔でそう言ってきます。その顔が憎たらしくてたまりません。
私は返答できません。

「トモミのオナニーまた見たいな」

「やだよ・・・」

「いいじゃん、もう一回見せてよ」

「やだって・・・」

「いつもしてるみたいに見せてよ」

「いやだってば」

「お願い。一生のお願い」

「それ何回か聞いたことあると思う」

こうなってくると、折れないやす君。

「わかった、今日見せてくれたら、もう見たいって言わないからさ。お願い」

「本当に?」

「本当に。もう言わない」

「絶対だよ・・・ぜ・っ・た・い!!」

「うん。分かった。俺さドアの隙間から見てるから、1人だと思ってしてね。あと、裸でお願い」

「注文多くない?」

「だって、これっきりでしょ。いいじゃん」

「もぉ・・・」

やす君は部屋を出ました。ドアの隙間からはやす君の姿は見えない程の小さな隙間です。私は、服を脱いで下着も取ります。

ベッドの上に足を開いて座ります。ドアの外からは音もしません。
それでも確実に見られているのかと思うといつもとは違います。

左手で胸を触り、右手をクリトリスに向けるともう濡れていました。
乳首を転がすように撫でて、クリトリスを刺激します。クチュという感触がします。次第に興奮してきました。

覗いているやす君を意識しながら、わざと少し音がするように触ります。
普段は声は出しませんが、今日は違います。

「んんんぅ」とか「はぁっっ」と喘ぎます。

いつもはクリトリスだけのオナニーですが、指を中へ1本挿れました。

「やす君・・・はぁっ・・」

と声を出します。
興奮の度合いが上がってきます。

「お願い、やす君もう来て・・・」

動きはありません。もう一度

「やす君ってばぁ、お願いもう来て。ねぇ、しよう・・・」

そう言うと、やっとドアが開きました。
やす君は私の隣に座り

「いつも、こんなえっちにオナニーしてるの?」

変わらずのいやらしい顔で聞いてきます。

「今日は特別だよ・・・」

「そうなんだ。もうしたくなっちゃったの?」

「うん・・・えっちしたい・・」

「もう、しょうがないなぁ」と言わんばかりの顔でやす君が脱ぎました。
服を脱いだやす君が

「トモミ、俺のこといっぱい気持ちよくしてみて」

と言って、仰向けになります。

「うん」

キスをしてから乳首を触りながら耳、首と舐め回します。
だんだんと下がって行って、乳首を舐めます。もう勃っている乳首を舌で弄るとやす君が喘ぎ声を出します。
舐められて濡れた乳首を触られるのが好きなやす君。

「ぁあっ・・トモミ、すごい気持ちいい・・・」

私はこれを聞くと幸福感が増します。いつもより長めに乳首をしてあげてから、おちんちんへ移動しました。手のひらでおちんちんの先っぽをこねくり回すようにしてタマタマを舐めます。

「んんんぅ・・・」

悦ぶやす君。
タマタマを口に含むようにして口の中で、そこに舌を這わせます。

「あああぁっ・・・」

それから、おちんちん全体を舐めてから口に含んでスロートです。
口だけでフェラチオをして両手で乳首を触ってあげると、悶えるやす君が可愛いです。

突然、やす君が

「こっちにお尻むけて・・・」

最初、言われている意味が分かりませんでした。

「トモミ、覆いかぶさるようになってこっちにお尻向けて」

ホテルのAVでは観たことのあった、69を示唆しているようです。
言われたとおりの体勢になって、やす君のを咥えます。が、舐められながらだと上手くできません。

おちんちんを咥えながら

「んぅっ・・・んぱぁっ・・ううっ・・・」

声が出ます。

「やす君・・・だめこれ、できない・・」

フェラチオに集中できないということを伝えます。

「しょうがないなぁ」

と言いつつも、やす君はどこか嬉しそうでもあります。
私が寝るようにされて、やす君はクリトリスを舐めてきます。

「あぁぁ・・・」

やす君も私と同じように舐めながら、両手で乳首を攻めてきます。

「んんんぅっ・・・やす君、気持ちいいよぉ・・」

やす君がクリトリスを吸うようにします。そして、右手が乳首からおまんこに移ってきました。吸われながら指を挿れられます。

「んんあぁっ・・・はあっ・・」

「トモミ、凄い濡れてるよ。ヌルヌル・・・」

「言わなくていいからぁ・・・」

しばらくされるとグチュグチュと音がしてきます。

「んんぅ・・・やす君もうしよっ・・」

「うん」

やす君が私のベッドに常備されているコンドームを取り出して、着けます。

(今日はゴムするんだ・・・あんなこと話した後だからかな・・)

やす君はコンドームを装着した、おちんちんをおまんこにあてがうと

「トモミ、お願いしてみて・・・」

そう言われるのは久しぶりのような気がします。

「やす君のおっきなおちんちんでトモミのえっちなパイパンおまんこいっぱいにして下さい・・・」

「トモミえっち~」

「早くぅ・・・」

そう言うと、やす君のおちんちんがゆっくりと挿ってきました。キスをしながらやす君が動きます。

「んんぅっ・・気持ちいいよ・・・やす君・・」

「俺も」

「ねぇ・・・乳首舐めて・・」

やす君は私のおねだりを聞いてくれます

「あぁっ・・・んぬぅっ・・ぁあっ・・」

「気持ちいい?」

「うんっ・・・気持ちいいよっ・・」

やす君が私の上体を抱えるよう起こします。私が動きます。
やす君はまた私のおっぱいを舐めてくれます。

「あぁっ・・やす君、今日やばいかも・・・」

「ヤバいって?」

「凄い気持ちいい・・・」

腰を前後に動かしながら、言います。

「イキそう?」

「うんっ・・・イキそぉ・・乳首吸って・・」

やす君は言った通りにしてくれます。
やす君の首に回す私の手に力が入ります。

「ぁぁあっ・・・イクぅ・・」

「いいよ。トモミ、イッて・・・」

「うんんぅ・・・イクっ・・」

私は恥ずかしながら、自分で動きながら絶頂を迎えてしまいました。そのまま、少し呼吸を整えてからまた寝かせられます。

抜かないで体位を変えるのはいつものことです。
また正常位でやす君が動き始めます。

「んんっ・・・はぁっっ・・」

「ああ、トモミ・・・」

「やす君・・・ぁあっ・・」

「俺もさっき我慢してたから、もうヤバい・・・」

「うん、いいよぉ・・・」

やす君がイク為に動きを速めます。

「ああぁっ・・・んんぅっ・・」

「イク」

やす君のおちんちんがイッたことが中から伝わってきました。


後処理を終えて2人でベッドで横になります。

「凄い気持ち良かった」

「俺も」

優しくキスをしてくれます。

「ねぇやす君。ちょっと休んだら、またしよっ」

「うん、もう一回する」

そんなことを話しているうちに眠ってしまいました。
物音に気付いて目を覚ました瞬間

「あれぇ~トモー?居る??」

目を開けた時には「時既に遅し」でした。
ドアを開けた姉と目が合います。

「あ、ごめん」

慌ててドアを締める姉。

私達の大部分は布団で隠れていましたが、何も纏っていない両肩が出ていました。何をしていたかは明白だったはずです。

慌てて、2人で服を着ます。時計を見ると19時でした。

私だけ部屋から出て、姉に

「ごめん、まだご飯の準備してなかった」

と言うと

「仲良いねぇ」

と意味ありげに微笑まれて恥ずかしくなります。
それを遮るように

「何食べる??」

と姉に聞くのが精一杯です。


~続く~
24
投稿者:トモミ ◆/e483uG0gA
2020/02/05 19:19:26    (mIy3SKyl)
嬉しいご感想をありがとうございます。
ぜひ今後も読んで頂ければと思います。

わざわざ、コメントありがとうございます!
23
投稿者:HK-69
2020/02/05 16:31:18    (Gyl3nArE)
昨日からめちゃくちゃハマってしまい、仕事中にも関わらず読みふけってしまい、最新話まで追いついてしまいました!
元ネタを知らないので、他の方のコメントが気になりますが、楽しみにしてますので、更新よろしくお願いします!
22
投稿者:トモミ ◆gy.TeW24SQ
2020/02/05 15:00:58    (mIy3SKyl)
10月中旬。
やす君と付き合ってから1年が経ちました。私はこの一周年をちょっと面白く過ごしたいと計画しています。そして、この日の為にアイテムを準備しました。それを持ってやす君の家に向かいます。

「あれ、なにそんなに持って来たの?」

いつもより荷物が多い私を見て驚いています。

私は持ってきたものを部屋に広げます。
黒のローファーに高校生がよく持っている布製のカバン。

「えっ!?なにこれ・・・?」

「制服デートしよ!」

「えっ!?」

「してみたかったんでしょ?モテない男子高校生のやす君は」

「そうだけど・・・今から?」

「もちろん!」

やす君が前に、放課後にデートとかしてみかったと言っていたのを覚えていました。それを叶えてあげようということです。

「本当に??」

「うん。じゃなきゃ買ってこないでしょ笑)」

「マジか~・・・誰かに見られたら恥ずかしいな」

「そんなに友達多くないでしょ(笑)さ、着替えた着替えた」

やす君が渋々、実家から持ち帰った制服に着替え始めました。私もやす君の家に置いてあった制服に着替えます。やす君がブレザーで私がセーラー服です。

なんだか本当に高校生みたいです。
私達はいつものカバンから学生カバンに持ち替えて、真新しいローファーを履いて外に出ました。

肩にカバンを掛けて手を繋いで歩きます。

「どこ行く?」

やす君が聞いてきます。

「とりあえず、街に出よっか」

電車に乗って街へ出ました。
他の高校生と同じようにゲームセンターでプリクラを撮ります。
それから、ファーストフードへ行って、撮ったばかりのプリクラをやす君がとても照れ臭そうに見ています。

「男子校だった恨み少しは晴れた?」

「うん。結構楽しい」

「良かった、良かった」

「トモミもさ、高校の時こんな感じでデートしてたの?」

「こんな感じではないかなぁ~田舎だし」

「そうなんだ。どんな感じだったの?」

「えー放課後一緒に帰ったり、コンビニ行ったり、たまにショッピングセンターに行くくらいだよ」

私の地元には映画館もない田舎なので、高校生のデートはとても限定的です。
ふと、やす君の表情が曇りました。

「あれ、ヤキモチ妬いちゃったの?」

「違うって・・・」

「絶対そうでしょ?そんなにお餅焼かれても食べれないよ(笑)」

このぐらいのヤキモチは少し気持ちが良かったりもします。

数時間のデートを終えて夕方、私達はスーパーに寄って帰ることにしました。スーパーまでの途中、道端で頭から血を流して座りこんでいるおじいちゃんがいました。
やす君が近づいて声をかけます。

「大丈夫ですか?」

おじいちゃんは「大丈夫、大丈夫」答えますが、額から流れる血はメガネを真っ赤にしています。

「トモミ、ティッシュある?」

私は学生カバンからポケットティッシュを取り出して、そのままやす君に渡します。
やす君はそれを、おじいちゃんに渡しますが受け取りません。

「おじいちゃん、これで拭いて」

「大丈夫だから」

少し酔っていそうです。

「おじいちゃん、大丈夫じゃないでしょ。ほら、これ」

再度、ティッシュを差し出します。それでも、受け取ろうとしないおじいちゃん。
やす君は何枚かティッシュを取り傷の辺りにをあてて、聞きます。

「おじいちゃん、どうしたの?」

おじいちゃんは、「転んでしまって」と言いますがやはり酔っているようです。
私は何もすることができずに、立ちすくむばかりです。

やす君はおじいちゃんに話し続けます。

「家はこの辺?」
「自分で帰れないでしょ?」

傷口にあてたティッシュは、おじいちゃんが自分で抑えるようにはなっていましたが、それも最早真っ赤です。
やす君がそれを見て

「おじいちゃん、傷口大きいみたいで血が止まりそうにないから救急車呼ぶよ」

おじいちゃんはそれを断りますが、「ダメだって」とおじいちゃんを説得します。やす君が私に

「トモミ、救急車に電話して」

「うん」

私は携帯電話を取り出しましたが、動転していて救急車が何番か分かりません。

「何番だっけ」

「119番」

やす君に教えてもらって、電話しました。繋がると色々と聞かれますが上手く答えられません。

「ちょっと待ってください」と告げて、やす君に携帯電話を渡しました。

近くの電柱を見て住所を伝えたり、おじいちゃんの状況を冷静に伝えています。

10分ぐらいで救急車が来て、隊員の方にも同じように状況を説明していました。
最後に隊員の方に連絡先と学校名を聞かれます。

「○○大学です」

そう答えると、隊員の方が「?」という顔をしました。やす君はそういう顔をされて少し怪訝そうです。

「大学生なの?」

「はい」

そう答えたところで、その意味が分かったみたいです。
私達は制服を着ているので不思議そうにするのは当たり前です。

「いや、これはちょっと・・・行事で・・」

「そうですか」

ちょっと恥ずかしそうにするやす君を見て微笑んでから、隊員の方は救急車に乗り込んで行きました。

私はやっとここでほっとします。

「おじいちゃん、大丈夫だといいね」

「そうだね」

私達は今あったことを話しながら、帰宅しました。

家に着いてから、冷静に思い返してみました。

「やす君凄いよね、あんな風にできて。私ドキマギするばっかりで何もできなかったのに」

「あぁ、俺も前そうだったんだよね」

「どういうこと?」

高校生の時に駅のエスカレターに乗ろうとした瞬間、上からおじさんが倒れてきたそうです。エスカレターのギザギザ型の傷がついた頭から血を流して気を失っているおじさんを目の前に何もできずに立ちすくんでいると「何やってるのー男の子でしょ!!」と後ろからおばさんの叫び声が聞こえて、駆け寄ってきたそうです。そして、そのおばさんがエスカレターの緊急停止ボタンを押した後で2人でおじさんをエスカレーターから引きづりだし、おばさんが怪我の手当をして、やす君は言われるがままに救急車を呼んだことがあったそうです。
そして後日、学校の全校集会で校長先生から「人助けをした」と褒められたけど、本当は何も出来なかった自分をとても恥じたということを話してくれました。

「そのおばさんの声が刺さったんだ?」

「うん、すごい刺さった。だから、もし次こういうことがあったら、しっかり動けるようにしようっていうのを強く思ったよ」

「そうなんだぁ。今日かっこよかったよ」

素直に思ったままに伝えました。

「でもさ、よりによって何で今日だったんだろ。恥ずかしかったよ・・・制服」

「あははっ、そうだね」

「お天道様は見てるってことか」

「そうかもね(笑)」

頼もしいやす君を見る機会があまりなかったので今日は本当に見直しました。いつもとぼけてばっかりだけど、こういう一面があったことに驚きます。
お互い様なのかもしれないけれど、一年じゃ知らない面がまだあるんだということに気付かされます。
これからどんどん、そういう面を知ってもっと好きになっていけるとしたら、そんなに素敵なことはないと思います。そうなれたら本当に幸せだなぁ。


~続く~
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