後輩と飲んだ帰りに遭遇した出来事です。
普段なら、座って帰れる時間帯なのに、
その日は人身事故の影響で混んでいました。
終電間際という事もあって、車内はギュウギュウ詰め
状態の中で、僕は乗り込みました。
閉まるドアに無理やり乗り込んだ僕は、ドアに寄りかかる状態で
眠るつもりで目を閉じました。(乗った側は当分開かないので)
電車が動き始めて少ししたら、下の方がモゾモゾし始めて…
初めは、
『近くに立ってるサラリーマンのカバンが当たってるのかな~』
って、くらいしか思ってませんでした。
でも、そのモゾモゾ動く物が微妙に動くから、
反応してきてしまって…
気が付いた時には、僕のムスコは元気100倍でした。
(きっと、ご無沙汰だったせいもあると思います。)
さすがに、サラリーマンのカバンで反応してしまったとなれば、
『どんだけ?』って、自分自身、酔っていても思います。
だから、精一杯目を開けて周りを見渡しました。
………?
…おろ?
その時、初めて気が付いたのですが…
近くには女の人しか立っていませんでした。
週末、遅延って事もあってか、僕と同じように酔った乗客
いっぱいいました。
でも、まさか自分の周りが女性だらけとは思ってもいなく…
では、『さっきまでモゾモゾしていたのはなんだろか…?』
そんな事を思いながら、また目を閉じる事にしました。
職場から最寄りの駅まで、およそ電車で30分程度。
再び、目を閉じて電車に揺られている時に、
またモゾモゾと動き始めたのです。
さっき、確認した時、
僕の周りには女性しか居ない事を把握していました。
『痴女?』
薄眼で目の前の女性を、見たら…
真っ赤な顔して、僕のムスコをスリスリしてました。
電車の揺れに合わせて強弱つけるものだから…
情けない事に、ちょっとだけ出てしまいました。
正直、これは責任を取ってもらおうと、
思い切って、小さな声で話しかけまし。
『いま、触ってましたよね?』
『………。』
『触りましたよね?』
『………ぅっ。』
……?
どうやら、声をかけられるとは思っていなかったらしく…
シクシク泣き始めてしまいました。
無理やりにでも、ホームに降ろしてやろうかと思いましたが、
さすがに泣かれてしまったら、何もできませんでした。
彼女が降りる駅が、自分と同じであったのなら、
きっと最後までイケたと思いますが…。
次の日、仕事だった為に深追いもせず帰宅しました…
結果、自宅に帰ってから、電車での出来事を思い出しながら
自分で慰めました(ー ー;)
また会えないかなぁ~あの子(笑
※全然、面白くなかったと思いますが…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。