酒の味と、ショットバーの楽しさを覚え始めた30代半ば
の頃。
いつものバーでバーボンのロックをカウンターで飲んでい
ると隣に歳の頃なら30後半から40代半ばの熟女が座っ
た。
彼女とは面識がなかったが、30分も経つと会話するよう
になった。
清楚な雰囲気を醸し出していた彼女は、薄いピンクのブラ
ウスに白のジャケットを羽織り、濃紺のフロントファスナ
ーのタイトスカートだった。
ブラウスのボタンは上から二つ外されおり、スカートのフ
ァスナーも10センチほど裾から上げられていたので、膝
から太ももに掛る程度が見え隠れしていた。
ちょっとそそるタイプの女性だ。
時折視界に入る、ぎりぎりの胸元と太ももが目に焼き付き
次第に悶々としてくる。
俺の股間が疼いてきた。
そんな俺の状態を知ってか知らずか、酒がすすむにつれ彼
女は動きが大きくなり、益々きわどい部分を見せてくれた。
ボディータッチも激しく、腕や腿を触ってくるので危ゆく
膨らみ掛った股間に触れそうになる。
いつの間にか店内はほぼ満席で俺たちの相手をしてくれて
いたマスターも客の対応に大忙しで、周囲のざわめきで会
話がしずらくなったこともあり、俺と彼女はほぼ肩と膝が
密着するほど、近づいて会話をした。
すると彼女の手は、俺の太ももの上に乗せたままになった。
心臓が高鳴る。
やがて彼女の手が行き場を探して微かに動き始めた。
その方向は膝へ向かい、一旦止まると今度はこちらに向か
って上がってきた。
そして、先ほどまで置かれていた場所を通過し、更に上へ
・・・。
その先は・・・まさか!?
彼女は平然とした表情で、好きな映画の話を俺にし続けて
いる。
半勃ちした股間の直前で手が止まった。
その瞬間、彼女は一瞬小悪魔のような笑みを浮かべる。
そして、手が内腿へ滑り落ちていった。
両腿の間に挟まった彼女の手に促され、俺は脚を開いた。
するとその手平は俺の方へ90度曲り、陰嚢を優しく撫で
始めた。
細い五指がそれぞれ繊細に動き回り、表面を摩る。
彼女は相変わらず話を続けていて、時々俺に
「ね?どう思う?」
などと平然と質問してくる。
「あ?えっ?なにが?」
「もう!(笑)」
話の内容が耳に入っている訳がない。
パンツの中で丸まったまま、変な形で勃起している息子。
ものすごく歯がゆい気分で、ポジションを直して上に向け
たい衝動に駆られる。
すると彼女は、そんな俺の気持ちを察するかのごとくジー
ンズの上から竿を掴み、中で回転させるように多少強引に
上へ向けてくれた。
今度は指先が陰嚢から亀頭に向かって何度も往復し始めた。
彼女は話を続けながら、俺の顔をじっと見つめて反応を楽
しんでいるように見える。
彼女は45度の角度で俺を向き、スカートのファスナーを
上げていった。
そして股間が見えるか見えないかの位置で止める。
若干状態を屈め気味にし、こちらから胸元が覗ける態勢に
なる。
俺のペニスは臨界点に達していた。
そんな状態の硬さを確かめるかごとく、彼女の指先は竿を
ツンツン突ついた。
彼女の濡れた唇の両端が微かに吊り上がり、不敵な笑みを
作っていた。
彼女の手はパンパンに膨らんだ股間を弄び続ける。
歯がゆさともどかしさで気が狂いそうになる。
まるで天国で受ける拷問だ。
彼女の指先がファスナーを摘み、ゆっくり下された。
そして開いた隙間に指先が侵入してきた。