妻の美咲(33)と妻の同級生でバツイチの香織、そして私の悪友剛(36)の四人で去年の年末に忘年会を開きました。
香織はバツイチで欲求不満に違いない、勝手な妄想を抱いた剛は嫁に残業で徹夜になるかもと嘘を言っての参加です。
二次会はお決まりのカラオケで大いに盛り上がり、美咲も香織もかなり酔っ払ってスカートの裾が多少捲れても気にしていません。
久しぶりに見る嫁以外の太ももに、私の股間も剛以上に熱くなっていました。
三次会はこのままラブホのパーティールームでもいいんじゃない、善からぬ計画を頭に抱き始めたその時、香織の携帯が鳴り、香織が話をしに表に出ました。
しばらくして戻った香織が開口一番、
『彼氏が迎えに来てくれるらしいから私はそろそろ…』
『嘘っ!
あんたこの前彼氏おらんって言うてたやん』
『あの後出来てん、まだ1ヶ月やけど』
嘘でしょ
こんなけ盛り上げたのは何やったんや
剛の落胆ぶりは悲惨なほどでしたが、仕方ないとはこの事で、香織と彼氏を笑顔で見送り、さぁ帰るかと時間を見ると終電もいま出たところ…
どうする勿体ないけどタクシーで帰るかとタクシーを探すも、忘年会シーズンで全く見つからない、もう歩くのもしんどくなってきて、ふと見るとラブホのネオンサイン
『三人でここ入るか、ふた部屋取ればいいし』
どこでもいいからちょっと横になりたいという妻、今さら家に帰れないからと賛成する剛、三人の意見が一致してそのホテルに入るとこれがまた満員、待ち合いのアベックが三人で入ってきた私たちに好奇の目を送ります。
『部屋ふたつって無理かなぁ』
『ただいま満室でございます。もうしばらくしたら清掃中の部屋がひと部屋は開きますが…』
とりあえず三人でそこに入る事にした私たちは、ラブホのエッチな雰囲気と酒の力も手伝って、もうこのまま三人で一緒に寝ようかという話になりました。
『ここの風呂、大きな露天風呂があるよ、せっかくだから三人で入っちゃう』
恥ずかしいよ~という妻をバスタオルで軍艦巻きにし、三人で露天風呂に浸かりビールを飲むと、なんか旅行に来たみたいやなとテンションが上がりました。
『一人だけバスタオルなんかやめようや』
『そうそう裸の付き合いしようや』
酔っ払いの剛と私がそう言って妻に詰め寄ると、
『別にいいよ
じゃあ、はい』
酔っ払いの妻は私たちの言葉通りにバスタオルを外しハンドタオルだけで体を隠しました。