私が娘のハメ撮りしている動画ファイルがPCに置いてあるのをうっかり見てしまって、娘を激怒させてしまった。
それでまだ17歳なのにもう家を出ると連呼し始めて事情を把握できていない旦那はあたふたしていたけれど、私は娘を腹を割って2人だけで話そうと夫婦の寝室に連れて行った。
まずは動画を見てしまった事を謝罪して、私は一本のビデオテープを取り出してビデオデッキに入れた。
そこに記録されていたのは私のハメ撮りだった。
確か年齢は娘と同じくらいの時に撮った映像だ。
娘は「は?これ母さん?なんで...てか相手父さんじゃないよね。」と画面を食い入って見ていた。
「これ初カレとの動画。当時の彼が上手くHしたいからと言って研究の為に撮影したのが始まりだったんだけど、こういうのにハマっちゃってね。」と私は言った。
「父さんはこれ知ってるの?」と娘は聞いてきたけど「どうだろうね、あえて見せたことはないけどね。」とぼかした。
本当は旦那の趣味嗜好のために取っておいているのだけれど、娘に父親のマゾ性をバラすのは父娘共に可哀想なので黙っておくことにした。
「それより、こういうのを見た見られたって事だけで家族の関係が壊れるのは馬鹿馬鹿しいと言いたいわけよ。というか彼氏ができておめでとうとまで言いたいわ。」と言うと、娘の中の世界観が一気に崩れたらしく、髪の毛がボサボサになる程両手で引っ掻き回して「マジか〜てか、母さん私と同じ髪型してるし〜」と呟いていた。
「このビデオの彼がそうだったから言っておきたいんだけど、あなたの体だけが目的の男かどうかは見極めなさいね。」とだけ言っておいた。
娘の癇癪はこれをきっかけに収まって、家を出ていくと騒ぐことは無くなった。
後日、娘は彼氏を私に紹介してくれた。
見た感じでは娘の方が尻に敷いてるくらいでまずまず対等な関係を築けている様なので、この男なら大丈夫かなというのが率直な感想だった。
続くか別れてしまうかは別として。
というか内心、娘と私で喘ぎ声が似てるなぁと思った。おっふ、おっふって感じで。