家に入り、それぞれにうがいやシャワーをしました。
シャワーから正人さんが出てくると、母は準備したお茶を
テーブルに並べていました。
テレビを付けると朝のニュースが始まっています。
九州が話題の内容だったので、数分食い入るようにテレビを見ていました。
すると突然、喘ぎ声が聞こえてきました。
振り向くとテーブルに手をついてバックで入れられている2人の姿がありました。
私はその2人を見ていましたが、あちらは全く私がいないものと
思えるほど2人の世界に入っているようでした。
後から聞いて納得しましたが、正人さんはこの時点で
私と再会したあとまだ一回もイってなかったのです。
まるで獣でした。
ただ荒々しくもどこかに愛を感じる情交でした。
私はそっと2階の部屋に逃げようと思っていましたが
動いた瞬間「そこにいろ」と言われてしまいました。
そして家のいろんなところで交わった二人がおさまったのは
朝8:30を過ぎていました。
二人はそのまま浴室へ行きさっぱりして出てきました。
テーブルに3人座ると、正人さんは母に向かって
「ありがとう!」と言いました。
母は笑顔で「私も」と返しています。
そして病気に関しお見舞いの言葉
それとお見舞金の封筒が2つありました。
1つはKさんからでした。
母はそのお金を正人さんへの返済に充ててほしいを懇願しました。
しかし正人さんは受け取りませんでした。
「完治したらその話をしましょう!」と
母は私に向かって頭を下げました。
本来、親として見せるべきでないものを
この2年間たくさん見せてしまったと。
私は母に負担をかけてしまったと大泣きしました。
ただ、母は凛として一切涙を流しません。
そして泣き止んだ私に「早く正人さんに完済なさい」といい
正人さんに向かっては
・完済したら紗枝を自由にすること。
・母が返金援助したらそのお金は必ず受け取ること。
・孫2人には絶対負担をかけないこと。
・母との縁を切ること
この4つを約束させようとしました。
しかし正人さんは
「人間は縁で結ばれているので縁切りは約束できません。」
「それ以外の3つはお約束します。」と
母は何か言いたそうでしたが、「わかりました」と返しました。
そして私に向かって
「2人で話すことが沢山あるでしょう?」
「アリバイ作りは協力するから明日まで自宅に帰りなさい。」
「私は眠たいのよ」
そういって、玄関に追い出しました。
靴を履いていると、母が泣くのを我慢している表情でした。
そして私に「最後にもう一回だけ正人さんとキスしていい?」と聞いてきました。
私は笑顔で「いいよ」と返しました。
私は軽いやつかな~なんて思っていましたが
がっつりエロいキスをしていました。
そして私は正人さんと話し合った結果
正人さんと東京に行くことにし新幹線で移動しました。
言わずもながら、新幹線内では爆睡でした。
私は初めて正人さんの東京にあるマンションに行きました。
ワンルームを大きな収納部屋がありましたが、綺麗でそこそこ広かったです。
「2時間ぐらい事務所にでてくるから、横になってていいよ」と言われ
私はベッドに横になり眠っていました。
次に気づいたとき、時間は19時を過ぎ正人さんはソファーで眠っていました。
私がベッドを降りようとしたとき、正人さんは目を覚ましました。
そして時間を確認し
「せっかくお母さんがアリバイ協力してくれるんだ。」
「今のうちに自宅に電話をしたら??」と言ってくれました。
自宅に電話すると次女が電話に出ました。
主人とも若干話しましたが「気を付けて戻っておいで」と言われ
あっさりと電話を切られました。
それから外食し、その夜は乱れまくりました。
そして次の日、私は一人で飛行機に乗るものと思っていましたが
なんと正人さんも出張で一緒に福岡へ行くというのです。
午後の早い便で私たち二人は飛び立ちました。