少し前、といっても数年前の話しだけど、俺は山下通信(仮称)という会社に、派遣社員として勤めていました。27歳の頃です。
派遣社員であった理由は、それまでに正社員の仕事に何度か応募したけど3回連続で採用を見送られたこともあり、(ともかく派遣でも!)と思った事が理由だったと思います。
山下通信の仕事は、時給1550円もらえるだけあって、それなりの専門性と知識がいる仕事でした。簡単にいえば携帯電話アンテナの設置工事なのですが、それら工事に必要な資材(ケーブル類)を図面を見ながら、どのケーブルが必要か?何メートル必要か?そういったものを調べて発注をかけるという仕事でした。
府内の外れにある雑居ビルの中にはいった通信会社。イメージどおり年齢層40~50代の男性が中心のガテン系がネクタイをしたような、そんな雰囲気でした。俺は単身、その会社の中では27歳というダントツの若さであり、そして業界未経験という事もあったから、とにかく藤村さんという隣の席のオッサンには毎日のように仕事内容についての小言を言われていたのです。
何度もやめてやろうか。と思いましたが、気が付けば半年が経過し、そして1年が経過していきました。
仕事については、ある程度は飲み込めるようにもなり、藤村さんからの小言も少なくなりましたが、やはり俺が一人だけ浮いている、周囲のオジサン連中に馴染めない。そんな職場のアウェイ感だけは拭えないまま1年が経過していました。
すると、俺のこの先の1年をガラリと180度変えて行くことになる出会いがあったのです。
それはある女性派遣社員が入ってくる。という話しからでした。
その女性社員は年齢は29歳。職業はキャドオペレーター(設計図面書いたりする人です)建築関係の専門学校を出ているとの事で俺なんかとは違い、業界の事を知っている(どころか、その専門)との事だったのです。
(そーいや、、、2、3週間前、女の人が会社にきて応接室に通されていったな・・・あの人の事か?)と思いました。
会社ではその話しに持ち切りでした。それも当然かもしれません。聞くところによると山下通信に20代女性(30手前だけど)が入社してくる事は過去に例がない事であり、さらに、その女性がけっこう普通に美人さんだったからです(マユがキリっとした凛々しいタイプ)
その女性の名前を滝口千鶴さん(仮名)とします。
来月の1日から来る。といわれている滝口さんの席は、俺のちょうど真正面の席が用意されていました。周辺のオッサン社員はどいつもこいつも鼻の下伸ばして浮かれており、管理職が「お前ら変な事とか聞くなよ。今の時代はうるさいんだぞセクハラに」と言っていました。
そして時が過ぎ、1日になったら滝口さんが予定通りに入社し、そして最初の朝礼で「今紹介にあずかりました滝口と申します。慣れない事で皆様にご迷惑をおかけする事もあるかとは存じますが、よろしくお願いします」と当たり障りのない挨拶をし、、、「滝口さんの席はここねw」と案内されていたのでした。
俺が入社した時はこんな親切だったか?と思いましたが、それを言っても仕方ないですよね。
とにもかくにも。そんな感じで新しい仲間が増えた事もあり、職場の雰囲気が和やかになっていくのを実感しました。女性が一人いるだけでここまで雰囲気って変わるものなのか?とこの時ほど女性の存在感に驚いた事はありません。
そして滝口さんからの入社から2,3日が経過した時の話しです。
俺は喫煙者なので3階の屋外の階段の踊り場でアイコス等の電子タバコを吸っていた時、同じくタバコをする滝口さんとばったり会ってしまったのです。
すると滝口さんですが、俺が考えていた以上に話しやすい、ざっくばらんとした性格の人だったようで、いきなり「なんか、ここのオッサン連中、変なの多くない?w」とタメ口で聞いてきたのです。
(この人、腹わって話せる人やwww)と、何か一気に安堵した俺がいました。
それから俺と滝口さんは、会社の「島田には気を付けたほうがいいですよ。重箱の隅を楊枝でほじくる系のオッサンなので。竹下はチクリなんで気を付けてください。そっこーなんでもチクります。」といった具合に、先輩上司であるオッサン連中の陰口、悪口をいって俺と滝口さんは仲良くなっていったのです。
滝口さんが言うには、俺という存在が年齢が近いという事もあり、そして未だにアウェイの中で仕事をしているという所がすぐに分かったそうです。俺を相手なら話しは出来るけど、オッサン連中はムリだなw って思ったみたいです。
それから俺は滝口さんのお蔭でなんとか以前より職場に居るのが辛くなくなってきたのです。別に滝口さんと特別、付き合ってるとかそういうワケではないのですが、仕事中もプライベートでも、仕事の話しを中心ですがSNSで連絡をしていたり、いろいろと相談事の話しなんかもする関係になっていました。
もちろん、会社の中では俺と滝口さんが裏で繋がっているというのは誰にも秘密なのは言うまでもありません。
俺の方が1年先輩ではあるけれど、年齢が滝口さんのほうが2つ上である事と、仕事の技術は滝口さんのほうが上。そして、性格的なもので俺は完全に滝口さんにマウントを取られておりました。
でも、そんな滝口さんとの姉貴肌の関係に俺は満足していたのです。
そして1~2か月くらいが経過した頃です。職場に滝口さんという紅一点がいる事にも珍しくもなくなり、周囲が慣れてきた頃の話しです。俺は仕事中でもあるのにも関わらず、「想定外。極めて想定外な
事柄」を目撃してしまったのでした。
それは昼の12時丁度の話しです。
この会社のオッサン連中は、いつも昼飯になれば近くの夜は居酒屋、昼間は定食屋という店に外食に行くのですが、事務所の中に俺と滝口さんだけが二人残された時があったのです。(珍しい事ではありませんでしたが)
俺は毎日、毎日、850円~900円もする外食を出来るだけの身分ではないので、最初のうちは何度か付き合いましたが、そのうち手弁当を自分の机で食べるようになっていたのです。
そして滝口さんもインターネットを見ながらコンビニか何かで買ってきたパンなどを食べ、俺も家から持ってきた弁当をパソコンみながら食べており、食後の一服も終わって席についた時の話しです。
滝口さんはその日、「眠い眠い」と言っており、机についた瞬間、ガバッと上半身を机に伏して仮眠をとるようになり、シーン・・・・。とした事務所の中で僕だけがマウスをコチコチさせてネットを見ていたのです。
その時、ふと足元に置いていた俺のカバンの中から、「ピーン」というラインのメッセージ音が鳴ったので俺は上半身を倒して机の下のカバンに手を伸ばしたのですが。。。。すると今までまったく気が付いていなかったのですが、滝口さん側と俺側の机の間に、小さな細長い隙間がある事に気が付いたのです。
この細長い隙間は何も特別なものでもなく、単なる机の仕様上、そういったデザインになっているだけの事でした。ただ・・・・。想定外だったのは、思いのほか滝口さんの足元がのぞき込めるような構図をなっており、急に(もしかして・・見ようと思ったら見える・・?ww)とスリルめいたものを感じ始めた俺は、おそるおそる隙間に顔を近寄らせて接近してみたのでした。
滝口さんはこの時、というか基本、ビジネスルックというか膝までの丈のスカートを着用する事がおおい人でした。ですが、この時ばかりは机の上に上半身を伏して寝ている。という身体の構図の関係か、思いのほか両膝を左右に広げるとう、いわゆる「だらしない格好」をしていたのです。
手元の時計をみたら12時40分。メシを食ってコーヒー飲みながら一服して55分過ぎのギリギリに買ってくる他の連中の事を考えると、少なく見積もっても10分間は自由の時間があるという計算でした。
この時俺は、まるで何かの違法ドラッグでもやっているかのようなドキドキ感、スリル、高揚感に満たされながら机の下に顔をかがめ、、竹下さんの広げられた両膝の中をのぞき込んでいたのです。
窓から入る太陽光線の角度もばっちりでした。スカートの中まで赤赤と太陽光が照らされており、ハッキリと俺の目には、滝口さんがはいている、白パンツが見えたのです。パンツどころか、ゴムの縫い目や繊維の品質まではっきりと見えたのでした。
そして速攻で無音カメラなるアプリをダウンロードし、何枚か撮影する。。
それが・・・・もちろん条件が揃えればの話しですが(滝口さんが昼寝する、スカートで出社している等)俺の昼休みの楽しみになったのです。
結局、この頃から俺は「職場の中だけのただ単に腹わって話せる存在」というものから、「職場以外でも、男と女の欲求を満たせる事ができる関係」にランクアップしたいと本気で思うようになっていました。
この時の俺はその関係になる事が出来るんじゃないか。という自信があったのです。
あれだけ毎日のように連絡し、ほんとうに色んな話しを交わしているので、「飲みでもいきますか?w」と言えば付き合ってくれそうな、そんな確信を抱いていました。
それと意外な方面での、昼休みのパンチラ覗き行為がもたらす性衝動。「マジで普通にHしたい。この人と・・w」と真剣に思うようになっていたのです。
付き合うとか、付き合わないとかは考えていませんでした。ただ普通に飲みに行って、その帰りにでも何かあれば美味しいな・・・w と考える程度でした。
が・・・。もしそれだけで済んだのなら、こうして時間を割いてまであの時の体験談を書こうとは思わなないハズです。実際のところ滝口さんは、俺が思っていたよりも、遥かにHな部分でも気が合う人だったのです。
では区切りのいいとこでいったん、投稿させてください。