アラサーM女です。ご主人さまの命令で、先日した行為の内容をこちらに書き込みます。
(前にすこし書き込んだのですが、内容がかなり変わってしまったのでもう一度書き込みます、すみません)
とある冷え込む夜のこと。私はご主人様のことを、つまらない嘘でひどく傷付けました。
自分が思うことをちゃんと話さなかった罰として命じられたのは、『特定の人物を思い出し、その人とセックスするように最後までしなさい』というもの。
この罰は、個人的にかなり精神的負担が大きい。大好きなご主人さまを差し置き、別の男を思い出しながらいやらしいことをするなんて。どうしてこうもひどい罰を思いつくのだろう、と私は顔をしかめますが、だからこそ、罰なのだと思いました。
誰を、誰を思い浮かべればいいのだろう。焦ります。本当はこんなことしたくない。目の前にいるのは、ご主人様なのに。でも命令は命令、奴隷である私に拒否権はありません。
頭の中に、今まで肉体関係を持ってきた男性を次々浮かべます。たくさんたくさんセックスをした二十代のころ。いちばん覚えているのは、誰?
深呼吸をひとつしたあと、ある人物を思い出すことにしました。前の職場で店長をしていたAさん。セックスをしたのは数度だけれど、最近までSNSを通じてやり取りをしていたので、いちばんハッキリ浮かべられるかな、と。
私はこれから、ご主人さまの身体をなぞりながら、Aさんとのセックスを追想する。服をすべて脱ぐあいだ、どんどんぐちゃぐちゃになる頭の中。こらえるように目を閉じて、恐る恐るキスをしました。
一生懸命、思い出す。Aさんとセックスしたのは、彼の家。薄暗い部屋のベッドの上で重ねた身体。肌の温度と触り心地を、絶妙に整っていない中途半端な顔を、脳内でかたどりながら何度もベロチュー。Aさんの舌はどんなだったっけ。ご主人さまのやわらかい舌とは違って、薄くて、温度は高くなかったような。唾液がべちゃべちゃに絡むけれど、こんなに熱いキスはしたことあったかな。
過去と現実がとけあって、気持ち悪いのに気持ち良い。感情が滅茶苦茶になる一方なのに、私はどんどんトリップする感覚におぼれ始めていました。
次は頬に、首筋に、当てるだけのキス。同時に胸元へ手を伸ばして柔めに乳首を触ります。年齢の割に肌綺麗だったな、自分大好きなナルシストだったしな、とAさんの姿を思い出しながら。私は必死に、昔ヤッた男を思い出して、いやらしいことをしないといけない。ご主人さまの命令だから。命令されて、ぐちゃぐちゃになって、快と不快のあいだでひどく興奮していきます。
乳首をふにふに親指で弄びながら、鎖骨のあたりにちゅっちゅとキス。あの時は、こんなにいやらしい気持ちだったかな。好きでも何でもなくて、ただ求められたから数回ヤッただけ。
私もセックスがしたかっただけ。あ、意外といやらしくてダメダメなサセ子だったなあ。
そんな自分の哀しさも思い出しながら、乳首を舐め始めます。チュッと軽くキスをしてみたり、舌先でちろちろ舐めてみたり。唾液をたっぷり絡めながら、舌全体でいやらしく何度も味わいます。「きもちいいですか」と尋ねてみました。乳首を舐めるのは大好きだし、気持ち良いねと言われていたのを思い出して。
きもちいいですか。Aさん、あの時あなたは喜んでくれていましたか。そして私は、気持ち良かったのかな。疑問がまたぐちゃりと脳を混ぜたところに「きもちいいよ」とご主人さまの声。いや違う、これもAさんの声だと思わなきゃ。ますます感情が混ざって、頭がぼうっとしました。
長くなりましたのでレスへ続きます